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プラレ番長とは何?
その正体は誰?


俺の名はプラレール番長、呼びにくかったら「プラレ番長」って呼んでくれ
この博物館の館長とは、もう5年来の付き合いになる。
ヤツとは、田舎のおもちゃ屋でプラレール探しをしていたときに出会ったんだが、
その頃プラレールを探してるなんて奇特な人間は日本中で俺だけだと思っていたから驚いたぜ。
そんな訳だから、すぐ意気投合して、しばらくは一緒にプラレール探しをしたもんだ。
しばらくして、奴は故郷に帰り「プラレール博物館」とかいうものをこさえたらしい。
風の噂に聞いたぜ。

俺はよ、1カ所にいるのはきらいな風来坊。
それからも一人でプラレール探しの旅を続けたさ。

−北の街は凍えたぜ−
−南の街ではロマンスもあったぜ−
悪りぃな・・・。俺の思い出話に付き合わせる気はねぇんだがよ。
ちっと感傷的になっちまったぜ。

あのころはよぅ、田舎のおもちゃ屋には古いプラレールがたくさん眠ってたもんだ。
見つけるとよく奴の所に送ってやったりしたもんだ。

近頃は日本中のどこに行っても古いプラレールはさっぱりみつからねえ。
どこへ行っても「神奈川から来た奴が全部買っていった」だの「白いワゴン車に乗った業者が買ってった」だの
そんな話ばっかりだ。どっちもどっちもだなぁ…

無駄な日々を繰り返すうちに、時代は変わったぜ。
俺みたいな古いタイプの人間には
ちょっと住みずらいくなって来たようだ。

何でも古いプラレールはインターネットで買うようになったっていうじゃねえか。
しかも、もう定価じゃ買えねぇときてやがる。
俺もよ、地方を回るのも休みにして、しばらくはここに世話になることにした。

ここの館長はいい奴なんだが、ちと真面目すぎて俺に言わせると遊び心が足らねえな。
古いプラレールを送ってやっても、写真を撮るとすぐにビニールをかけて収蔵庫にしまいこんじまうし、
やれマークがどうの箱のデザインがどうのと、分類することばかり熱心で・・・
もっと・・・こうよ!上手く言えねぇけどよ・・・
込み上げてくるプラレールに対するソウル!そう!魂の叫びを熱く書き綴って欲しいんだよ!

でもヤツは「おれはこういう性格だから…」と全然、改めようとしねぇんだ。
仕方がない。そういうヤツなんだ。いいヤツなんだ。それだけはわかってやって欲しい。
俺からもお願いするぜ。

このままじゃらちがあかねぇんでよ。
俺が替わりに部屋を作ることにした。
題して「プラレ番長の部屋」だ。
博物館を訪ねたときにちょっとここへも付き合えよ。
あんまり役に立つことは書いてないと思うけどよ。

俺の好きなプラレール 番長想い出の店 番長の独り言
俺が好きだという基準だけで
プラレールを紹介するぜ
2000/12/3オープンしたぜ!
俺がプラレール収集で回った
想い出のあの店この店を紹介するぜ
独り言だ気にすんな
2000/7/9オープンだ!