大ヒットしたキャンディ・キャンディから花の子ルンルンへ
その後番組が魔法少女ララベルでした。
キャラクター原案は小学館の学習雑誌で「うわさの姫子」を描かれていた藤原栄子さん
アニメのスタッフは前2作がそのままシフトして制作されました。
アニメのキャクターデザインは、進藤満尾さん
花の子ルンルンでは、キャラクターデザインを荒木プロの姫野美智さんが行いましたが
種々の事情で姫野さんは第1話しかタッチしておらず、
進藤さんには姫野さんのキャラは描きづらかったようで
実際のアニメのキャラは進藤さんのアレンジがだんだんと入ってきて中途半端なものとなってしまいました
その点、ララベルは当初から進藤さんがキャラデザをしたので進・藤・節・爆発のある意味
良くも悪くも「描きやすい」キャラとなっています
前作ルンルンは、「七色の花」を探しながらヨーロッパ(一部アフリカ等)を旅するという
ファンタジー色の強い作品でしたが
ララベルは東映魔法少女モノの原点回帰を強く意識し、舞台を日本に設定
魔法で身の回りに起こるさまざまな事件を解決するという極めてオーソドックスなストーリー
そして止めは、毎回のテーマがルンルンの「花言葉」のかわりに「ことわざ」…
毎回ラストにララベルがその回の事件を回想しながらことわざを紹介する
「ことわざ日記」のコーナーがありました(^_^;)
それってちょっと渋すぎだわ〜と当時から思ってました
まぁアニメ的には、可も無く不可もなくというレベルの作品でした>あくまでも個人的感想ね
特筆すべきは、ミッチこと堀江美都子さんが、ララベルを演じたこと(もちろんOP:EDも歌ってます)
でもミッチあんなに歌は上手いのに声優さんとしては個人的にはちょっと…かな(ごめんね)
ああ、一度コンサートに行って、生で「ボルテス」や「ダイケンゴー」を聞きたいわ〜
1980年2月15日〜1981年2月27日放映:全50話
ルンルンはおもちゃの生産量が少なかったのですが
これは、前作のキャンディキャンディがあまりの大ヒットで、放映終了後もキャンディ物が売れ続けたため
その割を喰ってしまったためと思われます
この現象はララベルまで続き、当時のポピーのカタログ「おもちゃBOOK」にも
ララベルと合わせてまだキャンディが掲載されてました
サンディベル放映直前の「おもちゃBOOK9」でもキャンディはまだまだ現役 「永遠のアイドル:キャンディ」のキャッチコピーがスゴイ 売れたんでしょうね〜 |
そこでポピーが考えたのがキャンディ人気をそのまま利用し、
ララベルを「キャンディのお友達」として売っちまおうという大・戦・略
そのメインとなったのが「スイートキャンディ」と同じサイズ、シリーズ名の「スイートララベル」でした
でわここらで人形の紹介に〜
前述したように、スイートキャンディと同じリカちゃんサイズの人形
この人形は売れたのか、今ではなかなか見つかりません
ララベル物では珍しく(失礼)プレミアも付いています
↑これが「キャンディのお友達」計画だっ↓ | |
ララベルのイラストは姫野さん(美しいですわ) キャンディも「お友達」として紹介されているのでクレジットの部分に注目! |
イマイチ似ていないですが、出来は良いと思います |
同封のカタログ「なかよしブック」
「あつまれ!陽気なキャンディ・メイト」ってそれキャンディの方がメインじゃん
キャンディとララベル、いつの間にかお友達になってるし
キャンディ、放映終了後2年近く経っているのに…恐るべし
ララベルのとくいなこと「魔法」ってまんまやん 大好きなお店はお互いさりげなく自分の店を宣伝してるし |
せっかくなので、オモロイ部分をアップで
しかし、ララベルくん、完全にキャンディに媚びてないかい
過労死しそう(^_^;) |
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王子様までララベルの毒牙に… | |
4コマストーリー(笑) | 嗚呼、背景が80年代だわ |
付属品一式 ビラもいますよ |
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ペンダントの裏のコンセントと胸の差込口に注目! |
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その他、付属の長いステッキで トランクが開いて「ビラちゃん」が飛び出す、 手に持っている短いステッキが回転する、 星型のミラー越しにペンダントを覗くと 虹色に光って見えるなど たいしたことないけど〜 いろいろなギミックが付いています |
ほとんどジャンボマシンダー状態 |
いくら「おはなしララベル」だからって 口あいたままにしとかんでも… |
よく見ると、ぽちゃっとしてそれなりにカワイイかも |
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ビラちゃんもいっぱい残ってましたが、買いませんでした これって、何の動物なの〜 |