『YASの週報(00年03月)

3/1(水)
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3/8(水)
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3/15(水)
さて今週は、いよいよF1が開幕しましたね。8年ぶり復帰のHONDAエンジン搭載BARダブル入賞おめでとー\(^o^)/。昨年1年間ノーポイントのBARがいきなりポイントゲットなんて、やっぱりHONDA効果は大きいんでしょうね(^o^)。中継を見ていても、ヘリからの空撮映像などで、直線スピードで他を引き離しているのがよく見て取れました(トップ3チームは別格ですので無視してます(^^ゞ)。でも、シャシーはやはりBAR(レイナード)ですね。中継でも解説されてましたが、後半のビルヌーブは明らかにコーナーで後続集団に差を詰められていたので、ビルヌーブの後ろは大渋滞になってました。そりゃあそうですね。直線は速くってコーナー遅いってのは、一番抜きづらいパターンですもんね。はぁ、今回はポイント獲ったけど、先が思いやられるなぁ…。
でもまぁそうは言っても、だからこそHONDAはBARと組んだんでしょうからね。これからシャシーの改良に苦労しながら関わることによって得られる<ノウハウ>こそが、HONDAが望んでいるものなんでしょう。HONDAF1第三期の見所は、第二期のように華々しい連戦連勝ではなくって、見るものにとっては地味ぃ〜で、マニアックな部分の技術的進歩にあるのかもしれませんね。

そうそう、マニアックといえば、F1中継でピットレポーターをしている川井さん。今回のF1中継を見て、川井さんの仕事&キャラクターの重要性を痛感しました。僕はスカパーを入れているので、F1は生中継のフジTV721chをビデオ録画してみています。(せっかくなんで生で見ればいいとも思うんですが、F1中継って一瞬だけ映してすぐ画面を切り替えられてしまうことが多いじゃないですか。だから、注目している部分が別のところだったり、ちょっと目を離すとすぐに重要なポイントを見逃してしまうんです。で、録画してちょこちょこ巻戻して見てるというわけです(^^ゞ。)今回も、昼ごろの中継を録画して夕方から見始めたんですが、どうしたことかコメンタリー陣がいつもと違います。
去年までのいつもは、地上波中継と同じコメンタリー陣(今宮さん、川井さん、ゲストの方、アナウンサー)の同じ音声が使われていたんですが、現地と音声の回線がつながらなかったんでしょうか?日本のスタジオで中継を見ている三宅アナとノバの森脇さんがやっていました。まあ「トラブルなんだろうな」と、あまり気にせず見始めたんですが、30分もしないうちにあまりの違和感に絶えられなくなりました。「どうなってるのか全然わからない!」んです。

スタート前のタイヤなどの戦略をはじめとして、トラブルでリタイヤした車の原因、ピット戦略やピットストップタイムの目安等など、川井さんがいつも現地で足で稼いでいる情報が全く入ってこないと、ただ走っている所を見て、誰がリタイヤして、誰がピットインしてを眺めているだけでまるっきり面白くありません。三宅アナと森脇さんも、新たな話題のネタとなる川井さんの割込み情報が入ってこないので、用意したネタもそのうち尽きてしまって「ここで引き離されると精神的に苦しいですね〜」などと三流野球解説者の様な事まで言い始める始末です。それから更に違和感を増幅したのが、画面情報(順位やタイム差などの表示)の少なさです。今回特別に少ないのかな?と思ってしまうくらい長時間表示されません。各車のピットストップが連続している間や、ピットストップが終了した後など、順位の変動はもとより、タイムの変化が大きな要素になる場面で、画面情報が長時間に渡って表示されなかったんです。僕のピットストップ時最大の関心事は、フレンツェンにずっと引っかかっていたバリチェロの戦略と、ビルヌーブの動向だったんですけど、画面表示は出ないし、最後まではっきりしたコメントも出ずしまいで、フラストレーションが溜まるばかりでした。

