080506 江ノ電で鎌倉へ

天気が良かったので無計画に鎌倉に向かいました。

この時点での知識。
大仏、山海堂、江ノ電、以上。

  湘南新宿ラインが逗子行きで
なんかこのまま乗っていたら
鎌倉に行けそうだったのですが
「江ノ電で鎌倉にゴール」
という絵が頭にあったので
東海道線に乗り換えて藤沢へ。
  江ノ電のりばは江ノ電第一ビルへ。

小田急グループなんですか。

さすがに連休中だけあって
ホームには大勢の利用客が
列を作っていました。

最初に乗ったのが
いわゆる緑の車両で
「ああ!これこれ!これだよ江ノ電!」
と思ったんですが
あとから色々な塗装のも
走っているとわかりました。

電車は満員でしたが、さすがに通勤電車のような混雑ではなかったです。
空調もしっかり効いていて、なかなか快適。

でも、普段通勤とかしないであろう子供は「苦しい!早くついて〜!」とか騒いどったな・・・

  江ノ島に到着。
せっかくだから降りてみます。

江ノ島のイメージ。

ズームインの朝の中継。
サザン。

以上。
  ローカル線とかたまにありますよね。
駅の構内に踏み切りがあるパターン。

小学生入る前、入った直後頃かな?
まあ30年近く前の話なんですが
うちの地元に鉱山の貨物線があって
ガソリンカーと呼ばれる貨物列車が
鉱石を載せて走っていました。

確か、踏み切りに遮断機とか警報器が
無かったと思うんですよ
列車が自分で警笛鳴らして
走ってたんじゃないかな?
子供らは普通に路線内を歩いてました。

廃止になる時に子供を乗せて
走ってくれましたね。

車両は記念に小学校に寄付されましたが
夜中に煙草やシンナーを吸う不良の
溜まり場になりました


  海岸に向かうすばな通り

「州鼻」通りと漢字で書かれると
地形から、なるほどと思いますね。

家族連れなどが歩いて行きます。

地元の方が休日に営業されているのか
古着屋さんなどが並んでいます。

やたらに食堂が「生しらすあります!」と
看板を出していて、お客さんも付いていた
ようです。

生しらす、有名なのかな。

海鮮丼にビールとかたまらんなあ
といつもなら思うのですが・・・
先も長いし頑張ろう。
  ここはどこ?私はだれ?

ここは湘南で
お前は一人ぼっちのとっちゃん坊やだよ!

おっ、おのれ石め!割られたいか!
お前を割って共に山にこもり
日々かついで鍛えた筋肉で世界を制してやる

と思ったけどそんな時間は無いし
世界は諦めて海岸に向かう事にします。
 
 
上の左。江ノ島が見えます。
上陸していると時間が厳しそうなのでパス。

上の右は海岸。ウインドサーフィンとかしてる
人たちが居ます。

左。境川の脇を通って駅に引き返します。
ボートがポツポツ繋留されていますね。

すばな通りと違って人はまばら。
空いていてのんびり散歩できます。
ほんとうにいい陽気。

ショップかスクールなのか、サーフボードの
手入れされている人が居ましたね。
おれ、スキーとかサーフィンとか、自然の中で行うスポーツをする人は
割とリスペクトする方なんですよ。

自然が相手って、プロだろうと素人だろうと、甘く見たり間違ったら死んじゃうわけで
「ごめんごめん、しくじった」「おいおい、今度は気をつけろよ?」
とか言って許してくれる自然なんて無いんです。

フィールドにしたって、基本的に人間が波起こしたり、雪降らせてるわけじゃなく
自然の巨大な力が作り出すものを相手にしてる。
それに対して畏敬の念みたいのが無いとやっていけない。そういう所ですかね。

まあ、モータースポーツみたいに人工的で危険なものだっていくらでもありますし
人間同士でやる遊びは、駆け引きが存在するが故に
どんどん高等なプレーが生まれる、というのはありますが。

 
 
上の左。七里ヶ浜駅に到着。
「あれ?片側ホーム?」と思って
単線だという事にいまさら気付いた。

上の右と左。
これ、普通の川というか
生活用水とか流しているんですよね・・・たぶん。

正直言って海より汚いと思うんですが
子供ってこういうの好きなんだよね。
流れるプールみたいでさ。
おれも海行ったらこういう所で遊んでた。

スキンヘッドであごひげに白髪混じりの
50は過ぎてる?ようなおじさんが
引き締まって日に焼けた上半身をさらし
Gパン一丁で歩いていた。シブイ。

  この七里ヶ浜、なんだか高級感なんですよ。

生活臭が薄いし山肌に別荘かよ、みたいな。

熱海はね、何か好感を覚える。
片っ端から企業の契約保養所に
されてるみたいな感じの
うらぶれたところがいいな
あと温泉というキーワードも
ぬるい感じがしていい。
許したくなる。

うーん。
おれは熱海の何様のつもりですか。
  七里ヶ浜高校の前から
内陸側を望む。

新緑と青空がきれいじゃん。

ここ、印象はいいんだけど
遊ぶ所無いんじゃないのかな。

横浜とか?
やっぱ高校生としては
交通手段、バイクの確保が
第一条件になるんだろうね。

  浜に下りてみます。

江ノ島が遠くに見えますね。

ここの砂浜の砂は
ちょっと歩くとギュッと足が沈み込む
軟らかい砂?細かい砂なのかな?

