『YASの週報(99年4月)

4/7(水)

 今週は、土曜日に赤兎馬さんにツーリングに行く予定だったんですが…、仕事になっちゃいました。(ToT) <赤兎馬>って長野のラーメン屋さんなんですが、店長さんがNSX−Rのオーナーさんなんです。しかも、Rの最終ロットのF−RED。さらに、店長さんの奥さんもNSX−Rに乗っているという「NSX大好き」&「F−RED」大好きで有名な方なんです。(ちなみにベスモの「Rタイマンバトル」の巻に登場されてましたね。ラーメンのスープも赤いそうです。)NSXオーナーがたくさん訪れていて、元さんやNSX開発スタッフの方などの色紙が飾ってあったりするそうです。今回、マグさん、HDさん、とーるさんが行って来ました。2時間もおしゃべりしてたそうですよ。ラーメン屋さんなのに。(^^;  さらには、そのおしゃべりに店長さんも加わっていたそうです。(^^;;; ああ〜僕も行きたかったな〜!!(ToT)

 そうそう、ラーメンと言えば、昨日久しぶりに<MY BEST 1>のラーメン屋さんに行って来ました。ちなみに、現在のBEST3は

  1. 春木屋(荻窪/東京しょうゆ It‘s シンプル しょうゆラーメン!!)
  2. 桂花 (新宿/熊本とんこつ トロトロ肉の「太肉麺」がお気に入り)
  3. 星の家(八王子/南京ラーメン?表現しがたい謎の味。でも癖になります。)

です。ベスト1なのになんで「久しぶり」にかと言えば、ここしばらくの間味が変わっちゃってたんですよ。調理する人が変わったな〜と思ったら、急に美味しくなくなっちゃって…。それでも、荻窪の床屋に行ってるんで気にして定期的に覗いてたんです。以前は行列が絶えなかったのに、いつのまにか行列が消え、空席も目立つようになってました。でも、昨日は調理する人が前の人に戻ってたんです! そこで、久しぶりにのれんをくぐったと言うわけです。あ〜〜美味かった〜〜(#^^#)  きっちり味が戻ってました。(^^) また、ちょくちょく通おうと思います。同じ材料を使って、同じ手順で作ってるように見えるのに、なんであれほど味が変わっちゃうんでしょう?ラーメンって繊細なものなんですね。

 おっと、話が思いっきりそれました。車の話に戻りましょう。日曜の午前中に城山オフ参加。午後は用事があったので、夕方から某テストコースに行って来ました。夜のゲートクローズ前に着いて、ちょっと流してすぐ帰ってくるつもりでした。到着すると…あれれ?それっぽい走り屋君たちがいっぱいいます。僕が来るのはいつも朝いちなので、夕方がこういう状況だとは知りませんでした。取り敢えず他の車と一緒にならないようにペースを計りながら流してました。ところが、しばらくしてほとんど徐行のスローペースで走っているMR2に追いついてしまいました。なんだぁ?と思いながらちょっとの間後ろでを走っていると、前のMR2が右ウインカー一発と共に急加速!!おおお〜!!バトルの合図だ〜、懐かし〜! でも「いっちょうやったるか〜!」とはなりませんでした。タイヤはつるつるだし、ガスもギリギリだし、4点ベルトもしてなかったし…とまあ、言い訳はいくらでもありますが、それら全部がクリアされていても公道でバトルする気はもうありません。走り屋君たちから見れば<猫に小判>状態で「速い車に乗ってるのに情けね〜。」と思われるでしょうが、サーキットを経験してからは…特にハイスピードコーナーでのクラッシュを経験してからは、お気に入りの某テストコースと言えども6〜7割の力で自分の操作と車のコンビネーションを確かめる事に留めています。サーキットではコースアウトで済むことでも公道では即全損、そして死に繋がりますから。

 これからは、夕方は行かないようにしよっと。

4/14(水)

