『YASの週報(99年8月)

8/4(水)

 さて今週は、暑いですねぇ〜。梅雨が明けてからっていうもの、毎日毎日昼は30度オーバーで夜は熱帯夜ですからねぇ。こう暑くってはクーラー無しには生きて行けませんね。ここの所、寝る時もクーラーつけっぱなしなので、なんか喉の調子がおかしくなってきちゃいました。気をつけないと風邪に発展しちゃいそうです。
 夏の暑さでへばっているのは人間だけじゃないみたいです。炎天下にさらされる車にも大変なストレスが掛かっているようです。今週はYAS号にマイナートラブルが多発しました。

 ≪1.テールランプ水滴付着≫
しばらく乗っていなかったので、いつからかは不明ですがテールランプ中央のHマークの所に細かい水滴がびっしりついてしまいました。確か、ここは密閉されていて、一度水滴がついてしまうともう消えないんだそうです。(ToT) ミニオフ仲間のとーるさんも、以前、この症状がでたため、取り外してから目立たない所にドリルで穴をあけ、ストーブの前に置いて乾かしたそうです。う〜む、穴あけるのはちょっとなぁ〜。

 ≪2.右ドアスピーカー沈黙≫
いつのまにか右のドアスピーカーから音が出なくなってしまっていました。音の定位が完全に助手席側に行ってしまっていたので、おかしいな〜と思って確認したら、音が出てませんでした。良く聞く話では、オーディオが壊れる前に大きな異音がするとの事なんですが、なんの前触れも無く気がついたら壊れてました。(→ほっといたらいつのまにか直ってしまいました。梅雨の湿気による接触不良?)

 ≪3.Aピラー内装にプツプツ気泡発生≫
炎天下に駐車してて、ふと見たら直径1cmくらいの気泡が4〜5個発生していました。(Aピラー内装を取り外して、気泡を指で押し出せば良いそうです。)

 ≪4.ウインカーが戻らない≫
炎天下に駐車した後は、ステアリングを戻してもウインカーが戻らなくなってしまいました。(→朝などの涼しい時にはちゃんと戻ります。高温になることによって、ステアリングコラム内のリレーが誤作動をするそうです。)

 ≪5.ナビモニター落下(アフターパーツ)
両面テープで固定していたナビのモニターが落下してしまいました。両面テープのみとは言え、去年サーキットを走った時でもびくともしないくらい頑丈に固定できていたんですけど…。おそらくテープの劣化と合わせて高温になった事で粘着力が落ちたんでしょうね。

 ≪6.フロントバンバーが「うねうね」(byあまてらすさん)
炎天下に数時間駐車した後、レンタルビデオ屋に行き、暑いので日陰の駐車場に止めました。そして、20分後くらいに戻ってきてみると、フロントバンパー上部が波打ってるではありませんか。中央部に2箇所盛り上がったような所があり、他は全体に沈んでいます。きっと温められたものが冷える時に一律に回復しないのかもしれませんね。バンパーの下にある部品とかも関係してるかもしれないです(推測)。でも、去年はこんなことは起こらなかったんですよ。気がつかなかっただけかもしれませんけど…。もしかすると、今年初めにバンパーを交換したのが原因かもしれません。初期のパーツと今作っているパーツとでは、材質が違ってるのかも知れませんね(推測)。

立て続けにマイナートラブルが発生しましたが、どれも良くある症状のようです。某所で相談した所、多くの方から同様の症状を聞くことができましたので、持病といってよい物のようです。でもまあ、どれも些細なトラブルですので、症状を理解した上で、持病とも気長に付き合って行こうと思います。

8/11(水)

 さて今週は、FISCOでGTレースがありましたね。今回は是非とも見に行きたいと前から考えていたんですが…、結局、行きませんでした。土曜日の高速道路の激しい渋滞を見て、「こりゃあ、日曜日も大渋滞は必至だな。」と思い、春のような渋滞に会うのを恐れて、行くのをやめてしまいました。天気予報も雨模様だったし。
 それなのに!なんで、今回は渋滞しないんですか!天気も良かったし。これなら行けば良かった〜。(ToT) まあ、こんなこと後悔しても今更ですね。スッパリと諦めましょう。それにしても、GTは最近NSXが勝てなくなってきてしまいましたね。最初の頃の快進撃がウソのようです。ウエイトが載ってるとダメなんでしょうかね?だとすると、そろそろ復活してもいい頃なんじゃないかと思うんですが…。頑張って欲しいです。(^o^)/

