週間報告(02年03月)

3月13日(水)
  さて先週、F-1が開幕しましたね。今年は佐藤琢磨の参戦や、TOYOTAのチャレンジなど、日本人にとっては見所が増えて楽しみな年になりそうです。僕ももちろん期待”大”です。当然このあいだの開幕戦はバッチリ留守録して観る…つもりだったんですが、留守録失敗してしまいました(-_-;)。でも、いつもだったらスカパーの録画失敗しても地上波が深夜にあるので再チャレンジできるんですが…。今回はオーストラリア開催で時差がほとんどなく、1時間違いくらいでどちらもお昼の放送だったようで再チャレンジできず、結局観れませんでした(T_T)。フジテレビさん、地上波は深夜にしてくださ〜い!(←自己中ですね(^^ゞ)

  さて、先々回書いたレーダー探知機の続きです。GPSレーダー探知機が期待はずれに終わり、次の候補に検討したのが「カーナビのポイント登録」。かといって自分で全部登録なんてとてもできません。そこで注目したのがスマートメディアです。

  YASのカーナビはパナソニックのDV2020T。スマートメディアでポイント登録データをやり取りできる機能がついたハシリのモデルです。このスマートメディアで出来る機能は、<1、ナビのポイント登録のデータを保存&ロードする。2、パソコンで作った画像をスマートメディア経由でナビにロードし、ナビのオープニング画面の背景画像にする。>の二つだけで、はっきり言ってこれまで使い道はありませんでした。(でもまぁ、ここから先々回書いた<パソコンでルート設定や地点登録>に想像が膨らんだわけで、ハード的にはちょっと進歩すればすぐできそうですね。)しかし、あるHPを見つけた事から活用方法を発見しました。そのHPでは「オービスの地点データが入ったスマートメディア」を販売していたんです。しかも方向指定とか音による警告とかも設定済みとのことで、ナビに入れれば即活用できそうです。さっそく購入して試してみました。

  地方別になっていたので、関東版を購入。ではナビにロードしてみましょう。一括取込みぃ〜!……ん?で、で、出来ない??ええええ??なんでぇ〜?なんか入りきらないとかエラーが出てるみたいです。取説読まなきゃ。(しばし熟読)……あ゛、ナビ側の地点登録の記憶可能数が100個までだ!それに接近すると音で警告する設定に出来るのも30個までしか出来ないんだ!!(TT)ヒィ〜! 購入したスマートメディアには160程度のデータが入っておりそのすべてに音の警告設定がしてありました。ひとつずつ登録&修正すれば出来ないことないんですけど…100件ひとつづつ…。ダメだ、ギブアップ(-_-;)。きっと最新型はメモリ容量がアップしてて余裕で入るんだろうなぁ。僕のは型番DV2020、最新型はDV7700ですからねぇ。全然違うんでしょうね(T_T)。(HPを確かめたら対応機種はDV3300からでした。(-_-;))

  ナビ買い換えれば解決することなんですけど、まさかそんな余分なお金ないし…。と、考えながらフラフラと某有名ネットオークションを徘徊してたら…イイものみつけちゃいました!パナソニックナビ用のオービスデータを個人で作っちゃった人がいます。しかも、作成条件はYASとほぼ一緒みたいです。これならきっと…。ということで速攻で落札&入手して使ってみました。

  こちらは、都道府県や高速道路別のフォルダに分かれていて、個々のデータもループコイルやHシステムなどの種類がわかるようになっていました。ということは、自分が使う場所に応じたフォルダをロードして、探知できないループコイルだけ音の警告設定をすれば、メモリ容量を有効活用できます。う〜む、これは親切!そこで、YASの使用頻度が高い首都高速から伸びる高速道路をはじめとして、関東の高速道路をあらかた登録。ちょうど100程度になりました。下道はレーダー探知機があれば大丈夫でしょう。ここまでやっても捕まるようなら…、素直に自分の運転を反省したほうがイイんでしょうね。きっと(^_^;

