第29話
歩き始めた人形
(シナリオ仮題・花びらを踏みにじるな)
フェルゼンとの別れを経験しオスカルは生まれ変わろうとしていた
何よりも男として生きることを決意したのだ
フランス衛兵隊B部隊部隊長の任につくオスカル
(オスカルの役職の後釜は、忘れちゃイヤンのジェローデル)
アンドレはアランのツテで衛兵隊に入隊していた
大工の倅とアランに告げたアンドレだがアランは見抜いてた
「おめえにゃ、俺の大嫌いな貴族のニオイがする」
女の隊長の命令は受けたくない
新隊長の閲兵を拒否するB中隊全員
B中隊の猛者と一騎打ちするオスカル
「いいか!私が勝ったら閲兵式を行う!
もし、負けたら今すぐ衛兵隊を去る!」
この回の後半からオスカルの制服は青い衛兵隊のものに変わります。
オスカルったら
「この間の事(青いレモン事件)私は別に怒ってはいない
だが、記憶にも留めない」って・・・
あたしったら覚えてるんだ〜♪<ババクサ?
んで、オスカルの屋敷を訪れるジェローデル
「あなたの笑顔をひと目、見、それでこの夜は満足でございます」
うひょ!(悶)
第30話
お前は光 俺は影
(シナリオ仮題・君は光 僕は影)
ド・マルデン公爵が暗殺された
犯人はサン・ジュスト
過激なサン・ジュストのやり方に
「ベルナール君、私は気になる、
彼のあの氷のような狂気が」とロベスピエール
続いて、モン・サベール公もサン・ジュストに暗殺される
「隊長!たった今、オペラ座でモン・サベール公が刺されたそうです」
振り向くオスカル
犯行現場のオペラ座へ向かうよう部下に指示するオスカルだったが
言うことを聞くものはいない
「すまない・・・オスカル父を許せ!
お前を女として幸せに育て上げられなかった父を許してくれ
こんな事は今更、言えた事ではないが、お前の本当の幸せを思うのなら素直に自然に女として・・・
わしの一生の失敗であった。いらん苦労をお前に・・・」
オスカルの結婚話を聞くアンドレ
そこに衛兵隊員がからんでくる
「おめえあの女隊長の従僕だったんだってなぁ」
5対1の喧嘩が始まった
やられながら涙を流すアンドレ
「オスカルやめてくれ・・・結婚なんてやめてくれ」
風車の名シーン!
帰宅するオスカルを迎えにきたジェロ−デル
「あなたが近衛を去られて私は気づきました
いつもあなたの爽やかな声と笑顔を求め、澄んだ瞳を追っていた私自身に・・・
愛しています・・・心から」
「あぁ!もし私が貴族などどいう、しち面倒くさい家柄でなければ
あなたの従僕にでも馬丁にでもなってみせるのに」
「貴族である以上、従僕のことを言う資格はない!あなたにも!私にも!」
ブイエ将軍がオスカルの為にベルサイユ中の貴公子を集めたパーティーを開いてくれるという
馬車で歓談するブイエ将軍とジャルジェ将軍を
狙うサン・ジュスト
ブイエ将軍と間違えてジャルジェ将軍が撃たれる
犯人を捕らえるというオスカルに「花嫁衣裳を着てくれる方が嬉しい」と答える父
パーティの日
オスカルを狙う貴公子がドレスアップしてくるオスカルを今かと待ち受けていた
中には、もちろんジェローデルの姿もある
そこへ軍服で現れるオスカル
「これは奇妙な舞踏会ですね。女性が一人も出席されていない・・・ハハハハ」
「やはり連隊長らしい」ジェローデルも苦笑い
原作だと、このパーティには女性も来場しており
オスカルは彼女たちと踊りまくります。
会場には衛兵隊も来て食べ放題・飲み放題
またジェローデルはオスカルにキスを迫ったり
アンドレに
「ぼくにも妻を慕う召使いを妻のそばにつけてやる位の心の広さはあるつもりです」ですと!
イヤな感じ〜
余談ですが、ジャルジェ将軍によると
ジェローデルは長男ではないそうです。
「そうですか・・・オスカルが軍服を着て・・・そうですか
いや、戻ってきても何も言いますまい
あれが正しくて私が間違っているという事だってありえる
ただ、私が望むのはオスカルが、私の娘が決して幸せを求める気持ちを失って生きて欲しくない
と、いう事です。
あれは、小さい時からどんな事でも自分の気持ちを押えてしまう
そんな子だからです・・・」
ワンポイント講座
ジャルジェ将軍編(笑)
思えば、この人がなぁ・・・ふんふん
この回では最期の美味しいトコ、持ってっちゃうし〜
「ジェローデルが気にいらぬのなら、もっと素晴らしい相手を探そう」
と、オスカルに言うジャルジェ将軍
なら、ジェローデルは私に!ワタクシに〜!
原作ではオスカルに
「ジェローデル大尉、君は自分の容姿に自信があるか?」と尋ねられ
「近衛隊に入隊するには、ある程度、整った容姿が必要とされます。
入隊を許されたという事は
少しは自信をもってもいいということなのじゃないかと思っていますが」と
真顔で答えてます。
じぇろ〜♪
オスカルのピアノシーン!またありました!
これだけ弾けたらいいわ〜と思うバイエル黄色で終わったワタシ。
第31話
兵営に咲くリラの花
(シナリオ仮題・女隊長大きらい)
オスカルが衛兵隊中隊長になってひと月
貴族支配の乱れとあいつぐ重税でパリの街は揺れていた
それは明らかに新しい時代を予感するものであった
時の流れを待てない・・・街ではテロリストが暗躍していた
ブイエ将軍、直々にスペインのアルデロス公一家の護衛を仰せつかるオスカル
オスカルは衛兵隊に紛れていたテロリスト
(第29話・歩き始めた人形でオスカルと一騎打ちした猛者)
に危うい目に会うがアンドレ、アランの助けを借り、これを倒す。
アルデロス公一家は、無事、アランクール村に到着した。
その夜、サン・ジュストがアランクール村を襲う!
B中隊のラサール・ドレッセルが国から与えられた銃を無くしたと言う
(ラ・サール・・・原作とアニメで顔が違いすぎ)
憲兵隊がパリの古道具屋でそれを見つけた
売ったのならば、国家への裏切り行為で銃殺はまぬがれない
ラ・サールを憲兵隊に売った!
アランはオスカルに詰め寄る<オスカルの頬を平手で叩いたりしてるし〜
オスカルとアランの一騎打ちが始まる!
今、三部会が開かれようとしている
時はまさに時代のたそがれ
余命いくばくもない王太子ルイ・ジョゼフの身を、愛しむオスカルは
せめて彼に最期の幸せなひと時をと思うのだが
次回
ベルサイユのばら
たそがれに弔鐘は鳴る
おたのしみに