親ばかを感じるとき(3)


親ばかが、鼻の下を伸ばしてしまったお話です。

先週末から金太郎の母(=飼い主A)が風邪で寝込んでしまいました。
当然のこととして、その間金の太郎の世話はほとんど私になります。
お散歩に始まり、ご飯、お遊びなどなど、ちょうど土曜日から三連休だったこともあり三日間べったりとくっついておりました。

その中の1コマとして、以前とは変わったことが1つあります。
爪が伸びたのでお医者さんに爪切り(500円です)に行きました。前はお医者さんは怖いものには入っていなかったのですが、最近、どうも怖いようです。嫌なことをされるということがやっと判ったんでしょうか。だとしたら鈍いやつですね。
とにかく、抱っこして爪切りをしてもらうのですが、先生に手をつかまれて、イヤイヤと一生懸命手を抜こうとします。
しかし、そこは先生手馴れたもので、ちょっと手を掴んではパチ、足を掴んではパチと、簡単に切ってしまいました。うまいものですね。

さて、本題です。
今年の風邪は大人にきついようで、金太郎の母が復調するのに、結局まる五日ほど要しました。
六日目の朝のことです。
起きてはいたのですが、お散歩に行く前に布団で金太郎を可愛がっておりました。
金太郎の母が起きて雨戸を開ける音がします。いつもなら目が覚めていればすぐに戸口のところに行って、部屋の扉が開くのを待つのですが、見向きもせずに「ねえお散歩行こうよ」と私にねだります。
扉が開いて、金太郎の母が呼んでもしらんぷり。私の顔を見て、手をパタパタさせて「行こうよ」を続けています(^。^)
もう大丈夫と言うので、「行っておいで」とお尻を押してやるのですが、「お兄ちゃんと行く」と、、、

金太郎とのお散歩から帰ってきても、金太郎の母はブツブツ言っておりました(^。^)
当然私は、「ういやつじゃ」などと鼻の下を伸ばしているわけです。

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