アキレスボーン症


金太郎が好きなおやつがいくつかあります。「食べられる歯みがきロープ」、「ベジタブルジャーキー」、各種ワンちゃん用のガム、赤ちゃん用のお菓子、そして「アキレスボーン」があります。アキレスボーンは牛のアキレス腱を乾燥させたもので、大き目のワンちゃん用のガムという風情です。

アキレスボーンをもらうと金太郎は必死で噛み始めます。どのくらい必死かというと、ガフガフ、ハグハグという一生懸命噛むその鼻息でわかります。また、ちょっと大きいためうまく自分で持って噛めないのか、アキレスボーンは金太郎が噛む反対側を持つことになります。したがって、ガフガフ、ハグハグが余計鮮明に聞こえることになります。(^_^)
アキレスボーン一袋も終わりの頃になると小さいのが残ります。大きいほうが持ちやすいのでこのような結果になるのですが、小さい(5cmくらい)なら大丈夫だろうと、そのまま自分で持って食べなさいと渡しました。
パソコンを使う側で、ガフガフ、ハグハグとひとしきり、熱中したあと、「終わった〜」と、とことこ歩いて行きます。どれ、残骸を片付けようと座布団を見たのですが、無い。カーテンの下や近くにあるものの陰を見ますが、無い。
「食った〜」と急に慌てて、金太郎をとっ捕まえ、「お前大丈夫か?」と尋ねますが、「うん、おいしかった。僕満足」とご満悦です。ちょっと不安なので飼い主Aに顛末を話して、要注意を伝えます。
翌日、朝のお散歩でちゃんとウンチをしたと聞いて、とりあえず安心しました。まあ、なんとか無事だったと。
夜、またアキレスボーンをあげました。今度も小さいの警戒をしながらです。ハグハグ、ファーなどと鼻息とため息を交えながら一生懸命齧ってます。チラチラと横目で見ながらパソコンを使ってますと、「満足」という体で水を飲みに行きます。残骸の始末をしようと、、、、、、また無い。
「お前また食ったの?」と聞きますが、「何?」と平気な顔です。もう一度あたりを探すと布団の下に残骸が隠されてます。「隠したの?」ときいても「僕知らない」と逃げて行きました。食べなかったなら、安心です。これで一件落着です。

というのは甘かったようです。
それから2日後。
飼い主Aが夜のお散歩に金太郎を連れ出しました。朝雨が降っていてお散歩に行けなかったときは、早く帰って夕方のお散歩や、夜のお散歩をしますが。朝、雨が降っていたわけでもなし、珍しいな〜などと思っておりました。
で、お散歩から帰ってきて、「やっとウンチした」と一言。話を聞くと2日続けて朝ウンチをしていなかったとのこと。それで心配で夜のお散歩に連れ出したそうです。

え、つまんない?
アキレスボーン症ってなにか不明ですか?




アキレスボーン症は、単なる便秘のことですよ(^_^;)
つまんないのはいいんです(-.-)
このお話は小さいワンちゃんが大きなものを食べると便秘するという、味わいの深〜い教訓なんですから(^_^;)

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