ネコ
突如、我が家に現れたかわいいふりして割とやるネコである。
ここではそんなネコとの同居生活がつづられます。
第15話 異星人襲来!
異星人と私
それにしても,また1年くらい更新していない気がしますが,
ネコはあいかわらず元気です.
僕は意外と元気です.

さて,修士論文も出来上がり,いちおう暇になった僕は
我が家唯一のドライバーとして母親の買物に付き合わされた末
妙なものを買ってきた.

そう,日本の科学技術の粋を集めた
あのロボット「Asimo」っぽい雰囲気を漂わせる
「Pino」なるロボットである.

ピノキオを模倣した突起物っぽい長い鼻が
実は光センサーだったり,
腕がやけに投げやりな動きをしたりと,
新旧のロボットの特徴を集めたキュートな一品である.
始めはわけのわからないことを口走るが,
突如,レベルアップしてまともに会話できるようになるらしい.

この事態にうちのネコが黙っているはずがない.
当然,ロボットに敵意の眼差しをむける.

ガション.
ロボットがわずかに動く.
このような動きはネコと闘争本能を刺激する.
はやくもネコは低姿勢になり,臨戦体制に突入.
しかし…

○×△!(本人はPinoと言っているつもりらしい)」
などとロボが奇声を上げる.
に゛〜(本人はキャーとか言いたいらしい)」
などと奇声を上げて逃げるネコ.

戦いの日々はまだ始まったばかりである.

第14話 箱入り娘。

箱 それにしても1年くらい更新していない気がしますが、
ネコは相変わらず元気です。
僕はあまり元気がないですが。

先日、就職活動用に革靴を買ってみました。

家に帰って靴を箱から取り出すと、
ネコのヒゲがキュっと丸くなったりする。
これはネコが興味を示した危険信号である。
すぐさま靴を退避させたが、
彼女の目当ては僕の靴ではない。
靴の入っていた「箱」なのだ。

そんなわけで箱に収まった彼女はちょっと幸せそうである。
こうして家には靴の箱のオブジェがならぶことになったのである。

第13話 愛の生活

食べてー さて、研究生活とは愛とは無縁の生活である。
しかし愛について考えないわけではない。
家に帰ったらフリフリのエプロンを着たお嫁さんが
「ご飯にする?それともおふろ?それとも、わ・た・し?」
なんて言ってくれることを想定してみたりする。

しかし現実は12時すぎに帰宅してドアを開けても、
玄関の明かりがついているだけで誰が出てくるわけでもない。
居間に入っても食事が置いてあるわけでもなく…
「俺が欲しいのはおまえじゃねぇ!」
なぜかネコがテーブルの上に転がっている。おまけに
「にゃーん(食べてー)」
などと言い出すのである。
しかたないのでしばらく撫でてやると、
「にゃん(じゃあ、ベットで待ってるから)」
などと言って僕の部屋に去って行くのであった。

どうも最近は暑いので、
エアコンの効いている居間のテーブルの上で寝るのが
彼女にとってブームのようである。

日々の生活に疲れを感じつつも、
幸せってこうゆうところにあるのかなと思う今日このごろである。

第12話 戦え!エステファイター

かかってきな! さて、春といえば抜け毛の季節である。
当然のごとく、うちのネコも脱毛する。
そして触るもの皆、毛だらけにしてしまうのだ。

しかし今年は救世主が現れた。
ネコの毛をなでるがごとく抜いてしまうのだ。
通称エステファイターこと、毛抜き用の手袋をはめた親父である。

ネコはその手袋でなでられるのが、いたく気に入ったらしく
手袋を見るだけで擦り寄って来るのであった。
そんなわけでエステファイターもネコをなでるのが面倒になり
2代目エステファイターである僕がしばし手袋をとる今日このごろである。


第11話 こたつの季節

ちょっと暑すぎるぜ すでに3月ではあるがこたつの季節である。
当然のことではあるがネコはこたつで伸びる。
しかしネコの天下は長く続かない。
どこからか入ってきた足に蹴りとばされるのだ。
そんでもってやっぱり怒るわけである。

