060909 有楽町とか 060910新富町から月島、後日また有楽町とか

色々細切れのやつが溜まってしまったので、まとめて上げておこう。
そしてでっち上げた説明を添付するのだ。

何度かネットで書かれてるのを見て自分も行ってみたけど、
有楽町のガード下の通路は怖い感じの道だ。
そう、ウィザードリィっぽいよね。デレレレレ  デレレレレ  デレレレレ〜(FC版敵遭遇音)

ここにも一応飲み屋とかもあるようだけど、さすがに昼間だけあって完全に閉まっている。

トイレがあって実は便利なんだよ!

あと、模造刀とか売ってるというおみやげセンターもチェックしてみたいなあ。
 

新橋駅のSL広場。ここはたまーに飲み会とかで夜中に通りかかると
サラリーマンがインタビューされている率が異常に高いのだけど
それにしても、あれって何の番組なのかなあ。何だっていいです。

この日はバザーつーか、主に古本市で、あとは骨董、古着とか雑貨など売ってましたよ。

WINSの脇を通り抜けて進む。
浅草とか錦糸町とかと違って、まだ新築?だから
新橋のWINS周辺は微妙に開けてない感じがするね

おれはそのまま南下してみたんだけど。

ええと・・・今MapFanで確認したら、地図上には何もなかったんだけど、
浜松町駅の近所の線路脇に、堂々と小屋建てて住んでる人が居るんだ。
普通なら確実にJRが立ち退かせようとすると思われるんだけど・・・

番地が付与されているようだったから、ちゃんとした住所なんだと思うけど。
もしかしたら、有名な人なのかもわからんな。
へえ、こんな人がいるんだねえと思った。

つうか毎度のことだけど自分の中では結構な距離を歩いて来ている。

田町を過ぎたら笹川記念会館、母を背負う会長の像だ。
この像、ちょっと調べたら色んな場所にあるみたいですね。

学生時代の授業前には机に置かれた左翼の学生のビラが
原理研だの勝共連合だのを叩いていたものだ。

巣鴨プリズンでボートを知ったとか。
「ボートは、ええで」さんまの名探偵のやっさんですな。

とっじまっりよーじん火の用心のおっちゃんだけど
「お父さんお母さんを大切にしよう!」のような
孝行に関したコピーとかは、なるほど日本的なのかもなあ
あれ、北方領土関係も言ってたっけか?

お向かいの御田八幡神社。御田→三田ということなのか〜っ!?
土曜日なのに会社員が二人で飲み物持って涼んでいた。
木陰が嬉しい。

検索すると、へー、朝廷への献上米を作っていたから御田ですか。
そしてこのへんの台地を「月の岬」と呼んで昔は風光明媚だったとか。
なるほど、そのうち散歩で攻めてみるのもいいかもな

右。そのままぶらぶら歩いて品川駅。
ガード下に、ラーメンや丼物の企画モノ?出店があって行列ができてたね。

八つ山通りを下っていくと、閑静な住宅街。
お、屋形船じゃん。
ええと、調べたら、これは天王洲運河なんだな。
おー、天王洲アイルとか近いじゃん。へー。
近所の神社では夏祭りのテントとか出ていた。

大井町までぶらぶら歩いてから電車で帰りました。
ゼームズ坂を上ったらもうへとへと。

いや、飯でも喰おうかと思ったんだけど、暑い中歩いてきたから
正直速攻でゲロ吐きそうだったね。


060910 新富町から月島

左。新富町駅にはカエルの置物がある。立て看板には、無事帰るとかけてカエルを
置いています、とのこと。待ち合わせにも使用出来るぞ。

右。築地本願寺。独特のフォルムだ。
日本のお寺じゃねーみたいだ、と思って調べてみたら
古代インド様式で建て直したとのこと。

あーなんか、爆撃で燃え残ったみたいな写真みたことあんなー
てゆうか石だし、炎に包まれただけなら外見は残るかもな。

中では反戦展示をやってた。戦時中は真宗も宗教戦士を送り出していたとのこと。
本堂の脇に新聞記事や写真が並んでいた。
おれは日本が21世紀中に戦争やらかす可能性は結構高いと思うね。
日本って、何かあったらあっさり平和憲法なんて投げ出すと思う。
しかも、アメリカが国際貢献を要求したからです!みたいな他人任せの論理でな。
手におえない国だよ本当。