 そういえば、最近ベスモでもNSXが勝てなくなってきてしまいましたね。目立つのはRX−7の早さばかりです。新しいタイヤのRE040がそんなに良いんでしょうかね?それともまた○産みたいに広○チューンでしょうか(マフラーから火を吹いていたのを見逃してはいませんよ)。NSX自体も、あっという間に油温が上がってしまってました。今までは油温・水温ともに、全く問題がないのがNSXの良い所だったんですけどね。もしかして、メーターの取り付けの問題とかでおかしな温度になってたかもしれませんね。黒沢琢也選手も油温計塞いで、無視しっぱなしだったですからね。本当に油温が上がっているならパワーダウンもするだろうし、もちろん壊しちゃう可能性だって高いんですから、プロのドライバーが意味も無く油温計を塞ぐようなことはしないと思うんです。あの油温計は上がってても問題ない自信があったから…じゃないかと思うんですけど。まあ、こんなのは僕の勝手な推測ですし120%エコひいきが入ってますので、軽〜く聞き流しといてください。

 さて、F−1も面白くなってきましたね。(^-^) 今年の僕の注目チーム(ジョーダン無限ホンダ)と、お気に入りドライバー(E.アーバイン)が大活躍してくれていて、も〜本当に楽しく見てます。もちろん、M.シューマッハの怪我は残念ですし、それまでのM.シューマッハvsマクラーレンという構図も十分面白かったです。でも、「今年もか…」という気持ちが無きにしもあらずだったもので、最近は、実に新鮮にF-1を見ることが出来ています。
 それにしてもミカ・サロは凄いですね。復活2戦目で2位表彰台ですか。チームオーダーが無ければ優勝しちゃってただろうし。やっぱり、F-1でのマシンの差って大きいんですね。それを考えると、以前ティレルでサロと一緒に走っていた片山右京って凄かったんだなぁ〜と、今更ながら思います。ティレル時代は右京の方が速かったように記憶してます。ということは、右京に勝てるマシンがあったら…。う〜む、今更ですね。でも、有名な話ですが、当時のベネトンから「シューマッハのNO.2ドライバーに」っていうオファーもあったそうです。断っちゃったそうですが。(違う年に鈴木亜久里もベネトンからオファーがあったそうです。契約の問題で移籍できなかったそうです。)残念ですねぇ〜。
 現在のドライバーだと…高木虎之介は、どうにもチームに恵まれないみたいだし、中野信次は今年は無理みたいだし…。う〜む、日本人ドライバーがF-1でトップを争うのは、まだまだ先のようですね。

8/18(水)

 さて今週は、土曜日物凄い雨でした。台風に成り損ないの熱帯低気圧が関東地方に停滞して、各地で大きな被害が出たようです。(犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたします。)僕はといえば、その土曜日が旧盆中唯一の休みの日でしたので、YAS号を1mmたりとも動かすことができず、家にこもりっきりの休日となってしまいました。仕方がないので、留守録で貯まったビデオを片っ端から見まくりの、昼からビール飲みまくりで、非常に怠惰な過ごし方をしてしまいました。もったいないなぁとも思いますが、たまにはこういうのもいいですね。いつもじゃ嫌ですが。