こうなったら、もう地上波放送を見るしか有りません!僅か数時間の内にF1中継を2度も見るなんて全く初めてのことです。眠気を抑えるためのコーヒーとスルメを用意して、万全の体制で23:45分を待ちました(^^ゞ。
放送が始まると、コメンタリー陣はおなじみ今宮さん川井さんに鈴木亜久里さんと実況アナ。いつもおなじみの解説&実況が展開されていきます。「ん〜、とっても落ち着く…。(^-^)」あれ?でもちょっと待ってくださいよ。<いつもの解説>って、どんな解説なんでしょう?フと、そんなことが気になってしまい、2回目は<解説>に注目して観る事にしました。そして、自分なりに気付いた<いつもの解説>のポイントというのが…

【1.日本人向けの注目チームを絞る】
映像はホスト国が作成する国際映像ですし、レース中に全チームの動向を伝えることは不可能です。そこで、オープニングからレース序盤にかけて、事前に決めた日本人向けの注目チームを徹底的に紹介していきます。今回ですと、上位のマクラーレン、フェラーリ、ジョーダンとBARでしょうか。

【2.絞ったチームの状況を追いかける】
実況ブースには全車のタイムが表示されているタイミングモニターと呼ばれるものが設置されているはずですので、各セクター毎のタイムを分析しながら、注目チームのタイムの変化、タイム差などを追いつづけ、川井さんからのピットレポート情報も加えながら、序盤で絞ったチームについては映像に映っていなくても徹底的に追いかけます。(今回国際映像ではウイリアムズBMWに注目して沢山映していたようですが、それはほとんど無視)

【3、ピットイン時の情報の補足】
大きく順位の変動する可能性があるピットストップ時は、画面情報が出なくても、タイム差などをどんどん補足していきます。スカパーで見たときに長時間出てこなかったと思っていた画面情報も、いつもこんな物だったのかもしれません。同じ映像に今宮さん川井さんの情報が加わると、なんの不満も有りませんでした。

【4、最終的にドキュメンタリードラマ仕立てにする】
ゴール後は、レース後の取材なども加えてレース中のコメントの検証をして起承転結をつけ、単なる状況の報告だけでなくストーリーとして組み立てる。

といったところでしょうか。そして、この手法にあまりにも慣れすぎているために、他の方の解説だと違和感が出てしまうんだと思います。以前、土屋さん、熊倉さんコンビの解説だったときに批判が続出したのも、ここら辺が原因だったのかな〜などと思いました。(土屋さん、熊倉さんと共に、それぞれの持ち味は出していたとは思うんですけどね。)

今回、意外なきっかけでF1中継を違った角度から見ることが出来て、とっても面白かったです。スペシャリストの<名人芸>って本当に凄いものですね。(^-^)

3/22(水)
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3/29(水)
さて今週は、YAS号が車検から帰ってきました。先週の日曜日夕方にいつものオートテラスに預けて、平日の間にじっくりやってもらう作戦を取りました。どうせ週末しか乗らないですからね。金曜日には仕上がってるとの連絡をもらいましたが、残業のため取りにいけず、土曜の仕事帰りに取りに行きました。

YAS号に乗って2年、初めての車検です。最近の車検はユーザー車検や激安車検など、財布にやさしい方法が巷にあふれていますが、今回は最初からディーラーで通すことに決めていました。理由は「ディーラーでどんな所を診るのか確認しておきたかった」からです。後々、ユーザー車検で通すこともあるかもしれませんが、その時でも、ディーラーでやっている定期メンテナンスのポイントは抑えておきたいですからね。しかし、そんなこと言いながら、預ける時には「お金がピンチなんで、最低限通すだけでお願いします…」なんて言っちゃいました(^^ゞ。だってホントにピンチなんですもん。去年の12月アタマに取り替えたばかりのリヤタイヤが、もうすでにツルツルなんです(-_-;)。内減りすると聞いていたんですが、ほぼ全面きれいに減っていました。いや、逆に外側の方がちょっと減りが進んでたかな…。(セ○イ質のものが見えてましたから(^^ゞ)さすがにツルツル状態で車検に出すわけにも行かないので、事前にリヤタイヤを交換してから持って行きました。しかし!預ける時になってフロントタイヤを見たら、フロントタイヤもツルツル状態です!いえ、外側はしっかり5分山くらいは残っているんですが、内側がすでに山が無く、下地の繊維質が露出してしまっています。気が付かなかった〜。リヤが減るのは有名なので意識してましたが、まさかフロントまで…(ToT)。とりあえず、適当なタイヤを使って車検は通してくれるとのことでしたので安心してお願いしましたが、車検から上がってきたら即フロントも交換ですね。あと、アライメントも取り直したほうが良いかもしれません。

