函館弁講座 Part6!
あんなとき・こんなとき函館(上磯)ではこう言います!!
[Case41]から[Case51]まで。英語や韓国語、伊語、仏語より簡単です!
みんなで覚えて使おうね!
[Case41] 「どこ行ってたの?」「函館に行ってたよ」 函館では・・・ 「どごさ行ってらの」 「はごだいさ行ってらー」 函館・・・【函】はごだい
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[Case42] 「あの人、スネてるから放っておこうよ」 函館では・・・ 「あれだら、こんつけでまってるもの、さらかもな!」 イジける、スネる・・・【函】こんつける 放っておけ・・・【函】さらかもな
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[Case43] 「あの人、ホントにズル賢いよね」 函館では・・・ 「あれだら、まんずふなまずれぇ!」 ズル賢い・・・【函】ふなまずれぇ 【解説】「まんず」に関しては適当な日本語がない。
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[Case44] 「カッコつけちゃってバカみたい」 函館では・・・ 「あやつけで、あら!」 カッコつける・・・【函】あやつける 【解説】ここでの「あら」は、「あれを見てごらん」の意味
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[Case45] 「もっと丁寧にやらなきゃダメだよー」 函館では・・・ 「やんや、まだまでにやんねーばダ〜メだぁ」 丁寧に・・・【函】までに【解説1】ここでの「やんや」には、イヤなものを見つけたという感情がこもる。 【解説2】「まだ」は、「もっと」「まだまだ」の意味。
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[Case46] 「早く!早く!急いで!」 函館では・・・ 「やんや、やっとほれ!やっとやっと!やっとよ!」 早く・・・【函】やっと 【解説】やけに「や」の字が多いが早口言葉でもなんでもない。
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[Case47] 「それ、おいしそうね。私のと取り換えない?」 函館では・・・ 「それ、んまそだね。ばぐんね?」 交換する・・・【函】ばくる【解説】「バグる」とは全く違う言葉で、語源も近くない。
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[Case48] 「お鍋の中、ちょっとかき混ぜてくれない?」 函館では・・・ 「鍋かましてけね?」 「もぉ・・・そんなにかきまぜたら、具が潰れちゃうぢゃない。」 函館では・・・ 「やんや、そったらにかぢゃまぜだらわやなってまうで」 かき混ぜる・・・【函】かます、かぢゃます【解説】目を細めて見ると適当にキーを叩いたかのような 文章だが、れっきとした言語である。
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[Case49] 「結局、最下位って誰だったの?」 函館では・・・ 「せば、げっぱ誰さ?」 最下位・・・【函】げっぱ、げれっぱ【解説】ビリをバカにする意味で、「げっぱ げれっぱ 馬のクソ」という 何故そう活用するのか全く理解不能な言葉もあった。
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[Case50] 「この荷物持ってくれる?」「うわ!重い!疲れたー。これ大変だよー」 函館では・・・ 「これ、たないでけね?」 「わぃ!こえーーっっっ!うーだーでーゆるぐねーで」 荷物を持つ・・・【函】たなぐ疲れる・・・【函】こわい とても、Very・・・【道】なまら・・・【函】うだで キツイ、大変だ・・・【函】ゆるくない 【解説1】ここでの「わぃ!」は、重さに驚いた声。 【解説2】「うだで」は1文字ずつの伸び具合が長ければ長いほど、 「より一層Moreうだで」という意味になる。
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[Case51] 「そんなの簡単だよ」 「そんなの朝メシ前さっ!」 函館では・・・ 「そったらもん、なっぱ食ったえんたもんだ!」 青野菜(葉の野菜)・・・【函】菜っぱ 【解説】「朝メシ前」の意味もよくわからないが、「菜っぱ食うようなもの」 と例えられても聞いてる方は悩みを多くするだけである。
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これらは、ノンフィクションです。事実、こーゆー語学文化が存在するのです。日本は広いのです。