 そうそう、ビデオといえば、土曜に見たんじゃないですが、最近スカパーの特集でまとめてやってたのを偶然見て、気に入ってしまったビデオシリーズがあります。アニメなんですが(^^ゞ『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』シリーズです。OVAシリーズでサブタイトルが「11(ダブルワン)」「ZERO」「SAGA」「SIN」の各シリーズ6〜8話づつあって、全部レンタルするとなるとかなりのお金がかかってしまいますが、一気に見てしまいました。(^^ゞ 
 内容は、要はフォーミュラレースなんですが、テクニカルレギュレーションがゆるいF−1とは別のカテゴリーが成立していて、ハイテク使いまくりでSF的に進化したマシンが最高時速600km/h以上でバトルしてしまうとんでもない設定です。(^^;でも、話のメインはドライバーの心理面での葛藤を描いていて、登場人物がみんな激しく熱いキャラクターで、熱血ストーリーが展開されるというものです。まあ、レースまんがの王道でドリフトで追い抜いてしまうのをはじめ、いままでのレース物ストーリーのネタがポンポン出てきて、次ぎはボンベイブラッドでも出てくるんじゃないかとひやひやしてしまいますが、登場人物のキャラクターの強さと熱さで、続きを見たくてしょうがない気持ちにさせてくれます。いや〜こんなのもあったんですねぇ〜。全然知りませんでした。OVAの前にTVアニメシリーズとして放映もされていたそうですが、それは全く知りませんでしたし、まだ見てません。聞くところによると、こちらはかなり万人向けTV向け(要はお子様向け)ストーリーになっているそうですが、OVAシリーズは30歳過ぎの僕が見ても充分楽しめる内容になっていました。(^-^) 特に「SAGA」シリーズがお勧めです。F−1とかを見てる人だったら途中から見ても楽しめると思いますので、ビデオレンタルで見かけたら皆さんも是非見てみてください。

 さて、話しはガラっと変わりますが、今週末の土曜日はツインリンクもてぎに行ってきます。全くの初心者にもかかわらず「サーキットを走りたい!」という無謀なインテグラ乗りの友人の練習に付き合って、「HDS(ホンダ・ドライビング・スクール)中級ベーシック」を受けに行ってきます。とは言え、なかなか楽しめそうな内容で、<ブレーキング練習、スリパリ、北ショートコース走行、オーパル先導走行>など、もてぎのNSXオーナーズミーティング・ベーシックの縮小版みたいな内容になっているようです。9月のもてぎNSXオーナーズミーティング・アドバンスに参加するつもりですし、前回もてぎのベーシックに参加したのが1年前の8月でしたから、復習としてはちょうど良さそうです。付き合いだけでなく、自分でもしっかり楽しんでこようと思います。HDS中級ベーシックを受ければ、グランプリコースをつかう「上級ハードドライビング」というコースもあるそうですから、ゆくゆくはそちらも受けてみたいですね。tamacatさんは上級の常連だそうですし、とっても楽しみです。いっちょう、土曜日ははりきって行ってきます。(^-^)

8/25(水)

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 さて今週は、予告通りもてぎのHDS(ホンダ・ドライビング・スクール)中級ベーシックに参加してきました。AM4:00出発で、R16→東北道→宇都宮市外周を通ってもてぎに着いたのがAM8:00。「朝のガラガラの道路でも4時間かかるのかぁ、やっぱり遠いな〜。」とりあえず、コンビニおにぎりの朝御飯を食べてから、会場のアクティブ・セーフティー・トレーニング・パーク(ASTP)に入りました。

 受付を済ませ、最初のオリエンテーションをする会議室に入っていくと…、ええぇ〜!?(゚O゚;た・た・た・tamacatさんじゃないですか〜!!ど・ど・どうしてここに〜?? なんとなんと、tamacatさんが、わざわざ もてぎまで僕を冷やかしに(*_☆)\(-_-メ)バキッ! もとい、急遽参加されることに決めたそうで、同伴の奥様と一緒ににこやかに座っていました。いや〜ビックリしましたよ〜。ぼくの驚きぶりに、tamacatさんたちは満足の笑みを浮かべています。(^^ゞ
 あれこれ話をしているうちに、インストラクターの方がやってきて開始となりました。自己紹介をして、今日のスケジュールの説明を受けます。HDS中級ベーシックコースは「クルマの基本特性を理解したスムーズで安全なドライビングが身につく基本トレーニング」で、免許とって2ヶ月の女性から、もてぎ常連のtamacatさんまで参加できる奥の深いものです。

