| 僕とママとばぁば 口は３つあるけれど ヒト語を喋るのは ママとばぁば ってのが 常識ですが 僕は 勝手に ヒト語を喋らされている時が よくあるんです・・ 例えば 僕が ママの足に体当たりしたり 立ち上がって 膝のあたりを 手でガリガリしてた とするでしょ （テーブルの上に上げてちょうだい ママと同じ目線でテレビが見たいから） が 本当の気持ちなのに ママは （あらあら 甘ったれっめ 抱っこしてイイコイイコ して欲しいのかな） と勘違いして 抱き上げてくれるけど テーブルに下ろしてくれないので 腕の中で暴れて ママの腹を蹴って 自力で着地する ばぁばは （膝のここいらが痒いんじゃない 力加減はこれくらいでいいかな 両方かな） なんて トンチンカンなことを 僕の代わりに言ってくれてる 違ぁう そうじゃないでしょ！！ 正しいチン語を勉強して下さい！！ と 声を大にして言いたいが なんせ あんっ ふんがっ ぶひっ 僕が喋る音は おおよそ この３つくらいなので 正しく理解してって思うのにも 仕方が無いかなぁ それにしても ヒドい勘違いをされるのは いつものことで こんな 僕の気持ちではない代返って 世の中に あってもいいもんだろか みんなは どうなんだろうなぁ （その ずんだパン 食べたいよ）って ちょうだいのカリカリしても あーら 眠たいの お昼寝は一人で出来るでしょ なんて ママから言われるし ばぁばは このパンは固いから 遠慮しますって 言ってるねぇ だって （買い物に 僕も連れて行って）と 玄関で 片手を肩まで上げたら 行ってらっしゃあい 美味しいもん 買って来てね だって 留守番よろしくね とママに言われ 帰って来たので （何か僕に美味しいお土産 ある？）と玄関で しっぽを振ったら 留守番異常なし 報告終わりと ばぁばに言われる 毎日が そんな感じで こんなんで流されてて 狆として いいのだろうか なんせ 物思いが似合う秋だもん いろいろ 考えなきゃ 他にも 梨 栗 柿 ぶどう 今年の出来は どうかなぁ とか ヒト語を喋らない口としては 楽しみは食べることだけに偏るので・・・ ママ達の ボケ防止として 僕の代返があるのなら 僕の寛大なる許容心のもと それでもいいかな うーーん ママ 今年の栗ご飯は どんぶりにして下さい！！毎日でも いいです・・・ |