 さて今週は、週末大雨でしたね。久しぶりの土日連休がとれてたのに、結局1mmも車を動かしませんでした。あ〜あ、せっかくの休みがこれじゃあ何にもなりゃしない。何度か乗り出そうかとは思ったんですが、あの大雨の中をつるつるのタイヤで走ることを考えると怖くなって結局乗りませんでした。なにしろ<擦り減ったタイヤ + ヘビーウエット=直線でもスピン!!>という公式が成り立つ車ですから、おとなしくしているのが正解でしょう。
 という事で「ごろ寝」の2日間でしたが、TVはCARTにF−1と盛沢山でそれなりに楽しかったです。しかし、CARTのオーバルはどうも良くわかりません。いえ、オーバルコースをハイスピードで走っていることの凄さは解っているつもりです。でも、周回遅れと入り混じって、どれが誰やらまるでわかりません。まあ、自分の知識不足もあるんでしょうが、今回も取り敢えず走っているところを見てただけでした。僕の一番の興味は<もてぎでのHONDA初勝利なるか?>だったんですが、画面表示でエンジンサプライヤーは全く出なかったのでだんだん飽きてしまい、途中で居眠りすらしてしまいました。う〜む、オーバルレースの時は10位くらいまでのタイムやビハインドを常に表示してもらえないでしょうかね。そうすればもう少し解りやすくなると思うんですが。

 CARTが終わってから、新宿にゲームをやりに行きました。掲示板でも書きましたが、タイトーの<バトルギア>にハマってしまったんです。(^^ゞ 雑誌でアオっていたのは知ってましたが、先週新宿に買い物に行って久しぶりにふらりとゲーセンに入ったら…あったんですよ〜。(^^) 当然、早速やってみたんですが…オモシロイ!!以前の<side by side>と言うゲームの発展形だと思いますが、操縦性が段違いに良くなって、グラフィックもかなりきれいです。<セガラリー2>に飽きてしまっていたところだったのでまさに最高のタイミングで、当然のようにハマってしまいました。発見してから、我に帰って時計を見るまで3時間。(^^; う〜む、いったい幾ら使ったんだろう?こんなの<セガラリー2>のロケテストバージョンを発見した時以来です。
 もちろん使うのは<NSX TypeS−Zero>の赤。しかしどうやら、一番速いのは<ランエボ>と<インプレッサ>のようです。ハイスコアはその2車種の独占状態で、しかもとても太刀打ちできるようなタイムではありません。ステージが峠道なんでこの2車種が速いのは順当なところでしょうが、S−Zreoだってもうちょっと速くっても…。(--;) まあ、大体において、僕がこの手のゲームをやると面白がって横に向けてばかりなので、ハイスコアなんて望めやしないんですけどね。
 歴代のハマったレースゲームを最近から昔へ遡ると、<セガラリー2><ダートダッシュ><エースドライバー(初期型)><セガラリー><リッジレーサー>…しばらくブランクを挟んでさらに遡って<アウトラン><コンチネンタルサーキット(?)><チェイスQ(?)><ポールポジション2><ポールポジション>と言ったところでしょうか。(アーケード限定です。?付きは、タイトルに記憶違いがあるかも知れません)どこかに有るなら、またやってみたいですね。特に<エースドライバー(初期型)>はとてもシビアなゲームで、どこかに中古品が売ってたら筐体を買ってしまいたいぐらいです。シートはむち打ちになるんじゃないかって程遠慮なく動いたし、操作もブレーキングをちょっとミスるだけですぐスピンしてしまったし、スリップストリームも使えたし。そういえばシフトダウンしないと上り坂で失速するのって、これが初めてだったと思います。とにかくフォーミュラのムード満点のゲームでした。

 さて、日曜日のF−1中継は、昼間のごろ寝が効いて録画でなく生で見てしまいました。朝の4時まで。(^^; 期待通りマクラーレンにトラブルが出て、独走のない面白いレースになりましたが、最終的には順当な結果でしたね。個人的に今年は<ジョーダン無限ホンダ>に期待してます。今回のスチュワートのようにレースを掻き回して欲しいと思ってるんですが、今のところは地味にポイントを稼いでますね。
 ところで、HONDAが来年コンストラクターでの参戦を諦めて、BARにエンジン供給するかも?というニュースが流れてましたね。HONDA広報は否定したようですが。そういえば最近F−1テストのニュースも流れなくなったし、どうなっちゃってるんでしょう?でもコンストラクター参戦での巨額出費がなくなれば、NA3の発売が早まったりして…。いかんいかん!HONDAさん、F−1期待してますよ。(^^;

4/21(水)

