研究室研究室
研究室、そこは日常から想像できない異次元ワールドである。
化学系の研究室は特に理不尽でいてかつドラマチックである。
そこで巻き起こる数々の事件と感動がここに綴られるはずです。
運勢の悪い時は実験をするべきではない.
実験に失敗する可能性が高いうえ、事故でも起こったら1人の問題ではすまない
しかし運の悪い時は意外な実験結果がでる可能性がある
実験操作を間違えたら良い結果がでたというのも良くある話
しかしながらそのような結果は二度と再現されることがない
化学の世界の微妙な言葉
細孔とポアの関係
最高ですか?細孔です!
ちなみに英語ではポア(pore)と言います.
Impregnationと含浸
溶液に固体をつけ込んで,煮詰めることで
固体に溶液に溶けていたものをくっつけることを含浸といいますが,
このことを英語でimpregnation(妊娠)と言います.
はじまりの反応
重合反応のように次々と連鎖する反応には
必ず開始反応というものがあります.
始めの開始反応で連鎖して反応する活性な物質をつくるわけです.
ちなみに英語ではイニシエーションといいます.
サチる,ネグる
反応速度が頭打ちになって一定になるようなことを
サチる(saturated:飽和する),
無視できる事をネグる(neglect:無視する)と言います.
「in situ」の語源
「in situ」とは「反応中に」などと意味である.
「in situation」の略かと思いきや、語源はラテン語らしい
日本の化学の世界では「in situ」を
「イン シチュ」と読む一派と
「イン サイチュウ」と読む一派で二分している.
「in situ」と院試中
とくに関連はありません
名誉触媒
教授に名誉教授があるように,触媒にも名誉触媒が存在する.
類まれなる才能を持つ触媒,偶然の産物.それが名誉触媒である.
つまりその結果が二度と再現されることはない.
失敗は連鎖反応である
失敗してしまったものはしょうがない.
肝心なのはそこで止めることである.
慌てて行動を起こすと事故が拡大する.
ガラスはスローモーション
ガラス器具を落とした瞬間、
時の流れはゆっくりになる.
止めたくても止められない.
そんな思いが時を遅くする.
ガラスが割れて、僕は夢から覚める.
健康診断は心してかかるべきである
健康あっての研究である.
白血球の半減期など計算している場合ではない.
ちなみに化学をやっていると女の子しか生まれないというのは
統計的に否定されているらしい.
個人的には女の子が生まれたほうが良いのであるが
病気の時に実験をやってはいけない
ビーカーに鼻水がたれるのは化学的にショッキングである.
高名な先生シリーズ
「自分で作った触媒や調製方法に自分の名前をつけてはいけない」
自画自賛しているようでは誰もその名前を使ってもらえません.
自然につかわれるようになってこそ本物といえます.
「前を見ても何も見えない,後ろを見ながら前に進め」
ただやみくもに前をみるよりも、
先人たちの過去のデータを見ながら前に進めということ.
「机の上が汚いと実験データも汚い」
つねに机の上は整理整頓.頭の中も整理整頓
「反応も原子レベル,汚れも原子レベル」
反応器具は常に清潔に.信頼できるデータはそこから生まれる
「おかしなデータを信じるか信じないか?それが化学者としての技量である」
単に実験の操作ミスとみなすか,真実と考えるか?
その判断が化学者の未来を左右するといっても過言ではない.
「化学の発展は常に学生の失敗から生まれる」
失敗するには、ともかく手数を出せ、ということらしい.
「まずは3日、次は3週間、そして3ヶ月、そうすれば3年もつ」
研究室は基本的に辛いところである.
まずは3日頑張る事から考えなさいということ.
しかし3年から先の保証をしないあたりが意味深.
通常3年から先は博士課程である.
遊び実験ほどマジである
この反応はいかないだろう,と思ってやる実験ほど,
夢があって楽しいものである
出張後の教授は要注意である
飛行機の中は暇なので何を考えているか分からない
教授の気まぐれテーマは学生にとって脅威でもあり
畏敬すべきものでもある.
サイエンスを再演する
奇跡は2度起こしてこそサイエンスである.