民俗芸能の鬼剣舞?なんじゃ、そりゃ?赤鬼や青鬼のカッコして、刀なんか持って、桃太郎にやっつけられるのか?な〜んて思われる方はいらっしゃらないかと思いますが、鬼剣舞について一通り、簡単に紹介します。


☆★☆★  由  来  ★☆★☆

 北上市の周辺に伝わる”鬼剣舞”は、正式には「念仏剣舞」の一つですが、威嚇的な鬼の様な面(仏の化身)をつけ勇壮に踊るところから「鬼剣舞(おにけんばい)」と呼ばれ親しまれています。
 大宝年間(701〜704)修験の祖である役の行者小角が広める為に、念仏を唱えながら踊ったのが始まりとも、大同年間(806〜810)羽黒山の法印善行院が荒沢鬼渡大明神で、大日如来の化身から悪魔退散・衆生済度の念仏踊りとして伝えられたのが始まりともいいます。
 康平の頃(1058〜1065)安倍頼時の子、黒沢尻五郎正任がこの踊りを好み、将兵に出陣や凱旋の際に踊らせたのが広く世に伝わったということです。

◆◇◆◇  伝 承 地 域  ◇◆◇◆

 上の画像を見て、鬼の面を被って踊るっつうのは解った。どれくらい勇壮なのかは実際に見てないから解らないけど。でも、「”北上”っ?そこって、何処?」と、思われているそこのあなたの為に、右図を御用意いたしました。
 北上市は、岩手県の内陸南部に位置し、平成3年4月1日に、当時の北上市・和賀町・江釣子村の三市町村が合併し、新生北上市として誕生し現在にいたっております。
 北上市は豊かな自然に恵まれ、年間を通して楽しめるイベントも盛り沢山です。
 つぅーことで、作者は市役所の回し者ではないので、詳しくは北上市の公式サイトにアクセスしてみてください。
(http://www.city.kitakami.iwate.jp/)

△▼△▼  伝 承 系 統 図  ▼△▼△

 ちょっとデカくて、汚くて、スンマセン。
 伝承100周年記念誌より抜粋しました。見づらいですねぇ〜。
 でも、滑田鬼剣舞の位置はわかるでしょっ!赤字にしてますからね。
 現在、伝承の流れを云う時に、”岩崎系”・”滑田系”と云われてます。きっと、こういう伝承系統だからなんですね。

□■□■  装  束  ■□■□

 さて、一番上の画像を見ればどんな格好なのかは、大体解ると思いますけれど、右の画像の前・後の全体画像でちょこっと説明させてもらいます。
 囃子方(画像には映ってませんが)は、紋付、袴姿となってます。
 踊手は、頭に毛ザイを被り、顔には鬼面をつけ、平口袖の身ごろ胸掛赤たすきをかけ、広口袴をはきます。後腰には、大口をつけ、その上に脱垂れを下げ、太刀を帯びます。腕には鎖かたびら手甲をつけ、足には、脚絆を巻き、白足袋草鞋をはきます。
 採物は、右手に、左手に金剛杖を持ちます。三人加護と云う演目では、幣束を持ちます。


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