 さて今週は、<S2000>が発売になりましたね。(^-^) 僕自身とっても期待を持っていた車では有りましたが、それにしてもマスコミの騒ぎ方が凄いですね。まるで、GTRやスープラがモデルチェンジしたかのような騒ぎぶりで、普段は車なんか取り上げない雑誌や新聞なんかも取り上げてましたね。マスコミの話題としても期待されてたんでしょうかね?僕はと言うと、当然ベルノに見に行ってきました。金曜日の仕事が<ビッグサイト>で、さらに16:30に終わってしまったため、その足で<ゆりかもめ>にのって港店に向かいました。
 途中、ゆりかもめの青海付近でTOYOTAの<MEGA WEB>を発見!中には<TS020>や<WRCカローラ>などが見えてました。結構でかいんですね。行ってみようかなとも思いましたが、今日はS2000です。きっと週末になったら混んでしまって、じっくり展示車を触れる状態では無くなってしまいそうなので「なんとしても今日中に行かなくては!」との強い意思で<MEGA WEB>の誘惑を振り切って港店に到着しました。

 あった!ありました。ボンネットを開けられたシルバーのS2000が玄関前の特等席に展示されています。わき目も振らず一直線に擦り寄って、まずはグルリと1周まわってエクステリアをチェックします。バランスが崩れたラインは全く有りませんね。最近のHONDAのデザインはすごくセンスがいいと自分では思っているので、心配はしてなかったんですけどね。写真で見るより全体的に小振りで、前傾姿勢が強い印象を受けました。エクステリアは…5重まる!!カッコイイ!!
 それにしても1周といわず周りをぐ〜るぐる廻ってるんですけど全然営業のひとが寄ってきませんねぇ?…チャンス!座っちゃえ〜ぃ。インテリアチェック開始!まずはドアを開けると、おお!NSXみたいにステップにプレートがついてるんだぁ〜。でも、番号は入ってないみたいですね。よっこいしょ!おや?シートは意外と座りごこちがいいですね。けど、肩と腰のサポートが今一つのようです。シートを前に出して、ステアリングを…ん?…無いのぉ? チルトもテレスコも無い?ってことはステアリングはこのまま固定?う〜む、胴長短足でいつもドラポジに苦労している僕としては、これは不安ですねぇ。でも、ステアリングとシフトレバーが近くて良さそうですね。この位置関係ってNSXに良く似てます。それにしても、このペダルはなんじゃ〜?まるでレーシングカーのようなペダルじゃないですか。…いいなぁ。小物を収納するスペースは…、無いと思った方が良いかもしれませんね。いいんです。そんなこと期待する車じゃないですから。とはいえ、ドリンクホルダーはどうしようかな?どこの空調噴き出し口にもつけられそうに無いですね。でも、灰皿の後ろのくぼみに、BOXのたばことライターがピッタリ納まるのは気が利いてますね。
ようやくやってきた営業さんにバッテリーを繋いでもらい、ルーフを動かしてもらいました。速いです。しかし、それよりもメーターがカッコイイ!!バッテリーを繋いで動き出したデジタルメーターは、まるで松本零ニのまんがのような印象です。
 試乗してみたいけど、それは無理な相談でしょうね。しょうがないのでベスモの<ビデオスペシャルS2000>を買って早速見ちゃいました。感想は…、元さんの一言が頭にこびりついて離れなくなりました。

 「NSXクーペより上でコーナーではTypeSと同等」!?

 く・く・くーぺよりうえぇぇ〜??そ・そ・そんなぁぁ〜!!クーペオーナーの立場は〜??
まあ、それは置いとくとして、ものすごく良い車のようですね。手にいれることが出来る方がうらやましい限りです。僕も、NSXに乗ってなかったら即買いでしょう。でも、僕はNSXが良いんです。こうなったら、僕のクーペをS2000に絶対負けない車に仕上て行くしかないですね。ふっふっふ、見てろよ〜、S2000なんかぶっちぎりじゃ〜!!

 

 話は変わって、日曜日はいつもお世話になってる<オートテラス府中南店>にオイル交換に行ってきました。買ったのが14000キロ、25000キロで1年点検相当の点検をしてもらい、そろそろ30000キロに届こうとしてますから約5000キロ。サーキットも走ってますから交換時期としては遅いくらいでしょう。
到着すると、いつもと違う雰囲気に足が止まってしまいました。ショールーム内にNSXが4台?外にも1台あったから計5台も有ります。今までも必ず2台はNSXの在庫を持っていた店なんですが、今回は所狭しとNSXが並べられています。しかも、うち3台がMTです。今まではATばっかりだったのに。驚きながら中古のNSX達を眺めていると営業の黒木さん(購入大作戦でも出てきた方です。ベルノOG店から転勤になり、僕もいっしょに移りました。)がやってきました。話を聞くと、このほかにも数台の在庫があり、しかもTypeRも2台在庫があるそうです。すごい!売りもののRなんてMACS以外では見たこと無いのに。
どうやら田園調布店(サロン)が無くなったので、東京都下の中古NSXサービスの中心となるべく準備を進めているところだそうです。NSX専用工具もそろえたそうですし、メカニックもNSX整備のための講習を受けてきたそうです。そう言えば、サロンで見たことの有る写真や、タスマニアラリーのトロフィーなどが置かれていますし、ウインドウにはあちこちに「NSX」のステッカーが貼られています。ってことは、ここが第二のサロン?いやいやそれはまだ気が早いでしょうが、自分がお世話になっているところのNSX色が濃くなって行くのは嬉しい限りです。黒木さんも「まだまだこれからなんですよ」と言っていたので、ゆっくりと楽しみにして行こうと思います。