基本的にネコがこたつに入っていても
家族としては面白みに欠ける上、たまに痛みがともなうため
ネコはこたつから引っ張りだされてしまう。
そんなわけでネコにはあまり居心地の良い場所ではないようだ。
おまけにこたつの中は暑いらしい。

第10話 静電気の季節パート2
さわるとシビれるぜ
さて、ネコに触りたくない季節がやってきた。
指先から電気ショックが走るあの季節である。
お互い触りたくても触れない
いわゆるハリネズミのジレンマというやつである。

最近家に帰ってくると、ネコは玄関で待機している。
そして部屋のふすまを開けるなり、
駆けこんで僕の椅子を占拠するわけである。
そんでもって椅子の上でゴロゴロとローリングするわけであるが、
明らかにネコの電位が上昇しているのが見てとれる。
とりあえず手をさしだしてみる。
それをネコがなめた瞬間、
バチッ!
「に゙〜!」
ネコときたら、舌を出して怒る怒る。
こうして今日も僕とネコの溝は深まるのであった。


第9話 ネコのハートに火をつけろ!

けっこう邪悪です さて暑くなってくると奴らが活動をはじめる。
そして奴らがうちのネコのハンター精神に火をつけるらしい。

家に帰って部屋でごろごろしているとネコが上機嫌でやってきた。
しかし今日はいつもと違う。
なにか黒いものを咥えている。
それは…、黒く、スタイリッシュでさわやかな奴らだ(誇張150%)
いわゆるゴキブリである。

そして数日後
今度は茶色い、アンティークな奴を連れてきた。
どんなに誇張しようとセミはセミである。
まあセミに関しては例年の事で
夜、部屋に戻ってくると
ショッキングなオブジェがバラまかれていることがよくあったものだ。

以来、ベランダにセミがいる時はセミ注意報が発令し
外出を制限されるネコであった。

第8話 部屋の主は誰だ?

頼むからどいて さて4月である。
僕といえば研究室生活が始まり、
朝8時に家を出て夜11時に帰ってくる。
昔は家に帰ってくるとネコが出迎えに来てくれたものだ。
(毛を逆立てて警戒してはいたが)
「まったく最近のネコときたら」などと自分の部屋に入ると
「おいっ!」
なぜか僕の椅子の上でネコがローリングしている
どうやら僕が家にほとんどいないのを良いことに
部屋を占領しているらしい。

とりあえず椅子からネコをどけるため、
椅子を20回転させてみる。
しかしあまり目は回らないらしい。
次に椅子を前後に揺らして回転させる
これまたネコは必死に爪をたててしがみつく
こうなったらタイタニックだ!
椅子を持ち上げて傾けてみる。
ネコはしがみつきながらも上に登ろうとする
しかし無常にも椅子が回転、ネコはついに滑り落ちる。

こうしてネコの天下は終わり、
ネコをどけた椅子に座ってこの話を書いているわけである。
そしてネコはパソコンラックの上から僕を眺めている。

第7話 静電気の季節

さて冬と言えば静電気である。
そしてネコに静電気がたまるのは必然である。
冬ともなるとネコは当然のごとく
こたつで伸びている。(丸くならないんだな、これが)
そんなわけでこたつから引っ張り出すと、
絨毯とこすれてパチパチ言うわけである。
おまけにうちのネコは噛みつくので、
上着に手を入れてなでる。
するとやっぱりパチパチいって毛先が乱れる。
ネコは大いに不機嫌である。(本人もかなり痛いと思う)
こうして今日も静電気と戯れる。
「奥義!静電気投げ」(上着に噛みつかせた状態で投げる)

第6話 ネコの行動パターン

その手は何? そんなわけで今回はネコの1日を追ってみることにする。

04:30 家族の反対を押し切って起床。
06:00 家族が起き出したらこたつに潜り込む。
06:30 朝飯を食う
08:30 暇なので阿部の部屋に乗りこむ。
09:00 家族が全員いなくなる
昼ごろ 誰もいないので居間の窓際に移動、ずっと寝る
18:00 翌日に早起きしないように叩き起こされる
19:00 とりあえず夜飯を食う
23:00 時としてバーサク状態(野生化)
23:30 阿部の部屋に乗り込む
24:00 あまりに暴れるので阿部の部屋から追い出される。
02:00 つかれて寝る

