人生〜Life〜

これは、「別冊ぼんくら」という別サイトにUPしていたもので・・・

当時24歳くらいの管理びとが書いた文章だったりする・・・。

自分の人生について、深く考えている人間が世の中にどのくらいいるのだろう?

私自身、人生を語れるほど長く生きているワケでもないし、ヒトを諭すほど自分の人生を考えているワケでもない。

ただ、「こーゆー人生を歩みたい!」という理想、理念は持っている。自分の理想とは外れた道を選択するコトは避けたいと

思っている。

中学入学したときに、最初の担任との面談で進路希望の調査があった。そのときに、父親は私にこう言った。

「お前はな、小さいときから普通の人生送るとは思ってないから。お前の好きなように、お前が考えたとおりに進んでいって

くれ。行きたいという学校があるなら、反対しないし金は出してやる。その代わり、自分で決めた道に後悔だけはするな」

12歳の少女に対しての言葉にしては重すぎるような気はするが、私にとっては一番ありがたかった。

この言葉で、逆に自分自身の人生に対して、自分で責任を持つ自覚が生まれたような気がする。

今までの人生、全て自分の考え、自分の気持ちで選択してきた。後ろを振り返り、反省することはあっても後悔だけはし

たコトがない。逆境も全て自分のためだと、ポジティブに考えてきた。

「これもまた私の人生」 ヒトと違う経験ができたんだ、そう考えるとおもしろいと思える。

ヒトが「最悪」だと思う事態でも、自分がそう思わなければさほど苦痛にはならない。

この考え方の転換が、今まで生きてきた私の最大の発見かもしれない。

自分の中に、第3者な自分を置くコトで冷静に判断できる術も見つけた。苦しいとき、自分自身を客観的に眺めてみる。

ほら、他人の悩み事は冷静に聞いて判断してあげられるでしょ?それと同じ感覚で・・・

今、自分がどうするべきなのか、何をするべきなのか、そしてその打開方法を見つけたとき、たったこれだけのコトで

随分ラクになれる。

これからの人生もずっとこのようにして生きていくのだろう。歳を重ねるごとに、もっと強かに生きる術を見つけていくのだろ

う。そう考えると、私は自分自身の人生がとても楽しみである。