081013 目黒自然教育園

前回は自然教育園に来たいと言っていて、
夏場が過ぎてしまったのですが行って見ました。



目黒駅を出て案内図とにらめっこ。
ほう。白金台に位置するんですな。

首都高速を見上げると秋晴れの青空です。




左は隣の庭園美術館。迎賓館と描いてあるんですが
「赤坂迎賓館」という単語以外聞いたことないなあ。
と思ったら旧迎賓館なのだそうです。
こっちも興味深そうだ。

自然教育園は国立科学博物館付属だそうです。


教育園のおいたちが書いてあります。
えれえ大雑把な気がしますが、歴史は人間が定めたもの。
自然とは本来関係ないのだからいいのかも知れません。

何をわかったような事を書いていますかおれは。


小道を歩いて森の中へ。
細かく植物の名前が札に書いてあります。

都内で武蔵野の面影を残す森、との事ですが
田舎者には武蔵野がわからんのです。


松ぼっくり?などが地面に落ちてます。
ドングリなどの類は、鳥の餌になるので
持ち帰る事は禁止されています。

右。しいの木。白金長者の時代に植えられたとのこと。
腐った部分が手入れされているようで、割とボロボロ。



こならはドングリのなる木だそうですが、
(どれがこならか知りませんけど)
こならの林は人間の生活の中で伐採が行われて
いかないと自分の種が育たなくなっていき
老木の寿命が来る頃には別の林に
生まれ変わって行く運命なのだそうです。


道は次第に下りの階段になって水鳥の沼に出ました。
鳥は居ませんでした。

こういう沼が子供の頃行った山の中にあったんです。
でも、もしかしたら、もっと小さかったんだろうなあ。
今年の夏に行ったら埋まってました。


亀発見。顔だけ出してボーッと浮かんだりしていました。

ここは休憩所になっていて、椅子で一休み。



小道を歩いていくと
林の間に水生植物園ゾーンが見えます。


水生植物園の入口の池。魚とか居るのかな
よく見なかったです。


おっ!ガマの穂じゃないですか。
反射的にニギニギして穂をバラしたくなったんですが
植物に触ったらまずいかなと、注意を思い出して
手をひっこめました。


湿地帯にある小さな池のような感じのものが
作られています。

スズメバチに注意!という立て看板があって「追い立てたりしないで下さい。余計危険です」と書かれていました。
そんな事しないよ!と思ったんですが、それも、カブト虫取りなどで友達に教わったことでした。


草地と、泥の池と、雑木林の上に青空。
手入れされた庭園とは別のホッとする空間ですな。

草むらから立ち上るにおいをかぐと実にいい気分です。
大通りの排気ガスの中などに戻りたくなくなります。

その後、色々さまよって、
新宿で適当に入ったタイ料理屋さんで
ビールを飲みながらつまみを注文。

右の鳥とカシューナッツの炒めものは
予想したような辛さでしたが、
左のやつ、豚肉のマリネ?カルパッチョ?
みたいなサラダ的な印象の奴が強力でした。
いい汗かいてしまいましたよ。

よく、辛いのを「いや、これは熱いんだよ!」
と言い訳することがありますけど、
マジで辛いものって、冷たくても余裕で辛いですね。
口に入れた瞬間に肌が「ぞわっ」として
その後でやっと舌が辛味を感じはじめるんです。
ニンニクの細切れとかも入っててスパイシーでした。