kata  
すべてのパーツを張り合わせ、
ようやく全体が見えました。

でも、まだまだ表面ががたがたですし、
フロントグラスの丸みも出ていません。
ひたすら削るのみです。
kigata  
永遠かと思われた
ヤスリがけも終盤にさしかかり、
シャシーの組み立てに入ります。
シャシーは、田宮のオフロードバギー。
実車に倣い、二輪駆動の
バギーを探した結果、DT-01という
シャシーを選びました。初心者用の
シャシーで、サスペンションも
簡単な構造のものでしたが、
まぁ、レースに出るわけではないので
良しとしました。

chas
完成に見えたりもしますが、木型は
くりぬかれてるわけではないので、
これではシャシーにかぶせる
ことができません。
ただ、ここまでくると
完成した姿を想像してかなり
楽しい気持ちになってきます。

もちろん、最大の難所、
「成型」が残っているわけですが。。
base
実は、熱したポリカーボの板を押し付ける
だけでは、内側へ凹んだ場所は
成型されません。そこで、「真空成型」
という技を使います。型の下から
空気を抜き、密着させるのです。
その時に、タイヤアーチの中へ
素材がもぐってしまうと型が抜けなく
なっちゃいますので、写真のように
ふさぎます。リヤも同様にふさぎます。
ならば、最初からこの形にすれば、と
お思いの
方もいらっしゃると存じますが、
型取り
後は、木の模型として飾ろうという
下心があり、くりぬいた状態になってます。

  trk
これは本物です(笑)
真空成型は、小さなものですと
家庭用の掃除機でもできるのですが、
今回は長さで40センチ以上もあり、
なおかつここへ来てわかったことですが、
ポリカーボネートという材質は、とても
加工が難しい素材(高温を保つ)
ということで、
ヤスリの苦労が水の泡に
なる前に、
プロのアドバイスをいただくこと
にしました。

pb
ネットで検索し、 一誠技工舎 さんという
工房
へ相談させていただいたところ
とても親切にアドバイスをください
まして、最終工程はプロの手に
委ねることにいたしました。
今回は、サイズと素材の問題で、大きめの
機械をお持ちの
サンワーク工業様を紹介
して
いただき、最終的にそちらで
真空成型加工していただいたものが
左の写真です。
見にくくてすいません。透明なもので。。。
しかし、本当に出来ちゃいました!

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