060521新江戸川公園とか

「なあに、ブクロまで行けば、東武東上線がありますんで、余裕っすよ!」
そんな大口を叩いて遅くまで飲んでいたおれを
東上線は暖かく迎えてくれたぞっ!
これだから金曜日はこたえられない。

まあ歩いても小一時間なので深刻なダメージではないです。
 

翌日はだらだら過ごしたので
日曜は散歩に出かけました。

大抵池袋からでたらめに歩いて出発するので目白とかそっち方向に行ってしまうのですが
今日もその例にもれず江戸川橋あたりをぶらぶらしていていると
新江戸川公園というのを発見。さっそく中に入ってみます。

松声閣というそうで、和風のたたずまい。
かつては熊本藩のお屋敷だとか。

でもおれが気に入ったつーか「あ、来てるな」って思ったのは
右の方に窓口みたいのあるんだけど、そこの造りが
昔モダンだった感じがいいなあということだ。

んー何つったらいいんだろーな。
ド田舎の潰れた診療所とかみたいな感じかなあ。
この、ちょっと文明開化だし洋風にしてみました、という匂いが妙にノスタルジー。

適当に時代を推測してあれですけども。
 

出入り口も木造の門。
また一人、男が門をくぐった。その門の名は、公園の門。
失礼するでござる。

      

よっしゃ当たった!という感じがしたね。
天気も良かったし新緑もバッチリ。
木洩れ日が優しくていい感じだ。

続きまして右。池をぐるりと回るルートになっている。鯉がたまに跳ねるぞっ。
結構濁っていて残念だったけど、木陰から水面を眺めると
あれだ、特性インピーダンスの差異により電磁波である所の
可視光線が反射を起こして青空が写ったぜーっ
 

ここは神田川の脇の斜面に沿って公園になっているのだけど
池の回りから斜面を登ると、ちょっとこれどうかなって感じのワイルドな林に入る。
デートとかには向かない感じ。階段とか急だし。

そんなワイルド気味な林の中に、木が切れて一箇所だけ光が差し込んでいる場所を発見。
なかなかいい感じのコントラストだ。
 

     

左。松声閣の脇の庭方向。竹の柵がいい感じを出しています。
中からはどんな風に庭が見えるのかなあ。おれもこんな別宅が欲しいぜ。

右は斜面から降りてきたのを振り返って。
手入れちゃんと(?)してるところに出てくると雰囲気が劇的に変わるんだけど、
狙った効果では・・・なさそうだな。

ふと、今までの写真とか見直していて気付いたんだけど
おれは、何かあれだな、モチーフ主体なんだな。
興味を引かれるものがそこに無いと撮らないわけだ。
多分、わかりやすく記録に残すとかの目的を意識しないで
初心者が適当に撮ってるとそうなるんだろう。

おおー。自分で分析するとはおれも大人になったものだ。なんつって。

で、いかにも庭園ぽいなあ、という説明的な写真。
 

ここは前にも散歩で何度か通ってるんですが、芭蕉庵、椿山荘の脇を上って行く細い坂、胸突坂です。
昔の人も息切らして上ったりしたのだろうかね。

この後は椿山荘の前を通って目白坂下に抜け、江戸川橋駅を目指します。
 
 

       

左。
江戸川橋駅から南下すると早大通りにぶつかります。ここもいい感じだ。
おれは真ん中に並木がある通りに弱い。なんとなく。

そして牛込天神町→早稲田通り→牛込中央通り→牛込北町→大久保通りに出る。
っていうかその間全然写真撮ってねえなおれ。

中。
大久保通りのどっかで民家の間のいい感じの路地を発見してパチリんこ。
奥に黒いの写ってるけど、これ猫ね。のんびり横切っていった。

右。
どんどん大久保通りを抜けて東戸山小学校の脇の柳。
さすがにこのへんで結構へばっています。

この後は焼肉屋とかが林立するコリアンタウンを抜けて新大久保駅に到着。
あれだな、ホルモンとか食いてえな。夏を乗り切るために。んーメタボリック。