 会議室での話しはそこそこに、クルマに移って運行前点検の話やドラポジの基本などを聞いた後、パイロンの間を縫うように低速走行する慣熟走行に入りました。まあ、なんのことはない低速先導走行なんですが、これが意外とキツイ。普段やらないようなフルステアの切り返しが続き、ノンパワステのYAS号はまるで筋トレ状態。堪えきれず、さっそくグローブをはめてしまいました。(^^;
 次は午前中のキモのブレーキトレーニング。水をまいた専用コースで60km/hからのフルブレーキングの練習です。踏みっ切りで、ABSを最初から効かせたり、最初や最後だけABSを使ったり、ABSを使わないぎりぎりを狙ったりと、いろんなバリエーションでの練習を1時間半。本来中級コースは定員20名だそうですが、今回は10名しかいないので、たっぷりみっちり練習できました。もう、何本やったか覚えてないくらいです。とりあえず僕は、去年のオーナーズミーティングベーシック(NOM.B)での経験があるので、そこそこ上手くABSを効かせることができましたが、連れのインテグラ(スタイルS)はロックするまで踏み切れないようで悪戦苦闘しちゃってました。ABSが付いてないので、ロックには恐怖感があるのかもしれませんね。さすがにtamacatさんは余裕でこなしてました。(^-^)

 昼食は、バスでGPコースのグランドスタンドに移動して、スタンド上のガラス張りのVIPルームでのお弁当です。去年のNOM.Bの時も同じ場所で昼食でしたが、こんな機会でもなければ、いちサラリーマンの僕がVIPルームに入るなんて一生ないことでしょう。もてぎの全体を見渡しての昼食は、豪華気分満点でした。(^-^)

suriparicourse.jpg (31121 バイト) さて午後は、お待ちかねのスリパリです。(^-^) 今日一番の目的は、コレといっても過言ではありません。スリパリというのはASTP内の200mほどのコースなんですが、数字の「3」のようなレイアウトで曲がりくねっていて、水がまかれた路面は「超低ミュー路(アイスバーンと同等だそうです)」から普通の舗装まで、数通りの舗装が施されています。ここを20km/h程度の極低速で走るのですが、ちょっとでも荒い操作をしたら、前後どちらからでも滑り出してコースアウトしてしまうという、1年中雪道体験ができるものなんです。
 張り切って走り出したものの、どうにも上手く走れません。超低ミュー路を180度左ターンして、逆バンクの低ミュー路を右に90度ターン、再度左ターンしてスタートラインに戻るというコースなんですが、最初の左・右が難関で、アンダーオーバーを繰り返してしまいます。最初の左は回りこんでいるので、旋回しているうちはアクセルパーシャルで我慢していないといけないんですが、ついつい早めに踏み出してしまいます。でも、そんな状態で舵が効くはずがなく、プッシングアンダーでアウトにはらんでしまうのでアクセルをあおってテールを出して向きを調整するものの、そうなると次の右の進入がきつくなり、結局ギクシャクした切り返しになってしまっていました。低ミュー路では、ジッと我慢してた方が安定するし早いんですね。今度、これだけのショートプログラムでたっぷり時間を取って練習しに来ようと思いました。

atSSW.jpg (30984 バイト) 続いて、CARTをやるオーバルのスーパースピードウエイ(SSW)の体験先導走行をやりましたが、まあ、これは本当に体験走行ですね。いろんな車が参加しているので、先導車がMAX120km/hくらいしか出してくれないため、車間を調整してターン(コーナー)で140〜150km/h出して楽しんでました。NOMだと180km/hくらいまでは引っ張ってくれるそうなんですが(去年は大雨だったので160km/hくらいまででした)、まあ、それはそれ、これはこれです。