真夏はサンダルに砂が入ると
熱そうだ。
  子供の作った貯水池がありました

この時期、海の家とかが無いぶん
海岸の景色が良いかも知れませんね。

てゆうか浜が狭いんだよな・・・
あ、海水浴場は稲村ガ崎とかですか。

 
 
上の左。長谷駅に到着。

大仏目当てか、結構外国人の観光客の方々が
ぞろぞろと歩いて行きます。

まずは海岸、由比ガ浜を目指します。

あーいいですな。この、まだシーズンインしてない
海水浴場の感じが。

由比ガ浜の砂は、しっかり踏んで歩けました
何か違いがあるんでしょうかね。

結構シートひいて昼寝しながら
子供遊ばせてる家族とか居ました。

サザエの貝殻とかあったんで
演出的に撮ってみたりした。

 
 
では長谷通りを北上して大仏さんちに行きますか。

せんべいを焼いて売ってるのを
食って歩いてる人がいますな。
ちょっといいなと思ったんだけど結局食わなかった。
こういう時に、今日は思い切り
楽しむんだからいいんだと
割り切れないのがおれの駄目っぽい所。

高徳院は緑に包まれています

左は山海堂。
模造の刀剣とか売っています。

面白グッズとか鎌倉彫とか
普通のおみやげも売っている店でしたね。

そうそう、山海堂の中で、お年寄りの人が店員さんに「鞘だけ扱ってないか?」と訊いてて
「いえー、鞘だけっていうのは、扱ってないんですよ」
「あー、やっぱそうですよね、悪い事とか考える奴が居るからねえ」
というような会話をしていた。

これは多分、本当の古美術品としての会話をしてたんだろうけど、
刀の贋作が完璧に近くなって、鞘で真贋を見極めるとか、そういう話なんでしょうかね?

あと白人男性が手裏剣を見たりしていました。

  大仏さん登場。

「大仏さーん!」
「わしらにも悟りを授けてくれい!」

救済を求める民衆にグレートブッダは
南無阿弥陀仏と唱えよと解いた

「何だこれは!今までに感じたことのない力が」
キュオォォォォオオオン!!!

どうなったかは今夜夢の中で考えて下さい。
  胎内くぐり?に結構並んでいました。

ふーむ。
大仏さんの動力が何かは不明ですが
この後ろを見る限り空気による冷却を
必要とするようですね。

電源コードをつなぐ場所なのかも知れませんが。

大仏さんの裏が、涼めるいいスペースなんですよ。
ちょっと石に腰掛けて休みます。

ここの自販機に、ありましたね。何が?

リアルゴールド。

これ、結構飲むようになったね。ここ数年で。

     

古都鎌倉の住宅街、魅力的な細い路地がありますね。いいもんです。

こういう所って火事とか起きると大変なんでしょうが
土地柄から言ってそういうリスクはあまり高く無いんでしょう。

   

この洋風のお屋敷は?
と思ったら、諸戸さんという商人の人の家だったのを
今では子供会館として使っているそうですね。重要文化財。

一般公開はしていないようです。

鎌倉も関東大震災で壊滅的な被害を受けたと書いてありますな。
そういう、昨日までの生活が一気に吹っ飛んじゃうような災害で
残った建造物とかって、心理的には頼もしいと思うんだろうね。

ところで、今ふと思ったんですが、鎌倉だけに
いざ鎌倉→馳せ参じる→長谷  ということだったりして。なんてな。

  由比ヶ浜大通りを鎌倉駅に向かって歩きます。

何屋さんか忘れたんですが
軒先に石の臼?に水を入れて
野菊みたいな花を浮かべていました

風流ッ!風流ゥゥゥゥゥ!

この菊の花になって水に浮かんでる
つもりになるとか、そうやって
涼んだんでしょうかね。

とか思ったんですが・・・・

水入れておくのは石臼のメンテナンスだとか
単なる実用の為のものである事も有り得ますよね。

江ノ電にぶつかったので
そこから曲がって商店街を歩いて行くと
鎌倉駅前に着きました。

まだ15時くらいなのですが
さすがに日が傾くのは感じますね

でも、腕にちょっとピリピリした痒みを感じて
帰って風呂入って上がる頃には
日焼けでちょっと赤くなっていました

全然しっかり観て回れなかったので
次は計画を立てて来ようと思いましたね。