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「ふたりはプリキュア」シリーズ


「ふたりはプリキュア」

どれみシリーズから名作路線への大幅な方向性の変更
しかしその第1作「明日のナージャ」の不振によりそれは挫折します

その後番組として、急遽企画されたのが「ふたりはプリキュア」です
再び変身美少女を主役とし、登場人物は2人のみとシンプル

黒をメインにしたボーイッシュな「キュアブラック」
白をメインにした乙女チックな「キュアホワイト」

あまりにも単純な設定と、やや古臭い感じのキャラ設定のため
放映前はいかにも間に合わせ感の強かった「ふたりはプリキュア」ですが
ドラゴンボールシリーズでスピーディーな演出に定評のある西尾大介をシリーズディレクターに据え
久々の「戦う美少女戦士」という設定が好評で
意外なヒット作品となり、シリーズ化されるに至りました

そしてとうとう「セーラームーンシリーズ」に匹敵する放映5年目を迎えています
(6作目も「フレッシュ!プリキュア」として放映決定だそうです
とうとうセーラームーンを超えましたねー)

しかしバンダイは、ナージャの売り上げ不振に慎重になったせいか
初年度の「ふたりはプリキュア」
植毛タイプのドールが発売されなかったのが残念です

何も紹介しないのも寂しいので、メガハウスから発売された
「キュアブラック」「キュアホワイト」のフィギュアを掲載します
ソフビ素体、植毛タイプのドールを紹介する
このHPのコンセプトからは少し外れますが、
これがないと次の「MaxHeart」に進めませんのでどうかご理解を


メガハウス「キュアブラック」

「美墨なぎさ」の変身後の姿
固定ポーズのフィギュアです
ブラックらしい戦闘的なポーズです



メガハウス「キュアホワイト」

「雪城ほのか」の変身後の姿
同じく固定ポーズのフィギュア
ホワイトのイメージでおとなしめのポーズです



(2004年2月1日 - 2005年1月30日 全49話)



「ふたりはプリキュア MaxHeart」

意外な好評によりシリーズ化されることとなったプリキュアシリーズ
その2年目は、ブラック・ホワイトの二人を続投させ、
3人目の新メンバー「シャイニールミナス」を登場させるという形になりました
前年の「ふたりはプリキュア」の好調なセールスを受け
ついに植毛タイプのドールがバンダイから発売されました>わーい…と思ったんですが


「キュアブラック」

だ、だれですか
このオカッパ頭の子は…(^_^;)
あの、なびくようなショートヘア、もうちょっとがんばって再現してほしかった
あと、顔も似てないです…
上に紹介したメガハウス版と比較するとその落差に唖然呆然
(まあ、素材が違うから仕方ない部分もあるんですが)

セーラームーンシリーズやナージャで見せたバンダイの力を出してほしかった

コスチュームが前作からマイナーチェンジされています(ヘソだしでなくなった等)
前回紹介した「ナージャ」のドールの出来が良かっただけに
もう少しがんばってほしかった気がします…
セーラームーン後期のドールのレベルの高さを考えると少々残念です
ドール自体も、セーラームーンシリーズより一回り小型のボディを使っています



「キュアホワイト」

こちらもあまり似てません(^_^;)
このとんがりヘア、ちょっとキツイわ〜

瞳の表現なんか、けっこう頑張っていると思うのですが
ブラックもそうですが、顔の輪郭と目鼻のバランスがよくないのではと思います

こちらもコスチュームがマイナーチェンジされています
ボディが小さめなためか、やや頭デッカチな感じがするのが残念です



「シャイニールミナス」

本作品から登場した新キャラクター

「九条ひかり」が変身した姿で「クイーン」の生命を持ち、
戦闘ではどちらかというと「ブラック」「ホワイト」の後方支援に回ると共に
合体技「エキストリーム・ルミナリオ」を発動するキーとなる

変身前は、やや地味目の少女だが、変身後は「クイーン」の名に恥じず、
ゴージャスな髪型とコスチュームをまといます

人形としては、このシャイーニールミナスが一番似ているような気がします


箱の裏面と側面です 3体まとめて掲載
シャイニールミナスって変身前は超地味なんですね(^_^;)
あとルミナスはブラック・ホワイトと学年が違うんですね〜
しかも年下なのにびっくり
どーも プリキュアトリオで〜す


