20110528 流しのタイル貼り

いやー、東日本大震災、大変でしたねー。
(10年後とかにこれを読んだ時の為、「あーあの頃か」と思うように書いておきます)

さて。

だらしない生活をすることに掛けては、なかなかの自信を持つおれですが、
そんなおれの住む、昭和の趣を残す木造モルタル二階建てアパート、
流しのタイルがはがれてみっともない事になっています。
もちろん原因は地震ではありませんよ。



ステンレスの流しなら、こうはならないんでしょうけども。

あと、汚れたらクレンザーとかでゴシゴシ洗ってたのも
目地が減ってタイルがはがれる原因に
なっていたかも知れないなー。

とりあえず汚いんで洗って乾かしますか。



洗浄&乾燥後。写真で並べると話が早えな。

今まで取れてしまったタイルも大集合。
お、お前たち・・・来てくれたのか!
よし、やるぞっ!おー!

家庭用の補修セメント的なものでも買って来ます。



ボンド社ッ!ボンド社ァァァァアアッ!

今後の作業への不安を裏返しにした
高めのテンションのところを失礼しますけど、
ボンドはコニシ社の登録商標なんですって。へー。

駅前のライフで適当に購入しました。



商品には、切断用のヘラがついているのだけど、
目地をなぞるのにはイマイチな形状な気がする。

そこで、カッターナイフで割り箸を削ってみた。
結構いいじゃん。



スパアッ!・・・と切れたりしないで、
ぐんにょりとした手ごたえ。
またつまらぬ物を斬ってしまった。
プラスチックの斬鉄剣。

付属のビニール手袋をはめて、
練れば練るほど、色が変わって・・・食わねーよ!
テーレッテレー!

ちなみに、最初はねじるようにすると混ぜやすいですヨ。



はがれた所に、もっさり盛って指で広げてみた。

あっと言う間に、練った分が無くなってしまいました。
じゃあタイルを乗っけてみますかね。




むにっ、むにっと押し付けて、とりあえず配置完了。
うーむ。目地の分が完全に不足してますな。

というわけで追加分を練りだしたのですが、
目地を埋めるために細長くこねようとすると、
手袋にくっついてどうにも仕方ない。

説明書には素手で触ると手荒れの危険があるよと
書かれているのですが、覚悟を決めます。
「むっ・・・手袋を捨てた?」
「ただの粘土だと思えばいいんでしょーっ!」
「動きが良くなっているっ!」
とか独り言を口走りながら作業を進めます。



手間取ってると、容赦なく固くなってくるんだよね。
千切っては埋め、千切っては埋め・・・

思いのほか割り箸が活躍してくれました。
最後に水でぬらしてなぞると仕上がりが良いらしい。

はみ出したり、かすがこぼれたり手作り感が満載。
乾いたら削って、余った分でもう1回足そうかな。

素手でいじると、手を洗ってもなかなか取れず、
爪の間にはさまったりするので、
目の荒いスポンジなどでこすり取ると
いいかも知れません。