やっぱり夜型の生活である。
あんまり追い出すものだから、最近阿部の部屋で寝なくなってしまった。
第5話 ネコとデジカメと私

そんなわけでデジカメを買ってしまった。
無論、ネコを撮るためではない。
しかしながら、さっそくネコを撮ることに。
母に噛みつく
といってもカメラについては疎い。
まずシャッターの半押しって何?
ピッ。なんか撮れちゃったみたい。
えーい、適当に撮ってやる。
ピッ。尻尾しか写ってないじゃん。
そういえばフラッシュをたいてない。
ピッ。うわ、目が光っているし真っ白だ。

どうにか撮ってみましたがこんな感じ。
だから噛んじゃダメだって。



第4話 ネコのアトラクション

プリンターと白衣と私 さてネコが我が家に現れてもう1年。
しかしここに来て大問題が発生した。
なぜか僕の部屋に居ついてしまったのだ。
あれほど喧嘩した仲なのに。
もともとネコの居場所だったパソコンラックを自分の部屋に動かしたためか、
もしくは僕が魚のパックづめのバイトをはじめからなのかは知らない。
ともかく部屋に居ついてしまったのである。
おかげでネコにパソコンの上から監視される毎日である。

「もう朝だぜ、起きな、軟弱者」
などと言って僕の部屋の入り口のふすまを引っ掻いてくれる
「おいおい、スクリーンセイバーが動いてるぜ」
などと言って意味不明の文字をパソコンに打ち込んでくれるし
「なんかこの本棚、スカスカだぜ」
などと言って本棚に入ってくれたりする。
「机の上を整理してやるぜ」
などと言ってMDを机から落とそうとすれば
「これって食えるんでねーの」
などと言って給料袋に噛みついたりする。
どうやら僕の部屋は彼女にとって魅力的なアトラクションらしい。
もちろん僕自身も。

そんなわけで家に帰ってくると、部屋にネコがいる。
「よう、今日も遅かったな」
まあそんなわけで「お帰り」といってくれる者がいることは幸せにつながるのである。

第3話 ネコの朝

ネコの朝は早い。
毎日4時起きである。
まずは日課をこなす。

6時半、僕の部屋に忍び込み、網戸で昇降運動。
寝起きの僕と激しいバトルの末、追い出される。
今度はベランダにまわって網戸昇降運動。
網戸パンチで叩き落とす。
こうして理不尽な朝が始まるのである。

網戸の張り替え2回目。
第2話 記念写真を撮ろう

さて、せっかく家にきたのだから写真でも…
というわけでカメラで追いまわす。

しかし1枚としてまともに撮れない。
うちのカメラはシャッターを押してすぐに撮れるわけではない。
赤外線と音を出してピントを合わせるらしい。
そんなわけですぐにサイトから逃げられてしまう。
ロックオンするまえからシャッターを押しても、
当然ピンぼけである。
おまけに体が白いため鮮明に写らない。

それなら寝ているところを撮ってしまおうというわけで
できたのがこれ。
かなり画質を落としております。

結局72枚の写真を撮り、まともに使えそうなのは2枚くらい。
もっと小さかったころの写真を撮ればよかったと思うこのごろである。
第1話 ネコのネーミング

兄が突然、子ネコを連れてきた。
白い雑種のネコである。
長いしっぽがポイントである。

当然のごとく問題はネーミングである。
なぜか兄はミーラちゃんと呼ぶ。
ただ白いからという理由であろう。
噛まれて包帯を巻くのはわれわれであるが。
母はボロンちゃんと呼ぶ。
僕はひそかにホウ素(boron)と思っている。
しかし僕は人の名前を呼ぶのは好きではない。
というわけで僕はネコと呼んでいる。
父は母にならってボロンちゃんと呼ぶ。

こうして名前も統一されないまま8ヶ月が過ぎたのである。
ネコの方はまったく困った様子も見せない。