4/28(水)

 さて今週は、この歳になって初めて

『サーキットの狼』を最後まで読みました。「あれ?子供の時に読んだんじゃなかったっけ?」っていうツッコミが聞こえてきそうですが、最後までは読んでなかったんですよ。当時小学生だった僕はとにかくスーパーカーが見たかったんで、日光を縦断する<ルマン・イン・ジャパン>のシルエットフォーミュラカーレースが終わってからは読まなくなってしまったのでした。だって、小学生がFVとかFUとか言っても解らないですよ。F1を見出したのもセナ全盛期のあたりからでしたから。
 コミックスも18巻ぐらいまでは持っていたんですがいつのまにかどこかに行ってしまい、車に乗り出すようになってから思い出して古本屋で探してコツコツ集めていました。もう絶版になっていて、再販の黒い装丁の物(マインドカルチャーセンター社出版)も出ていなかった頃なので、300円そこそこの定価だったのに古本に500円近い値段がついていて、まとまって置いているところも見つけられず、苦労しながらも16巻までそろえた頃に、再販の黒い装丁の物が出版されて悔しい思いをしました。でも「オリジナルのジャンプコミックスで揃えてやる!」と決意を新たにして探しつづけていましたが、やはり皆さん同じあたりで読むのをやめたんでしょうかね?そこから先は全く見つけることが出来ませんでした。

 しかし先日、近所の古本屋にふらっと入ったところ、あったんですよ〜。待望の17巻以降が!しかも、1冊150円と言う激安で!!当然まとめて買っちゃいました。(^^ゞ 17巻から24巻まで。一気に読破しました。ところが、まだ先がある。こうなったらもう止まりません。ついに再販本を購入してしまい、最後まで読み切りました。
 いや〜、良かったですよ〜。子供の頃やり残したことをようやく終わらせた気分です。でも、改めて読んでみると「おいおい、そりゃぁないだろぉ〜」って所がいっぱいありますね。仲間の事故を見て止まって救出活動をした後追い上げて優勝しちゃったり、パワードリフトなんかでアウトから追い抜いちゃったり、果ては<ジャンピング ターン フラッシュ>ですか…。う〜む、いくらなんでも…

(^^ でもまあ、お話ですから、お話として楽しく読ませてもらいました。たぶん、ジャンプコミックスはあと3巻くらい(27巻くらいまで)あると思うので、引き続きしつこく探してオリジナルで全部揃えようと思います。

 それにしても、やっぱりF1を目指すんですね。僕が知ってる限りでF1絡みのマンガと言えば『赤いペガサス』『F』『HAYATE』といったところでしょうか。どれも車の免許をとってから読みましたが(『F』は途中までしか読んでません)、みんな国産シャシーでのF1参戦を描いたものだったと思いました。(『赤いペガサス』はどうだったかな?違うかもしれませんね。)やはり国産マシンでのF1参戦は夢なんですね。その夢を唯一かなえているHONDA。そして今、第3期の参戦が来年に迫っていますが、どうやら苦しい状況に立たされているようですね。掲示板でも書かせていただきましたが、F1テストチームを率いていたハーベイ ポストレスウエイト博士の急死があり、今現在HONDAのF1テスト予定はすべてキャンセルされているそうです。そして「オールHONDAでの参戦を諦めて、エンジン供給のみの参戦に切り替えた」という噂もまことしやかに流れています。これが本当だとしたらとても残念です。やはり、シャシーも含めてのオール国産で参戦して欲しいです。もしも、どうしてもダメだったら、童夢と組んで<童夢HONDAF1チーム>なんていうのもゾクゾクしますが…。でもやはり、今の苦境を乗り切ってオールHONDAでの参戦を達成して欲しいです。

頑張れHONDA!! ささやかながら応援してますよ!

 

<週報indexへ戻る>