98年10月

九州演奏旅行ライブレポート


このページは演奏旅行のレポートです。


10.30

 やはりPowerbookが不調でどうやってもスリープさせるとそのままになってしまいます。29日は1日何をやっても起動せずもうウンザリしました。

 昨日29日は宮崎の演奏会でした。

 

 左の写真はステージの上で私の位置から会場を見た写真です。ここはヴァイオリンの後ろの方がとても高い段差の上に追いやられるので、ここはとても弾きにくいです。特に2段上がると前が何をやっているかほとんど分かりません。昨日は色々感じたことがあったのですが、丸一日経つと昔話のような気がしてあまり実感がありません。今回の演奏旅行は全体として少し低調だったような気がします。今はどこでも外国のオケがどんどんやって来るのでお客さんの耳はとても肥えているのです。選曲、指揮、ソロなどもっと考えないといけないでしょう。(定期などとの落差が多く過ぎます。)

 Powerbookのシステムを入れなおさないといけないので、今日は一応のご報告です。明日からはいつものページに戻ります。(どうもG3のボードのせいのようです。今はボードが新しく入荷するまでもとの603e/180に舞い戻っています。)


10.28

 今のところ無事に動いていますが、いつ何が起こるかわからないのでびくびくしています。今日は今回の旅行ではもっとも時間のかかる移動で、約3時間かかります。最近は特急が速いので3時間だと長い方です。ところでどうでも良いようなことですが佐賀博多の往復は1万円ではなく5千円でした。後で自由席で往復の券があることを知り、すごく損をした気持ちです。

 今日の大分での演奏会はテレビ収録があるそうです。演奏旅行の収録は珍しいのですが、今回は新しいホールが出来たことと関連があるのでしょう。JR九州の特急は車両は良いのですが、距離の割りには時間がかかりますし、スピードを出すと横揺れが激しいのです。飲み物を飲んでいるときなどこぼしそうになることがあります。(今もそうです。)九州ではいろいろな音楽関係のイベントがあり、霧島、宮崎などの先発隊の後今年11月末に別府でアルゲリッチ音楽祭が開かれます。ピアノだけのイベントですが是非成功してもらいたいものです。今日はテレビ収録があるため長めの会場練習があります。その後このページをアップしようと思っています。(11:45 特急かもめの車中にて)

 やはりPowerbookの調子は本調子ではありません。(スリープすると復帰できないことがあります。)今のところ何とか動いていますが、いつ動かなくなるかわかりません。ところで今日は大分の総合文化センターという新しいところの大ホールでの演奏会です。とても大きな施設でホール、ホテル、NHKが中に入っています。

 

 ホールの照明がいくぶん暗いので写真があまりはっきりしません。(弾いていても譜面が少し暗いです。)音響的にはまあまあという感じです。ただ本番を弾いてみないと本当のところはわかりません。(お客さんが入った途端にがらっと変わるホールもあるからです。)いつおかしくなるかわからないのでアップしておきます。(17:10)

 本番を終わっての印象を言うと私たち弾く側は総じて良いホールだという印象を持っているのですが、客席で聞いた方の印象は人によって全然違います。良いと言う人は今九州にあるホールの中で一番良いと言っています。逆に評価しない人はサントリーとオーチャードの悪いところを合わせたようだと言っています。こうなると客席で聴いていない私としては何とも言えません。ステージの上での印象はお客さんが入っていなくても入っていても響きがあまり変わらず、なかなか良いと感じました。ただ私が個人的に気になるのはレオノーレの終わりの和音の響きがステージの上で会場からびしゃっと返ってくることです。あの戻ってきた音は全然素敵でないのです。ただ福岡のアクロスが今回今までと全然違う印象を与えたのと同様、ここも年月が経つと良いホールになるかも知れません。楽しみなのは出来立てのホールとしてはとても良い響きといえることです。

 本論の演奏会の方は、シベリウスの最後でフライングの拍手が出てしまいました。今回の旅行では初めてです。ですが今日はテレビ収録の日ですから結果から言うとあそこで拍手が来たという事ははっきり言って失敗です。何が失敗かというと選曲の失敗です。これがブロムシュテット先生だったらどんな演奏会でもあそこで拍手させないだけの迫力があります。シベリウスの5番の終わりはどうやっても拍手のフライングの危険があるのですから、そのことまで考えて曲を選ばなければいけなかったということです。この手の問題はいつの演奏会でもついて回っています。(もっとも有名な例は舞踏への勧誘です。)

 今回のPowerbookの変調は色々やった結果どうもPRAMがおかしくなったときにバッテリーまでおかしくなったようで、事件の起きたときのバッテリーを入れているとちゃんと起動しないようです。いずれにしてもビクビクしながら使っています。いよいよ明日で演奏旅行も終わりです。何とかだましながら最後まで使えそうです。良かったです。(うまく行かなかったらごめんなさい。)(22:30)


