舊芝離宮阯・・・ |
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賞を取ったサツキが並んでいます てっきり庭園に植えられているのかと 思ったんですが違いました。 「普通盆栽」と「貴品銘花」というのが あるんですが、農林大臣賞というのを 貰った品種が貴品銘花になるとのこと。 藤棚でサツキの盆栽の手入れの 実演教室が行われており お年寄りが先生の技に見入っていました 花の色とか、統一されてたり、上手いこと 白地に赤が散ってたりするんですけど これ、自分で咲いた色を想像して 交配するんでしょうかね UNDOとか使えない芸術だね まあ、それなりの数を育てるんでしょうが。 |
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左上。芝生です。 ここの芝生はすごくきれいですね。 昼過ぎにボーイスカウトの子たちが お弁当を食べていました 右上。見づらいんですけど これ・・・芝がですね、木陰に入るにつれて 苔になめらかに切り替わっているんですよ! う〜ん、かっこいいなあ。 ベンチで本とか読んで見ます。 ブルース・スターリングの短編集 「タクラマカン」です 著者、日本ひいきだそうですな。 この人の「スキズマトリックス」 これが面白かった 未来年代記的なやつなんですけど 生息環境が人類を文化的にも 形態的にも変容させていくという話です。 |
左上。切り株が渋い。 さぞ立派な樹だったんでしょう。 切り株を残しておくのも庭園のうち? 椅子にするとか・・・ いや、抜くと土を掘り返す事になるから 面倒なのかな? あるいは、新しい樹を植える時まで 地中の何かをキープする役割が? ・・・うーん深い・・・かも? 右上や左下の、これ、石組みっていうんですかね。 色々な所に小山があって、芝、笹、松などの草木と 岩の組み合わせがすげえかっこいい |
左上。池のほとりを歩いて行きます。 右上。立派な石の橋が掛っています。 |
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橋のたもとを見ると、色々な石を組んで作られています。 この石柱なんですけど、ノミで削ったのかな どこかのお屋敷とか、そういう所にあったのを 再利用してるんですかね。 木造の屋敷って火事で燃えちゃうわけですけど 石は燃えないから、再利用して当然か |
中央に池があるんですが、小さな岩を浮かべて その上に草が生えているのもいかす。 亀が結構たくさん居ます。これが甲羅干しか! すぐ近くに水鳥みたいのが来て羽根を休めて いたけど別にお互い干渉しないみたいだった 亀、子供に捕まって暴れてましたね。 あと歩くのは結構早かったです |
左上、立派なたぶの樹です。 その下に何かストーンヘンジが! 右上、行って見ると4本の柱が立っていました。 これは茶室の跡だろうと推測されているそうです。 風流ですな。 左下。石柱の穴をのぞいてみました。 すると、穴の中にくぼみがあります。 ははあ、ここに丸い棒か何かを通す時に 棒に出っ張りを作っておいて ロックしたんでしょうかね。 |
おー。水辺に紫の花が。 これはアヤメですかな? |
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「いずれがアヤメかカキツバタ」 というのが、見分けが付きにくいものを言う 慣用句らしいのですが・・・さてどちらか。 カキツバタは湿気の多い場所で育ちます 花札の五月の札の花、あれはアヤメではなくて カキツバタなんですな。 札の絵にある木の板のようなものは その名所のお寺のカキツバタ園の渡り板が モデルになっている、という話を聞いた事がありますぜ よし、カキツバタじゃぁ〜ッ! あっ!葉の中に埋もれて正解が。 残念、花ショウブでした! では、またの機会に日本庭園でお会いしましょう |