箱入り息子

金太郎は、箱が好きです。

それも、多少異常ではないかと思うほどに。

うちに来た時から、箱を見ると入りたがって、そこの中でくつろぐのが金太郎のライフスタイルでした。
また、上の写真のように、箱を改造して遊んでいたりしたので、「箱=楽しいもの」という刷り込みを行ってしまったのかもしれません。
前の写真が8/8で、左の写真が8/31なので、この箱で一ヶ月近く遊んでいたことになります。

それならばと、悪さを思いつくのも人情。
ちいさな密封可能な容器に入ってもらいました。


でも笑ってます(-_-;)
何?
もう終わり?
というような感じです。
もう少し小さなものに入ってもらっても、
下半身だけでも入れば満足だそうです。
胸まで入れれば、ご満悦。

当然これだけ気に入ってる箱の中。
安眠できます。
ガオーと吼えれば
様になるかも(^_^)

とにかく箱には入る。
この一本気な態度は、見上げたものです。

そんなある日の金太郎君。
今日もいい箱見つけました。

見てわかるように洋服などが入っている、小さな箱です。
そこに入って満足状態。

少し蓋をずらして、「顔見せて」といっても箱の中の方がいいと出てきません。

銀ちゃんが、何してるの? と覗いても知らん顔。
出ておいでと、蓋を外しても、一向に動く気配がない。

じゃあ、中にいたら。と隙間を小さくしたり、尻尾の方を開口にしても
しらーーん顔

隙間を細くしても、泰然自若。
あきれて見つめる銀次郎。

そのまま、ほっといた結果。
寝ました(-_-;)
以上が、ある日のお話。
それから、10日後くらいに、再度箱をおいてみると。
やはり、中に入ってご満悦モード。
とにかく金太郎君は、箱を見ると

タタタとかけより、「これ僕の」と、速きこと風のごとく
気に入って落ち着けば、静かなること林のごとく
中で遊べば、はしゃぐこと火のごとく
出なさいと言っても、動かざること山のごとし

というボックスライフを楽しんでます。

うちでは、きっと赤ちゃんのときに箱で育てられたに違いないと、その狂態を見るたびにからかわれてます。



(一応ブリーダさんの名誉のために、
 箱で育ててないのは知ってます)

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