10.27

 昨日今日と一体どうしたのだろうかと思われたことでしょうが、実は大変なことが起こったのです。昨日下に書いたところで何とカーソルが消えるという事件が起こり、あわてて強制再起動をしたらなんと何の音もせずに起動しないという状態になってしまいました。あわてて色々やったのですがちっとも直らないのです。(リセットボタンをおしたり、リセットボタンを10秒くらいおしてみたりしても電源ボタンを押すと「ぷすっ」というだけで起動音がしないのです。)夜いくらやってもラチが明かないので今朝になってG3カードを買ったパスカルに電話をして色々教えてもらってやったのですがやはりダメです。ワラにもすがる思いでPFUに電話したら福岡ならすぐ見てもらえるというので、佐賀から福岡まで往復して診てもらったのですが、結果は変わりません。(往復だけで1万円かかりました。)諦めて東京に戻ったらパスカルで診てもらう約束をしました。そこで会場の写真だけは撮りましたが半分諦めていたのですが、一応念のためにというので、今日FPUで聞いたリセットボタンを40秒くらい押すという方法(PRAMのクリア)をやって電源ボタンを押したら、うれしいことに「ジャーん」という音がしたのです。しばらく待ったら普段の起動画面が出てきました。という事で今これを書いています。このままうまく行くかどうかわかりませんが、今は一応ちゃんと動いています。今日はPowerbookが重い粗大ゴミになったなと惨めな気分になりましたが、これで救われました。

 ところで今日は佐賀の演奏会でした。前は市民会館で演奏会をしていたのですが、今回は佐賀市文化会館です。N響としては初めてだと思います。

 

 なかなか立派なホールです。外国のオーケストラも沢山来ているようです。
 今日の演奏は残念ながらあまり良いとは言えませんでした。というのはテンポ感が悪くて、交響曲では楽器によるずれが目立ちました。オケと指揮者の食い違いが表面化してしまったというところでしょうか。レオノーレなど序奏の部分が同じテンポで進んでいませんし(これは指揮の高関さんの意図のようですが........?)、交響曲はどうしてもしっくり来ません。終わった後も私たちはどうしたら良いかと反省しきりなのですが、私たちだけではどうしようもありません。
 ヴァイオリン協奏曲は依然としてマイペースで余裕で遊びながら弾かれています。どうもギトリスの線を狙っているような気がするのです。ただ残念なことに技術的にも音の点でもかなり水をあけられています。ですが一人のヴァイオリニストとしては充分楽しめます。

 今は一応元に戻って動いていますが、またアップが出来なくなったらやはり具合が悪かったと思って下さい。(10.27 0:50)


10.26

 今日は移動日です。11時に長崎を発って1時前には佐賀に着きました。今日は皆それぞれに一日を過ごしていると思います。私はあまり工夫もなく一日を過ごして終わってしまいました。私の泊まっているホテルは役員宿舎になっているのですが、他のN響のメンバーには一人も会っていません。明日は夕方までフリーですからしっかり安みたいと思います。
 今横浜が勝って日本一になったところをテレビで観ながらこのページを書いています。


10.25

 今長崎への列車の中でこれを書いています。九州の特急列車は車両が良いのでとても楽です。ツバメ形車両など普通車でもJR東日本のグリーン車並の広さがあるようです。先程鳥栖で長崎行きの「かごめ13号」に乗り換えたのですが、何と1号車1Cという席で、前がよく見えます。
 噂では今日のブリックホールというのは響きが良いとのことです。最近は地方に沢山良いホールが出来ていてこういうホールが多くの演奏会を開催して、どんどん活躍できることを祈っています。(大ホールを使うクラシックの演奏会など年に数える程というのがほとんどの会場の常ですから。)
 今佐賀の駅に着きましたが、明日から2泊ここに泊まります。(明日は旅行日ですから一日をどうやって過ごすか考えないといけません。)(12:05 かごめ13号車中にて)

 もうすぐ会場練習です。

 

 今回のシベリウスの5番は指揮の高関さんの十八番だそうです。そういうことがあるので演奏旅行にもかかわらず一見地味な分かりにくいと思われる曲をメインプロに据えたようです。私自身は昨日はあまりまとまった演奏にはなっていなかったと思うのですが、今日はオケ自体がまとめようという意識が強く出ていて、よくまとまっていると思いました。さすがにN響と思いました。
 ヴァイオリン協奏曲は面白い演奏ではあるのですが、3日も続けて弾いているのでここで1日休みがあるのはまたあさってから新鮮に弾けます。
 今日の会場は新しいにもかかわらず響きが落ち着いているのはびっくりしました。普通新しいホールは響きがぼやっとしていて湿気が多く感じるのですが、このホールはあまりぼやっとした感じはありません。客席で聴いているとすべてが聞こえすぎる感じがするようですが、バランスや響きはきれいだそうです。長崎の隣の浦上の駅のすぐ近くにあるホールで、壁が一部レンガで出来ていてブリックホールの名に違わないものです。
 今日会場を出たところでいつも私のページを読んで下さっているという方に声をかけていただきました。いつもご主人に私のページを見せてもらっていると言うお話しでした。そういうお話を聞くととてもうれしいです。これからも頑張っていくつもりです。