 最後に北ショートコース走行ですが、これは正味走れたのは10周ぐらいでした。まあ、慣れてない人のほうが多いので、1台ずつの走行でしたから仕方ないでしょう。連れのインテは「1台ずつでよかった」と言ってましたから。
 でも、最後の3周だけはフリー走行になり、僕の前でtamacatさんが猛然とピットアウトしていきました。「よっしゃ〜!tamaさんとバトルじゃ〜!!」フル加速でピットアウトし、tamacatさんを追いかけます。ストレート2/3ぐらい差がありますが、「tamaさんが気づかないうちに、猛プッシュして後ろについちゃえ。」(^ー^) でも、全然差が詰まりません。「も、もしかして、既にtamaさんにバレてる?」本気を出したtamacatさんに追いつけるはずがありません。毎月のようにもてぎに通いつめ、インストラクターとも既にお友達状態の常連さんなんですから。結局、差は全く詰まらず3周が終了してしまいました。でもまあ、大きく離されずについて行けたので上出来でしょう。(^-^)

 以上でスケジュールは終了ですが、このあと、ASTP所有のHONDA車を試乗させてくれるというので、インテRに乗ることができました。エンジンはとにかく良く回るんですが、回転に伴う加速は…、NSXの加速になれてしまっているので「1.8Lなんだから、こんなもんだよな〜」っていう感じでした。(較べるほうが間違いですが。<(_ _)>)でも、そんなことを一切忘れさせてくれる、あのコーナリング!!はっきり言ってビックリしました。市販車であんなサスが入っていていいんでしょうか?例えるなら…、そう、スケートでターンする時のような「ナイフのような切れ味」のコーナリングでした。良いです!すっごく良いです!!あれなら前輪駆動でも全く気になりません。う〜む、欲しい。NSXとインテRの2台体制…、ああ〜理想的です。(^-^) でも、ローンが終わらないとムリだな〜。(ToT)

 今回HDSに参加しての最大の収穫は、「自分がNSXの特性を理解した運転をしていない」のに気付いたという事でした。どうやら、まだシルビアの時の乗り方のままでNSXを運転していたようです。どういう事かというと…、上手く説明できるかわかりませんが、シルビアはFRなので、ターンインでちょっとブレーキを残せば簡単にフロント荷重になってくれます。逆にブレーキを残しすぎれば簡単にドリフトに移行してしまうので(それがシルビアの魅力でもあるのでしょうが)、タイムを狙うならブレーキを残しすぎず、リアのスライドをターンインで向きを変えるだけの量に留めてやらなければいけません。そして、フロントは喰い付いているのでリアの動きに集中しながら、過給の立ち上がりの遅れを先読みしてクリップ手前からフルスロットルをかけ、立ち上がりではパワーオーバーにならないようにターボの効き始めたスロットルを調整しながら、フロントのグリップの限界を狙ってアンダーに抜ける。と、まあこんな運転をしていました。当然これは理想的なパターンで、いつもこの通りに行くわけではなく、オーバーになればカウンターを入れ、アンダーならアクセルを抜くか、アクセルをちょっと入れてリアを出して向きをかえてやっていました。
 ところが、NSXはリアに重心が寄ったMRです。ターンインで「これでもか!」と言う程ブレーキを残してやらないとフロントはきっちり仕事をしてくれません。まず、これが出来ていません。そして、重心がリアよりのためリアタイヤのトラクションが高く、また、アクセルレスポンスも良いので、コーナリング中はシルビアとは比べ物にならないくらい早くからアクセルを開けることが出来るはずです。しかし僕は、フロントに仕事をさせきれていない上に、敏感なアクセルレスポンスに慣れてなくて大雑把に踏み込んでしまうためにコーナリング中にアンダーが顔を出し、それを消すためにアクセルで無理やりリヤを流して向きを変えて帳尻を合わせていました。要は、フロント・リア共に、限界まで行っていない部分と限界を超えた部分しか使っていなかった事になるわけです。

 まずはフロントにしっかり仕事をさせる所から始めないとダメですね。シルビアでブレーキングドリフトをするぐらいのつもりでやれば良いんでしょうかね?でも、峠でブレーキを詰めるのはリスクが高すぎますから、ちょこちょこサーキットに通わないとダメですね。足回りも、しばらくは挙動がわかりやすいノーマルのままで練習したほうがよさそうですね。足回り変えない分、走行代とタイヤ代に使えばいっかぁ。パーツのチューンの前に、自分の腕のチューンが必要だったって事ですね。(^^ゞ

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