脱走するは我にあり!


銀次郎が脱走しました。
2002/08/25早朝です。

朝7:50頃。突然飼主Aが起こしにきました。

銀次郎がいない!

???

深夜族の私にとって、休日の7時台なんて、惰眠を貪る時間です。
半分寝ぼけながら起き出して、事情を聞くと、庭で遊ばしているときにいなくなった、とのこと。門の隙間から出て行ったのではないか、という想像です。


この下を抜けて

門の隙間から脱走したようです。

とりあえず、行きそうなところを探そうと、別々に出ました。
家を出てこっちに行ったとすると、右の公園に行くか、左の公園に行くか考えて、左の方がよく行くので、左に向かいました。

公園の中を見渡してもいません。いなくなって、数分ならこの程度の範囲かなと思って、さらに捜索範囲を広げるために、一度家に戻って、車に乗って捜索を続行しました。

いつも行くお散歩コースをまず走りました。
大きな通りは、怖くて通れないだろうと思って、捜索範囲を大きな通りの中に絞って、結構走り回りました。
目は、白い物を見つけると、反応します。
違う、違う、違う。

しだいに、悪い方向に想像が向かいます。

車に轢かれてないか、
誰かに連れて行かれたんじゃないか
側溝に落ちて動けないんじゃないかと、

時間もたってきたので、捜索範囲を大きな道を越えた方にも広げました。

車を停めて側溝などを見ては、また動かして。

その間に飼主Aは、交番に電話をしていたようです。

捜索開始してから、40分くらいたったところで、白い物を抱いている人が目に入りました。

銀次郎です。
生きてました。
ホッとしました。

お話を聞くと、大きな通りを超えて行った通りの所まで行っていたようです。車にはねられそうで、危なそうだったので保護してくれたそうです。
偶然、家の方に向かって歩いていて、抱いている姿を見て、近所の方が、探しているのを知って、家の方に案内してくれていたところでした。

感謝、感謝、感謝。
優しそうな方で、抱かれている銀次郎も落ち着いてました。
本当に感謝です。

さて、脱走した本人は、興奮状態でハアハアしているものの、怖かった、というよりは、冒険が楽しかったというような表情。

しばらくは興奮醒めやらぬ状態で、30分ほどクールマットの上でハアハアしてました。
その後は、一緒に朝寝。ひっつき虫。といつもの銀次郎ですが、冒険をこなしてきた疲労からか、よく食べること。

それにしても、大きな通りをよく渡れたもんです。

始めの捜索で、左の公園ではなく、右の公園に行けば、もしかすると見つけることができたかも。
車の捜索でも、ちょっと通りを変えていれば、見つけられたかも。

なんにせよ。無事に帰って来たので、安心しました。

もう、脱走するなよ。


もどったときは、こんな感じのハアハア状態

きっと、一人で思う存分オシッコかけたり

気になるところをクンクンしてきたんでしょう。

「楽しかったから、また行こう。」

そんな顔してるな(-_-#)
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