  それにしてもスマートメディアを利用したこの機能、結構使い道が広がりそうな気がしませんか?例えば、僕がどこかおすすめスポットを紹介したとして、その場所の座標をナビの地点登録のフォーマットでHP上にアップする。ドライブコースそのものでもいいですね。そして、見てくださった方がHP上からメディアにコピーしてナビにロードすれば正確な場所が判るし、その気になればすぐに行くことができますよね。…でもダメかぁ。メーカー毎で互換性がないですね。だいたい、記憶メディアでさえ複数の規格が並立しているんですから、もう根本的に不可能な話なんでしょうね。各企業がそれぞれの利益を追求して競争するのは資本主義の性<サガ>ですから。でも、こういう(規格が統一されることで消費者の利益が飛躍的に伸びる等の)場合、お国もしくは国際的な機関が統一規格を「これでやりなさい!」って決めちゃってくれればいいのにと思うんですが…。(そうはいっても、こういう先進技術の分野はムリなんでしょうけど。)

  僕としては、なんか<CARTとIRL>みたいに思えます。そうか!とすると<FIA>ってやっぱり凄いんですね。F−1を頂点とした、F-3000、F-3等々のレギュレーションを定めて、例えばF-3のように各国のチャンピオンクラスを集めて世界一決定戦なんてのまでやってしまうんですから。F-1だって、共通のレギュレーションがあるからこそ全世界を転戦して、各国の一流企業がこぞって参加しようとするんでしょうしね。

  はやくナビの規格が統一されてくれないかなぁ…。

3月20日(水)
   さて今週は、YAS号2回目の車検を取りました。(正確には、購入時に車検をとっているので3回目かな?まぁ、そんな細かいことはいいですね。)前回の車検のとき「次からはユーザー車検にしよう!」と思っていました。でも、仕事等で準備の時間がなかなか作れないうちに期日が迫ってきてしまいそうだったので、今回もオートテラス府中南店にお願いしてしまいました。まあ、ユーザーに比べればお金はかかりますが、オートテラスに預けてしまえば安心ですから。時間と安心を買ったということかな?でも、時間さえあれば、次回こそはユーザー車検にチャレンジしてみたいです。

  ということで、整備に入っていたYAS号、どうやらバッテリーが交換時期だそうで、電話で連絡が来ました。お!チ〜ャンス!こういう時こそチューニング(といえるか?)のチャンスです。どうせ交換しなけりゃいけないんですから、ノーマル品の値段との差額で買えるような気分になれますもんね。考えてみれば購入から4年、バッテリーは無交換でした。前のオーナーがいつ替えたかわからないし、交換するにはイイ時期です。ちょうどいいですから、この際軽量化を狙ってみましょう。

  まず調べたのが、NSX−R用のバッテリー。NSX-Rは軽量化のために小型のものが採用されているそうです。昔のベスモで<バッテリー⇒-3.1kg>と出てたので(クーペのバッテリーが16kg前後と聞いていますから)重量は13kg前後でしょう。-3.1kgかぁ。もっと軽くなるのかと思ったんですけど…。まぁ、あとは値段と効果の対比ですね。パーツリストで調べてみると、クーペ用が19800円。NSX-R用は……「ジカ」??あ、時価か!あはは、そんなのアリなんですね。寿司みたい(^^)。まぁ考えてみればオートバックスとかにいって買えば同等品が安く買えそうですもんね。もう一つの方がダメだったらその手を使う事にしましょう。

