このネタは1999年3月10日現在の内容である。
ここの内容をもとに行動した結果、トラブルが起きても私は責任を持てません。
ちゃんと自分でウラを取ってから行動してね。
社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が発表した情報によると、コン
シューマ大手5社が起こしていた「中古ゲームソフト販売は著作権法違反」という訴訟
の審理が終了したらしい。
ある中古ソフトの販売業者を相手取り、訴えを起こしていたのは以下の5社(50音順)だ。
(「カッコ」の中は訴訟の対象となったソフト)
カプコン「バイオハザード2」
コナミ「ツインビーRPG」
スクウェア「パラサイト・イブ」
ソニー・コンピュータエンタテイメント「グランツーリスモ」
ナムコ「鉄拳3」
上に「審理が終了した」と書いたけど、判決が出たわけじゃない。なんて言うか裁判が
お流れになった、ってところでしょうか?
訴えられていた会社が「認諾」を申し出たので一応裁判は終わりってことらしい。
認諾ってなんだろう・・・と調べてみると、被告(訴えられたほう。今回は中古ソフトの販
売をしていた業者)が原告(訴えたほう。さっきの5社)の申し出を全面的に認めること
なんだって。てことは中古ソフトの販売は違法なの?
でも話はそう簡単にはいかないらしい。
「判決」ってやつは以降の同様の裁判の基準になるから、今回も判決が出て「著作権法
違反」だというのなら中古ソフトの販売は「違法」になるだろう。
だけど認諾によって裁判が行われなくなったってことは、リーディングケースとなるべき
判決は出てないということ。てことは今後も中古ソフトの販売は「灰色」のまま、というこ
とですよね。(注意!私は法律に疎いので、正確な判断をしていない可能性があります)
ソフトの値段は上がる一方だし、質の悪いゲームソフト(いわゆるクソゲーってやつ?)も
なくならないから、新品を定価で、は厳しいものがある。もっとお試し版みたいなのがしっ
かり出まわって、ハズレをつかまないで済むような環境が整備されるのが一番だと思うん
ですが、みなさんはどう思います?