「民営化」、まだあきらめるのは早い!
平成18年10月24日高津西保育園父母会
これまで私たちは、市の対応を信頼して、6月議会後すぐに裁判を起こすことはせず、より納得のいく法人選考のために力を尽くしてきました。協議を重ねることで、「良い民営化」になるのではないかと考えてきました。が、残念ながら今回の選考の仕方と結果では、私たちの要望する保育は守られるかどうか分からない状況となっています。「民営化はしないでほしい」という気持ちが少しでも残っているのであれば、これからの行動で、この計画を止めることができます!
6月議会の議決は「違法」だった!
1)
高津西を含む3園の保護者に説明をする前に議決したことは、児童福祉法第24条、33条に違反しています。横浜地裁の判決でも明らかになっています。
2)
保育園の建物をただで法人に譲ることも違法の疑いがあります。これを議会で検討しなかったことは違法です。
この選考は、不適切です。
1)選考の時点で決まっていた職員は園長だけ。選考基準だった「3分の1以上は保育経験6年以上」をクリアしていませんでした。保育実践を株分けできる親園も集団も存在しないのだから「該当なし」とするべきでした。評価も項目も知ることはできず、何を根拠に決定したか分かりません。世田谷区では評価項目を前もって保護者に明示し、横浜市では法人を決定した回を除き、選考委員会を公開しました。上位3位法人は法人名をふせて評価(成績)を保護者に開示したそうです。八千代は非公開です。
2)法人決定直前まで「保育園運営をしていない法人は認めない」「幼稚園は選ばないで」と要望しつづけてきましたが、受け入れられませんでした。
12月の市長選・市議選で「民営化白紙撤回」に!
父母会連絡会では、全議員に「公開質問状」を提出します。市の対応と保護者の様子を見てこの民営化計画をどう考えるか、次世代育成についてどう考えるか? その答えが選挙の判断材料となるよう公開します(ビラを全戸に配布)。
高津西でも有志を募り、「民営化を白紙撤回する」「福祉を切り捨てない」「未来を担う子どもを中心に考えた政策」と公約とする市長候補を応援していきます。「民営化しないでほしい」という気持ちが少しでも残っているなら、どうかあきらめないで下さい!!
市に対する要望書を再度提出。法人懇談は見送り。
10月10日の質問書の回答での不明点を明らかにするよう要望書を提出します。また、選考に納得のいかないままでの法人との懇談は見送り、法人の考えなどは文書で示してほしいと申し入れます。法人に直接会いたい方、施設を見学したい方をどの程度受け入れるかは、市と法人に確認したうえで再度、日程を調整することになります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご意見・ご質問などを、父母会箱までお願いします。
できるだけお名前をご記入下さい。 組 保護者名
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