金太郎臆病になる


ほとんど怖いもの知らずの金太郎にもいくつか怖いものがあります。
この夏怖いものが増えました。

1つは、花火です。はじめは爆竹のようなパンパンという連続的な爆発音に驚いたのでしょうか、階段の踊り場で寝ていたのに「怖いよ〜」とタタタタと駈けよってきました。落ち着かせようと撫ぜてやったりしたのですが、「怖くて、僕どうしていいかわかんない」とバタバタしてます。
あまりに怖がるので、小さい頃に怖い思いをしたときのようにパジャマの内側に入れてやりますと、やっと安心したようで落ち着いてくれました。襟から一緒に顔を出して部屋の様子も伺えるようになったので、もういいだろうとパジャマの外に出すと、怖いよ隠れる所が欲しいと、またバタバタはじめます。しょうがないので、しばらくパジャマの内側で花火が終わるのを待つことにしました。
それから数回、日曜日になると近くの町内会などで花火を上げるものですから、懐に逃げ込むということが続きました。懐も私の懐が一番落ち着くようなので、花火シーズンが終わるまで、私は夜の外出を禁止されてしまいました(^_^;)

2つ目は雷です。
花火の方は多少慣れて、懐に逃げ込むことも少なくなってきていたのですが、8月下旬になってようやく梅雨明け(?)の雷がゴロゴロと鳴り響くようになりました。あまり連続的に鳴らないの近くに寄って来たり、隅っこに隠れたりという程度で済んでいました。でも、ゴロゴロが続いたときに、ついに隠れ場所に窮したのでしょうか、テレビの後ろ側にもぐりこんで、しかも何とかもっと奥に逃げ込もうジタバタしはじめました(証拠の写真)。

以降も何度か雷や花火があると、押入れや家具の下にもぐりこんで隠れています。
純ちゃんはそうでもなかったのですが、賢君も花火と雷は嫌いでした。音がしはじめると必死になってどこか隠れるところを探し始めたものです。
こういう大きな音が嫌いだ、というような性質は後天的だと思うので何が原因なのでしょうか?

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