そんなことがあって、土曜日に車検から上がったYAS号を取りに行きました。費用の内訳は下のとおりです。

<検査+定期点検整備>
保安確認検査料 ¥7800
スチーム洗浄  ¥4000
24ヶ月定期点検  ¥27000
来店/引取り特典  ¥−2700
平日利用特典  ¥−2700
エンジンオイル/カストロールプロライン プラス分  ¥1505
ワッシャー、ドレンプラグ  ¥35

<法定費用>
重量税  ¥37800
自賠責  ¥27800
印紙税  ¥1500

以上合計で ¥113000也でした。
これに加えて、今回はやりませんでしたが、車検時のお勧めメンテナンスとして、

シリンダーセット、マスター (交換)¥10300  (工賃)¥14000
ブレーキオイル (交換)¥1630
ブレーキオイル、ABS (交換)¥890  (工賃)¥3000
クラッチオイル (交換)¥890  (工賃)¥2000
エレメントASSY,エアクリーナー  (交換)¥4850  (工賃)¥150
バッテリー70D23L−MF  (交換)¥13860  (工賃)¥3000

も、やったほうが良いそうです。う〜む、憶えておいて、おいおい一つづつやるとしましょう(^^ゞ。

翌日曜日、調子を見るべく久しぶりにテストコースへ行って来ました。う〜む、まだ斜面の補強工事が終わってませんねぇ。毎年、台風シーズンの後から工事が始まって、紅葉シーズンで一休みし、春までには終わってるんですけどねぇ。そろそろ、花見シーズンに入っちゃいますよ。頑張れ〜!作業員の皆さん(^-^)/。

さあ、とりあえずは、新調したリヤタイヤを一皮むいとくべく、かるーく流してみましょうかね。
…むむ?むむむむむむ???なんだこれ?変です。いえ、リヤタイヤは何とも無いんですが、ターンインでフロントタイヤの手ごたえがスカスカです。ハンドルの遊びがムチャクチャ大きくなったような感じです。そのくせ、コーナリング姿勢に入ってしまうとしっかりグリップしているような感触です。むむむ〜?あ、そっかぁ!フロントタイヤが内減りしてたんだぁ(^^ゞ。やばいやばい、こりゃ危険だわ。ちょっと休憩〜。
パーキングエリアに入って、コースを眺めていると、去年よくお会いした常連さんのフェラーリ348tbがガンガン走っています。おお〜相変わらず元気だな〜(^-^)。その後ろには、MR2、シルビア15、インプレッサなどが数珠繋ぎになってます(^^ゞ。みんなフェラーリの走りと自分を比較してみたいんでしょうね。人気者は大変だな〜。おお?パーキングエリアにベルリナブラックNSXが入ってきました。TypeSホイール(シルバー&Hマークキャップ)と後期型リップが確認できましたので、TypeSかな?声掛けてみようかなと思った時、その傍らをF348tbが駆け抜けていくと、ベルリナNSXは猛然とダッシュして追いかけていきました。ははは、元気だな〜(^-^)。