  そして、その、もう一つの手は、「ドライバッテリー」です。いわゆるレース用の小型軽量バッテリーなんですが、小さいものは蓄電量が限られるので、長期間乗らないこともある乗用車には向かないモノなんだそうです。まぁ、蓄電量は本体の大きさとの兼ね合いという事なんでしょうけど、大きいのを使うなら軽量化のメリットがなくなって値段が高くなるだけですから使う意味がないです。ということで、そこら辺をKSPTYIZさんに電話して聞いてみました。TYIZさんはご自身のNSXへのドライバッテリー装着をHP上にアップしています。)お話によると、どうやらサイズをちゃんと選べば日常使用で何ら問題無いようです。不安があるのは「1ヶ月とかの長期間乗らない場合、警報装置などによる電力消費であがってしまうかもしれない」といったくらいで、僕の様にNSXに乗るのが趣味で、ほとんど毎週動かしているような人なら大丈夫だそうです。そして、期待の重量は、TYIZさんが使っているサイズのPC680というモデルで、なんと7kg!NSX−R用の半分程しかありません。クーペからだと 9kgもの軽量化!すご〜い!\(^o^)/

  しかし、いくつかの難点があります。
1、価格
純正品より 15,000円高い 34,800円(PC680)。でも、まぁこれは、性能(機能)を買うということで、僕としては投資可能な範囲です。それに、寿命が長いそうですので(再充電も可能)、長い目でみたら、最終的にはそんなに高くないかもしれません。
2、熱の問題
これはTYIZさんに聞いてはじめて知ったことなんですが、NSXとドライバッテリーは、これまで相性が悪いと言われてきたそうです。理由はバッテリーの場所。ラジエターの直後にバッテリーがあるので、熱の影響をモロに受けてしまう例が以前あったんだそうで、それから相性が悪いということになっているそうです。しかし、今回のODYSSEYというバッテリーはメタルジャケットなるカバーが装備されていて、熱対策済み。メーカー側も相性悪いとの評価を覆すべく「NSXオーナーにどんどん使って欲しい」という自信作の様です。実際TYIZさんが使って問題がないという実績もありますから、大丈夫でしょう。
3、小さすぎて固定できない(^^;;。
TYIZさんに加工をお願いしました。

  ということで難点がクリアできましたので、KSPにお邪魔して取り付けてもらいました。

KSPで作業中。手前のBKは復活のもりもりさん号。
手前の黒は復活もりもり号。

フロントのボンネットを開けたところの図。純正バッテリーはこんな
感じ。中央奥にバッテリが映ってるんですが…。見えませんねぇ。

純正バッテリー ヒキ

上図のアップ。写真中央スペアタイヤの十字ステー後ろにバッテリ。
純正バッテリー アップ

右がYAS号に載っていたバッテリー。ちなみに
<75D23L>パーツリストと微妙に違う。前の
オーナーがどこかで似たのを買ったか?左が
交換するオデッセイPC680。ほんとに小さい!

バッテリー大きさ比較

ちなみにTYIZさん号に載っていたのが、下の
取っ手がついているモノ。ひとまわり大きかった。
バッテリー大きさ比較 TYIZさんのも加えて

取り付けるとこんな感じ。スペース余りまくりです(^_^;。
オデッセイ装着後 アップ

スペアタイアのステイを付けるとこう。
オデッセイ装着後  ヒキ

TYIZさんありがとうございました。<(_ _)>

  これで約9Kgの軽量化です!9Kgって大きいですよね。\(^o^)/古いバッテリーは両手じゃないと持ち上がらなかったですけど、新しいのは片手でもてちゃいましたから。あとはコレとあわせてリヤも何か軽量化してみたいですね。メンテナンスリッド外しかな…。(^o^)

  でもなぁ〜、考えてみたら、この4年間で体重が10kg増えてるんだよなぁ…。(-_-;)帳消しじゃん。(T_T)

3月27日(水)
   さて今週は…って言うか今日(3/28木)、山梨へドライブにいってきました。きっかけはもちろんYASs掲示板かっちゃんTYIZさんの書き込みです。「ももの花が見頃ですよ〜」とか「ほうとうの美味しい店がありますよ〜」といわれると、影響されやすいYASは もうすっかり行きたくなってしまいます(^^ゞ。さらに、書き込んでいただいた翌日が振休で、晴天とくれば条件は全てそろいました。もう行くしかないでしょう(^o^)