ちなみにこのへんの街は、釣りの帰りか何かのおっちゃんが
酒屋の前でビールケースに座って、乾き物でビール飲んでる光景が
見られたのが実にいいね。この世界よ永遠に。

築地の場外市場?の通り。さすがに午後だったのでもう人は閑散としている。
魚臭い路地を進んでいくと、海鮮丼とか出している店がまだ営業している。
むう、ここはそのうち食べに来なければいけないな。朝からビールを頼んで。くうー

大学生の頃に晴海のコミケで、築地から勝どき橋を渡って、展示場に渡ったもんですな!
あれから12,3年も経ちましたか・・・

てゆうかむしろ今の有明のコミケ行ってないな。

さて。数々の作品で都合に応じて橋を揚げさせられてきた感のある勝どき橋。
ここから築地の荷揚げか何かする所?そこが見えてなるほどなーと思う。

そこからさらに月島方面に行くと、微妙に建物がスカスカ感のある一角を抜けて月島。

左。釣り人もいた土手。時間によって水が満ちて通路が沈んでしまう。
堤防には一定間隔で浮き輪が取り付けられている。落ちる人居るのかね。

右。屋形船とかが停留している、これ、運河?あー、ええと、月島川というらしいですけども
ほとんど隅田川河口の島の切れ目みたいな川に見えるなあ。

でもって、この舟の中に座敷とかあるんだけど、いい感じのプライベート空間っぽい。
水の上にも畳敷きか。

月島の通りを駅に向かって歩いていきますどこまでも。

ここの下町感覚は非常によい感じがする。
もんじゃで人寄せる前は、いったいどんな感じだったのか・・・

ただ、この赤ポストは故意に残している風でちょっといただけないか?
まあ残ってる事は喜んでいいか。
細い路地裏の、緑が意外と豊富なところや、客が入ってるのかどうか
まったくわからない店がポツリとあるのなどがなかなか良い雰囲気。


061028 有楽町で適当に飲む

一人、有楽町のガード下で昼間から飲んでみる。
迷ってもつ焼きの盛り合わせなど頼んだら、5本も来たうちの
2本くらいは冷めてしまうので後悔先にたたずだ。これは気をつけたい。
欲しいものだけ、少しずつ頼むとマル。

普段終電に追われて飲んでいるせいか、無意識にペースが速くなってしまう。
一人なので話し相手もいないとあれば、さらに酒が進んでしまう。

「制限時間内に酔わないと損」ではなく、有り余る休日の時間をどう無駄遣いするかという
別のゲーム性を理解するのが大切だな。頑張らなければ。頑張ってどうする。

やげん串の、軟骨と脂の交互になってるのとか絶妙だね
カリッコリッと、ジュワッのハーモニーがね。っておれは酔っ払いか。はーいそうでーす!

なんだか学生風なのが、後ろで、句集なんぞをぱらぱらめくりながら
瓶の黒ビールを行ってるのでホホウと思う。やるなあ。
おれも万葉集くらい読んだ方がいいかなあ。

ガード下には愛国党の貼り紙が残っている。赤尾先生〜ッ!
北朝鮮の核ミサイル攻撃に備えよ!・・・って、これ、1994年かあ。
ちょっと調べっか。ええと、この時はノドンとか撃ってたようだ。

この、有楽町と新橋の間のあたりは、以前通った時にも
ヘルメット被って日帝と闘っている人たちの行進にであったり、
自分は天皇の御落胤であるが信じてもらえないなどという看板が
出ていたが、当人が不在で残念ながら見られなかった、
というのを目撃したりしてなかなか面白い感じがした。

まあ、彼らは面白がられるためにやってるわけではないが。

新橋まで歩いてきました。

すきっ腹に酒、少々のツマミでは体に悪いので、
ちょいと腹にたまりそうなものをいただきます。
今回は海苔をチョイス。ゴマをたっぷりいれて、そしてこれこれ!辛子高菜がうまいんだな。
たっぷりいれて喉がかゆくなるような辛さを楽しんでいると
体がポカポカしてくるぞっ。

SL広場前のしんばしビルの中に、TUCショップがあってグリンピースの景品を買い取っているのだが
その近くにゲーセンがある。
脱衣マージャンが多いんだけど、その中に雷電DXを発見したので
全5面のモードを遊んでみたぞっ!
コイン投入で「ジャイーン」こっ!このメカメカしい擬音が!懐かしいっ!
そして全体的に抑さえ気味のBGMが、ストイックなシューティングの世界を引き立てている。
酒気帯びに優しい連射ボタンの助けを借りて
左手は弾避けに集中できたんだけど、4面ボスのあたりでゲームオーバー。