別売りコスチューム

3人の変身前の姿を再現できるようにコスチュームのみ販売されたものです

「ベローネ学院制服セット」


3人ともボディが共通のため、誰にでも着せることができます
生産数が少なかったせいか、意外と入手困難(実はまだ持っていないです)

「タコカフェコスチュームセット」


「九条ひかり」がアルバイトしている
「タコカフェ」(たこ焼き屋さんではない)で着ているコスチューム

こちらも生産数はドール本体に比べ少ないようです
こっちは放映終了直後に入手しました
(2005年2月6日 - 2006年1月29日 全47話)


「ふたりはプリキュア SprashStar」

「ふたりはプリキュア」「ふたりはプリキュア MaxHeart」の好調を受け
メンバーを一新し、新たな舞台設定をしたもの
メインメンバーはまた二人となり
「花・鳥・風・月」をモチーフにしたコスチュームをまといます
設定にイマイチ新鮮さがない感じですね
1人が体育系、もう1人が文化系というのも同じだしね〜


「キュアブルーム」

「花」をモチーフにした戦士で「日向 咲」の変身後の姿です
ドールとしての出来は、前作と同じボディを使っており
顔もだいぶ似てきましたー
「ブラック」「ホワイト」という前作までのシンプルな色使いと対照的に
派手めの色使いは賛否の分かれるところです
このあたりも売り上げに影響したのかもしれません



「キュアイーグレット」

「鳥」をモチーフにした戦士で「美翔 舞」の変身後の姿です
顔は似てきたんだけど、体とのバランスが悪いです
簡単にいえば「頭デッカチ」…

箱の裏面と側面です
ど〜も プリキュアコンビで〜す


「日向 咲」

前作で「ベローネ学院制服」の売り上げが良かったせいか、
今回はなんと変身前の姿が発売されました
二人が通う夕凪中学校の制服を着せ、髪型等も変身前の形にしたもので
変身前の姿がドール化されるのはセーラームーン中期にあったのみで
きわめて珍しいケースです
それだけバンダイがこの作品に期待していたということだろうね〜



「美翔 舞」

同じく夕凪中学校の制服を着せ、髪型等も変身前の形にしたもの
発売当時一瞬「すげぇ」と思ったものでした…が反面「売れるのかな〜」と思いました

…そして、キャラチェンジが裏目に出たのか「SprashStar」は
前2作ほどの人気を得られず、おもちゃも後半にかけて勢いを失ってゆきます



「キュアブライト」

「月」をモチーフにした戦士で「日向 咲」の変身後の姿
当然当初は「ブルーム」「イーグレット」と同じドールに着せたスタイルで
販売される予定だったと考えられますが
番組人気の不振にドール付きでは売れないとバンダイが判断したのでしょうか
コスチュームのみの販売となったのはとっても残念(^_^;)
ドールとしては発売されずコスチュームとして販売されたのみでした



「キュアウィンディ」

「風」をモチーフにした戦士で「美翔 舞」の変身後の姿
こちらもドールとしては発売されずコスチュームとして販売されたのみでした


「ドレス着用例」…ってのがちょっと悲しいですね

「ブルーム」「イーグレット」「ウィンディ」「ブライト」と並べると
この作品のイメージである「花鳥風月」となるわけよ〜
(2006年2月5日 - 2007年1月28日 全49話)

嗚呼、いよいよプリキュアシリーズもこれにて打ち切りか…と思われていましたが
起死回生策でメンバーを5人!とし、セーラームーンをイメージさせる
「Yes!プリキュア5」として4年目に突入しました

しかし「SprashStar」の不振に慎重になったのか
これほどドールに向くキャラ立ちにもかかわらず
残念ながらバンダイはドール発売を見送りました

これについては、メガハウスが可動素体で5人全員を発売してくれたので>感謝
またページを改めて紹介してみたいと思います

(2009年1月30日ページ作成)