  朝8時東京都下のYAS宅出発!青梅街道(R411)をつかって山梨を目指します。時間はたっぷりあるし平日で交通量も少ないので急ぐ必要はまったくありません。ウインドウを全開にして地元の軽トラと一緒に走り、鳥の声を聞きながら柳沢峠を越えました。

柳沢峠のそば屋
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木々の向こう、中央に見えてる白い沢が多摩川の源流です。
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柳沢峠付近から山梨側を望む。中央にかすかに富士山が
映ってます。実際はもっと大きく見えたんだけど、錯覚?
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  柳沢峠を越えた後のお楽しみは<マンズワインの工場>です。山梨県勝沼町のR411沿いに「マンズワイン勝沼ワイナリー>があって、工場見学やワインの販売をやっているんです。ここへは以前某掲示板主催のツーリングで立ち寄って工場見学をしたことがあり、その際に買ったワインが美味しくて、また買いに行きたいと思っていました。これ、ほかでは売ってないんですよ。工場見学に来た人用に限定生産しているんだそうです。名前は「manns Niagara」甘口の白ワインなので、ワイン通の方には「そんなのジュースだよ」と言われてしまうと思いますが、ワインを飲みつけてないYASにはビンゴ!です。本当にぶどうを飲んでいるかのようなフルーティーな味なんですよ。ここの工場にいくと生産している各種のワインの試飲もできるので、機会があれば是非飲んでみてくださいね。

マンズワイン勝沼ワイナリー
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お気に入りの<ナイアガラ>
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  さて、甲府盆地に降りて勝沼・一宮あたりはかっちゃんおすすめのももの花の見どころなんですが……。どれがももの花なのか判りませ〜ん(TT)。標高高いところでは梅、降りてくると桜が満開で、たぶんこれがももの木なのかなぁ?というのはあるんですが、遠目には桜のようでもあるし…。もっとしっかり予習していけばよかったです(-_-;)。でも、考えようによっては梅、桜、桃が同時に見れたんですから、とっても贅沢だったのかもしれませんね。

  一宮を後にして、TYIZさんおすすめの<ほうとう>目指してR137を上ります。御坂山を貫くとっても長〜い御坂トンネルを抜けてすぐに左に曲がるとR137の旧道があります。舗装はしてあるもののほぼ1車線でガードレールもなく、ほとんど林道のような山道をひたすら登り、山頂付近の御坂峠まで行くと、お目当ての<天下茶屋>があります。ここは富士見三景の一つと古くから語られて、太宰治が著書「富嶽百景」のなかで「風呂屋のペンキ画、注文どおりの景色」と書いた絶景が拝める場所だそうです。その太宰治が長期滞在して執筆活動をした関係で茶屋の2階が太宰治記念館になっていました。お目当ての ほうとうは運が良かったのか15分ほどの待ち時間で食べることができました。こんな山奥だし平日だというのにとてもにぎわっていたのが印象的でした。

御坂峠の天下茶屋。2階に太宰治が滞在していたらしい。
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御坂峠の眺望。残念ながら富士山は雲の向こう。麓に河口湖。
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  ボリュームたっぷりの美味しいほうとう鍋を食べておなかを満足させた後は、河口湖、山中湖を経由して道志街道を通って帰りました。道志街道の途中にある温泉にも寄っていこうと思っていたのですが、河口湖→山中湖が渋滞していて思ったより時間が掛かってしまったので断念しました。これはまたの機会ですね。

  高速も有料道路も使いませんでしたが、1日たっぷり楽しめました。こういうルートを通ると、セカンドカーにジムニーとかパジェロミニとか欲しくなりますね(^o^)林道用に♪

 

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