ところで、おれの中にはシューティングゲームで、登場人物のセリフとか物語が、
面の間に出るような(現代においては多少古典的なスタイルの)製品には、
是非ともヤバイ人間に関わって欲しいという願望がある。

ふむ、漠然としたイメージを説明するとだな・・・

ま、普通だったら正統派のヒロインとして
「カナメ・ローズ・ミナト。19歳女。黒の長髪がおしとやか。軌道警備隊に赴任して2年目の若手。
士官養成学校で機動兵器の戦闘訓練に優秀な成績を残す。最終学年の演習中に宇宙ステーション
強襲テロに居合わせ解決した非公式の成果は智謀と勇気に優れた人材でもあることを示している。
本人は知らないが10年前の惑星間戦争で伝説の無敵艦隊を率いた宇宙軍中将のただ一人の孫」
とかこんな感じのを入れると思うんだ。

まあこれはこれで相当歪んでる気もするがな。

ところがそこにだな、
「エッシェリキア・コーリー26歳。炎のような赤い髪は天パー。浅黒い肌。仁義に篤いが一度怒りに
火がつくと血を見るまでおさまらない凶暴女。全身に刺青があり怒りに合わせ隠し彫りが桜色に浮き上がる。
帝国領内レアメタル鉱床地域に居住していた少数民族の領土復帰運動に協力し国家反逆罪で
冷凍刑に処せられるも、執行前に暴動を起こし、月面刑務所を脱獄。」
とか、ちょっと外したキャラを置いてしまう。

で、1面が終わったあたりのデモはこんな感じだな。

「アハハハハそこで燃えてなデカぶつ!邪魔すんじゃないよ!アイツはあたいの獲物さ!・・・何だ?
軍のやつら、いまさら何をしようって・・・(コクピットに響く警告音)ハアッ?ラムダ重畳空間への
ゲートを開いたって、星系内にリンクできるインテリジェンスなんて一つも・・・いや・・・この反応はッ?
すると・・・2年前のあれはシミュレーション?・・・は・・・ははっ・・・第三惑星の連中め・・・アタシともあろうものが
うまく騙されたモンだよ・・・けど・・・レッド、そしてブルーをいまだに奴等が手に入れてないなら・・・
必ず揃えようとするはず・・・その時は・・・ウフフフ・・・脱獄してみるもんだねぇ・・・
マリ、ジェニー・・・お前達のカタキ、どうやら取れそうだよッ!!」

みたいな、おいおい、弾避け集中してえのにそんなにいっぺんに色々伏線ぽい事言われても
わけがわからねえんだよ!!っていう感じの製品があったら私に是非とも紹介して欲しいんですよ!!

ピピーッ!

はーい、ここでホイッスルです!ええと、分析結果が出ました。
これはあれですね、思わせぶりなデモってことで、デスクリムゾンあたりの話が頭に残ってたせいだろうね。
でも、どっかで何かのシューティングのデモを見た時に、引出しをノックするものがあったんだろうね。

あれ、なんだろうこの気持ち。
市場が未発達で、玉石混交とした製品が販売されてるような、そんな時代へのノスタルジーだろうか。

今20歳頃の人にとって、20年前とかって石器時代くらいの昔だと思うんだけども、
当時のホットミルクなんて、マンガじゃ抜けなくて巻末の水着グラビアで抜いたりしてたんだぜ。
「あー今月はハズレだったな」みたいな。あれっ。おれだけかい?
でも、それって今考えてみりゃ少年マガジンで十分じゃねーか?

このまえ実家帰って、るりあ046のファントムシューターイオ読んだらすげえ面白かったね。
いまだと、アフタヌーンとかに載りそうな方向性かなあ?
む。散歩日記ではなくなっているな?

適当に入った本屋で、筒井康隆の「文学部唯野教授」が
岩波現代文庫になっていたので購入。公園のベンチで読み進める。

あー、こいつは面白いね。これは、若者にスゴイ人気出ちゃうわけだ。
今読んでよかったなと思った。
昔だったら唯野教授らがキャンパスを逃げ回るシーンだけ笑って
講義は読み飛ばしかねないアホさだったもんなあ。おれ。
まあ、現象学のあたりでやっぱり講義の内容わからんようになりましたけども。

ホラ、おれって、小説に限らず、芸術全般に批評が何で存在するのかって事を
今まで疑問に思った事が無いほどの文盲じゃないですか。
だから、こういう啓蒙的な小説を読んで行きたいもんですよね。