 明日は自由日で、皆それぞれに過ごし方が違います。ハウステンボスに行く人もいますし、雲仙に行く人もいます。私のように佐賀に行ってゆっくり過ごす人もいます。

 今日は会場練習の後すぐアップするつもりだったのですが、事務局のPowerbookから仕事のメールが送れないという事故があり、色々やっていたら本番直前になってしまったので出来ませんでした。(23:50)


10.24

 今日は熊本の演奏会です。昨年もここに来ました。

 

 これも去年来た時に撮った写真です。九州の県庁所在地のホールは皆新しいホールになりました。(長崎、大分に新しいホールが出来たからです。)昨日の演奏会はコンチェルトがとても好評でした。とてもきれいな音で表情も面白いですし、聴いていて楽しいです。今日も期待できそうです。
 今日の会場の舞台袖を通ったらPowerbook5300が置いてありました。前回来た時もやはり同じ5300があったことを思い出しました。ステージの進行表をこれで作っていらっしゃるようです。そろそろ着替えて本番の準備をしようと思っています。本番は18:30からです。(17:40)

 本番が終わってみると今日はシベリウスは指揮者とオケがうまく折り合いがつかなかったです。シベリウスが始まったところで何となく集中していないような印象があったのですが、指揮者もそれが気になっているらしく途中で一人で空回りしているように感じました。それ以上に私が個人的に気に入らないのはアンコールの選曲です。何でこんな曲をシベリウスの後に弾かなければいけないのでしょう。こればかりはお客さんに申し訳ないと思います。誰がこんな曲をアンコールに選んだのでしょうか。プロの前半と後半の落差はどうやっても納得できません。
 明日は長崎の新しいブリックホールでの演奏会です。楽しみにしています。(23:30)


10.23

 今日は福岡のアクロスでの演奏会です。今朝というかお昼ですが、飛行機が羽田を出る時間が30分くらい遅くなったので(11:25発の予定が11:50発になってしまいました。)、福岡についたら1時半くらいであわててホテルに入ってお昼をすませ会場に着いたら会場練習の始まる20分くらい前でした。

 この写真は実は前回来た時に撮ったものです。(今回は熊本、宮崎も前回と同じホールです。大分は新しいホールですが。)シューボックス形の典型のホールです。シャンデリアなどもとてもきれいです。今は会場練習が終わったところです。人のいない状態ではそれなりに響いていますが、人が入ったときはどうなるかわかりません。壁から離れてオーケストラが配置されているために弾いていて手応え(会場からの反射)がないのです。最近NHKホールでも壁からは慣れて弾いているためこういう響きに少し慣れてはいますが、やはり会場として良い響きには感じません。もう一つ出演者としてあまり気持ちの良くないのが袖の狭いことです。ヴァイオリンは袖にテーブルを出してそこにケースを並べるのですが、袖が狭いので居場所があまりありません。
 でもこれだけの施設を街の中心部に確保できたことは新しいホールとしてはとても珍しいことです。(最近の新しいホールは街の外れにあるケースが圧倒的に多く、アクセスは車しかないことが多いです。ところがホテルから会場までタクシーに乗ると同じ市内とは思えないくらいかかることもあります。福岡の場合はとても恵まれていると言えるでしょう。ホテルから歩いてすぐの所だというのはうれしいです。)(17:25)

 会場練習のあとアップしようと思ったのですが、福岡のアクセスポイントの電話番号がわからないのでアクセスはあきらめました。
 本番を弾いての印象を言うと、アクロスの印象は前回の時とはかなり違います。会場の響きがなじんだと言う感じで、ホールが前より乾燥して良くなったと感じました。今日の演奏会を聴かれた方の印象としては一番面白かったのはチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲だったそうです。なんといってもソリストが余裕で色々パフォーマンスをしているのが楽しかったようです。
 演奏会が終わったあと春日市民オーケストラの皆さんと楽しく一時を過ごしました。

 2000年の3月にまたアクロスで演奏会があるようです。ワルベルク先生の指揮で園田高広先生のピアノによる皇帝が曲目に上がっています。このときはアクロスを初めとして、長崎、直方、大分、宮崎、鹿児島という予定になっています。
 明日は熊本の県立劇場です。お昼頃の列車で熊本に向かいます。(10/24 1:10)


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