イクスピアリに行ったぜっ!

7月7日の朝だった
どんより曇った日本晴れ 昨日生まれたばぁさんが…ぶつぶつ

いきなり館長のやつがやってきた
「番長、頼みがあるんだが、聞いてもらえないかな にっこり」
こいつがにっこりしている時にはいやな予感がするぜ

「俺は新しいページを作るんで忙しいんだぜ」
「実は、今日舞浜にオープンするイクスピアリに行ってきてくれないかな にっこり」
「逝苦寿秘悪利!?なんだそりゃ」
「その中に天賞堂のHBfという店が出来たんだよ!実はさ…にっこり」
「なにぃ〜!そこだけでしか売らない京葉線プラレール!?」
プラレールと聞いちゃ、番長のハートに火がつくぜっ♪燃えあがるぜっ!♪
15分後には、俺はダッシュでE電の東海道線に駆け込み乗車だ!
もちろん交通費は博物館持ちだぜ
東京までは約1時間、ちと長かったぜ
東京駅では、京葉線に乗り換えだっ!
構内で乗り換えが出来るハズだが
どこかな?
「なにっ!京葉線ホームまで500m?山の手線なら一駅ぶんじゃねえか!」
まるで鷺…おっとサギだ
「西東京駅」とでも名付けやがれこのJRめ!
エスカレーターを3回、動く歩道を3回乗り継いでやっと到着だ
他のお客さんも怒っていたぞっ
「蘇我」行きの京葉線に乗車だ
赤い帯の入った205系、そうか、こいつのプラレールだな フフッ
20分くらいで舞浜だっ
そうそう、この日は台風3号が接近していたので、天気が悪かったぞ
でもきっと駅の隣だというから、雨でも大丈夫だろうさ
きっと屋根付きの歩道があるさ
…と思ったら、ひでえ、屋根がなかった!
100m10秒くらいでダッシュしたぜ はあはあスクランブルスクランブル響くサイレン♪
イクスピアリに駆け込んだ
中は、さすがにオープン初日だ、けっこうな人出だな
入り口では、おネィさんが館内の案内を配っている
なかなか行き届いてるじゃねえか
…と思ったら、あまり役にたたねえんだこれが
案内図が簡単すぎて、自分の居る場所がよくわからねえ
しばらくぶらぶらしてみたが天賞堂がみあたらねえ
しかたねえな、恥を忍んでおネィさんに聞いてみたさ
「天賞堂でしたら、いったん外に出ていただいて、右手です」
え、外に?
外に出ると、なんやら小径みたいなものがあって、
それに沿ってぽつんぽつんとお店が!
その中に天賞堂があったぜっ
でもその小径には屋根がないんだ!
何を考えてるんだ設計者は
またダッシュだっ!勝平
天賞堂に駆け込みだ
これが店のパンフだっ、なかなかしゃれてるな


店内には客が4,5人くらい
某MLで書かれていたカートン買いする奴らはもう帰っちまったみたいだったな
プラレールを買ってる客は他にいなかったな
館長に頼まれた10本まとめ買いするのもちょっと恥ずかしかったんで
5本ずつ分けて買ったら…ラッキー!クッキー!もんじゃ焼き!
1万円以上買うとキーホルダーか「SPEED」の時計がもらえるってんで
各1個ずつもらっちゃった(>_<)
でも…せっかく売場で箱の状態のいいのを選んでレジに持ってったのに
「こちらに包んであるのがありますから」と
替えられてしまった…
帰って包みを開けたら、箱がちょっと折れてるのもあった
ちくしょお〜余計な事を!
俺は箱にはうるさいんでぃっ

ところで天賞堂の店員さんは、みんなおとなしそうな
「ボクって、鉄道大好きなんですぅ〜へへぇっ…」みてえな感じの人がほとんどだったな
幸せそうだな、長生きしろよ
肝心の京葉線プラレールだが、なかなか良くできてたぜ
こいつだっ!


金型はいじってないようだが、正面の塗り分けを少し変えて雰囲気を出してるぞ
小技が光ってるぜ!


帰る頃には、もう雨も本降りだ
荷物もあるのでダッシュするのもどうかと店の出口で悩んでいたら
お店のおネィさんが濡れないようにビニールでくるんでくれたぞ
ありがっとうよっ

帰り道も長かったが
夕食には間に合ったぜ<博物館にいるときには飯の世話にもなってます
「番長、ご苦労さん。ところでイクスピアリカードは作ったかな?」
「何だそりゃあ」
「何でも、年会費無料で、しかもその場で使える1000円の券をくれるそうだよ」
「何でそれを先にいわないんだよ〜」
1000円あれば俺の好きなカププラが5回できたぜ
あ〜残念
(2000/7/9作成)