ん?僕は元気じゃなくなってきました。なんかイキナリおなかの調子が…(-_-;)。うっ、ヤバイ!ト○レ〜(ToT)。とはいっても、一番近いところまで大急ぎでも5分は掛かります。うおっしゃ〜!ダッシュじゃ〜!僕も猛然とダッシュを開始しました(^^ゞ。しかし、ちょっといくと前にバイクが3台。そこそこのスピードでは走っていますが、緊急事態の僕にとっては詰まってしまってペースダウンに他なりません。「どいてくれぇぇぇぇぇ!!!」と心で叫びながらバイクのテールを恨めしく眺めていた時…、対向車線からNSXが上ってきます。「おっベルリナかな……んん?グレーっぽいぞ?…あああっ!マグさんカラーだぁぁ!!」
マグさんカラー=マグナムグレー・パールはNA2発売時に設定されたボディーカラーで現在では廃止されおり、その総生産台数は一桁とも言われる希少カラーです。これまで、おかげさまで数多くのNSXオーナーさんとお知り合いになりましたが、マグさん以外でこの色に乗っている方には出会ったことがありません。でも、マグさんだったりして?とっさに確認したナンバープレートは、マグさん号とは違います!おおお!こんなところで会えるとは!Uターンして追いかける……ことは出来ません。今は緊急事態です(ToT)。なんとかト○レにたどり着き、スッキリした後に追いかけていきましたが、そのまま通り過ぎてしまったようで、結局どのパーキングエリアにもいませんでした。

もとのパーキングエリアに戻ると、常連さんのF348tbと、さっきのベルリナブラックが止まっていましたので、お話してみました。ベルリナ号は車台番号100番台の平成2年式NA1でした。でも、センターキャップがHマークのTypeS純正ホイールを履いているんで聞いてみると「ああ、これは兄貴からもらったんですよ。」へ〜いいな〜。…え?ってことは兄弟でNSX乗ってるの?お兄さんはNA1からTypeSに乗り換え、現在は社外ホイールを履いているんで譲ってもらったんだそうです。へぇ〜、兄弟でNSXかぁ〜、ハマってますねぇ(^-^;。
ベルリナ号はクワンタムの車高調も入れているとのことでしたので、助手席体験試乗を させてもらっちゃいました。感想は、意外と軟らかいです。S足よりちょっと軟らかいくらいでしょうか?でも、グイグイ曲がっていきます。かな〜りイイです。ちなみにお値段45万円。ムリだー(ToT)。

その後、フロントタイヤが心配なので連まずマイペースでじっくり走って、ガスが少なくなってきたので帰路につきました。 南側のゲートを過ぎて、しばらく行ったところに、宿屋とか売店があって小奇麗なトイレと駐車スペースがあるんですが、そこに止まってたんですよ、 さっきのマグナムグレーPが!イキナリのことで通り過ぎちゃったんですが、今度こそUターンして駐車場に乗り入れ、 オーナーさんの見当たらないマグナムNSXに歩み寄っていきました。 ホイールはグレーのクーペ用。シートもリクライニング式なのでクーペ確定ですね。 ナンバーを見ると、マグさんのすぐ近くにお住まいじゃないですか! やっぱり、なかなか見当たらないもののオチはすぐそばなんですね。
しばらく眺めてましたが、オーナーさんが見当たらないんで帰っちゃおうと走り出したら、 トイレからオーナーさんらしき人が出てきて、マグナムNSXのドアを開けました。会社役員風の感じの良い紳士です。

【YAS】 「オーナーさんですかぁ?」
車の中からウインドウを開けて話し掛けました。
【オーナーさん】 『どーもこんにちは』
【YAS】「こんにちは〜!はじめまして〜!これ珍しい色ですよね! 友人が同じ色に乗ってるんですが、同じ色に出会わないって嘆いてましたよ。」
【オーナーさん】 『あ、そうなんですか』
【YAS】「これ、カイザーシルバーですよね」
【オーナーさん】『ええ?マグナム…なんとかっていう…』
【YAS】(ああああ!しまったぁ〜!なんでカイザーなんていっちゃったんだぁ〜(ToT)! カイザーじゃ全然珍しく無いじゃんか〜!←ここまで心の叫び) 「そそそそーです、そっち、そっちです。マグナムグレーパールですよね(^^; 全部で10台くらいしかないそーですね…。」

なんて感じで話をしました(^^ゞ。 NSXの某オーナーズクラブにも入っているそうですが、サーキットを走ったりというのは しないんだそうです。落ち着いた感じでドライブする方なんでしょうかね。 でも、助手席に置かれていた、使い込まれた半指ドライビンググローブ(ちょっと 前の走り屋御用達のタイプ)を見逃してはいませんよ。 きっとかなりのベテランに違いない。(^ー^)ニヤリ

4/5(水)
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