平成18915

八千代市子ども部長 様

八千代市立高津西保育園父母会会長

法人選考にあたっての要望および質問について

 高津西保育園の民間移管にあたり、いくつかの法人から応募があったとうかがっており、まもなく受諾法人選考委員会が始まろうとしています。つきましては法人の選考にあたって下記の通り、質問と要望がございますので、921日(木)までに書面にて回答をいただけますようお願いいたします。

1)受諾法人選考委員会の第1回は928日(木)と当初聞いていましたが、これが22日(金)と前倒しになったのは、なぜですか。理由をご説明下さい。

2)応募のあった法人が既存保育園をもつ場合、保護者を視察に同行させて下さると聞いています。保護者15名が視察を希望しています。必ず私たち保護者の目で、どんな法人か、また、どんな保育を行なっているのかを確かめたいので、希望者全員を視察に同行させて下さるよう要望します。1日で無理なら、2〜3日に分けてでも、かまいません。

3)法人の決定後、平成191月から合同保育が始まるのでは、時間があまりにも短すぎます。合同保育は1月からではなく、3月からとして下さい。

4)また、年間を通した保育内容を引き継いでいただくためには、1年を通した取り組みを経験することが必要です。それは3ヶ月間の合同保育では無理だと考えます。ついては、平成193月から法人の職員が全員そろった状態で合同保育を開始し、平成203月まで1年以上をかけて、引継ぎを行なって下さることを要望します。

5)月8日付けで提出し、市のホームページ上に公開された「民間移管にあたっての提言書」において、私たちは「保育園経営の経験のない法人は認めないで下さい。」と提言いたしました。あらためて、「保育園経営の経験のない法人を受け入れることは、まったく出来ない」ことを申し入れます。私たちのこの提言書を尊重し、受諾法人選考委員会が保育園の運営経験のない法人を認めることのないよう、くれぐれも子ども部からの適切なご指導を願います。

9月21日付回答

 平素より,当市の子ども行政にご理解いただき,誠にありがとうございます。
 平成18年9月15日に提出いただいた法人選考にあたっての要望及び質問につきまして, 下記回答書のとおり回答いたします。
 今後も子ども行政につきまして,より一層のご支援,ご協力を賜りますようお願い申 し上げます。

回答書

1.受諾法人選考委員会の第1回は9月28日(木)と当初聞いていましたが、これが22日 (金)と前倒しになったのは、なぜですか。理由をご説明下さい。

(回答)
保育園受諾法人選考委員会の開催日程につきましては,民間移管へ向けたスケジュー ルを踏まえ,市の行事予定や選考委員の予定を調整のうえ,決定しております。9月 28日の委員会においては,応募法人のヒヤリング等を行う予定となっており,当初, 9月21日に開催する予定として,会議室等の準備をいたしておりましたが,選考委員や 保護者のみなさんへお知らせする前に,市の議会日程との重複が予定されたため,9月 28日へと変更いたしました。その後,議会日程が確定し,9月22日に委員会の開催が行 えることとなったため,変更させていただきました。

2.応募のあった法人が既存保育園を持つ場合、保護者を視察に同行させて下さると 聞いています。保護者15名が視察を希望しています。必ず私たち保護者の目で、どん な法人か、また、どんな保育を行っているのかを確かめたいので、希望者全員を視察 に同行させて下さるよう要望します。1日で無理なら、2〜3日に分けてでも、かまいま せん。
(回答)
応募法人への視察に同行していただくことにつきましては,市として5名までを同行さ せたいとする提案を,9月22日に開催する保育園受諾法人選考委員会に諮りまして,決 定していただくこととしております。5名までと考えましたのは,視察対象園においては,保育室等への立ち入りも予定しており,園児たちが初めて見る大人たちに対して,不安になることが考えられることから,ある程度の人数に絞って視察を行いたい と考えております。

3.法人の決定後、平成19年1月から合同保育が始まるのでは、時間があまりにも短すぎます。合同保育は1月からではなく、3月からとして下さい。

(回答)
引き継ぎ全般といたしましては,保育園受諾法人選考委員会において応募法人の中か ら,選考基準を満たし,八千代市の保育に理解を示した法人を選考し,市長が受諾法 人を決定後,すみやかに事務上の引き継ぎを開始し,合同保育による引き継ぎは,現 在1月から3月までの3ヶ月間を基準として,その後は,お子さまと保護者のみなさまの 状況に応じて,臨機応変に対応してまいります。

4.また、年間を通した保育内容を引き継いでいただくためには、1年を通した取り組 みを経験することが必要です。それは3ヶ月間の合同保育では無理だと考えます。ついては、平成19年3月から法人の職員が全員そろった状態で合同保育を開始し、平成20年3月まで1年以上をかけて、引き継ぎを行って下さることを要望します。

(回答)
また,引き継ぎ期間は原則として平成19年3月末日までとなっておりますが,4月以降 もお子さまと保護者のみなさまの状況に応じて,保育士を派遣するなどの方法によ り,受諾法人とともに保育にあたってまいります。

5.9月8日付けで提出し、市のホームページ上に公開させた「民間移管にあたっての提言書」において、私たちは「保育園経営の経験のない法人は認めないで下さい。」と提言いたしました。あらためて、「保育園経営の経験のない法人を受け入れることは、全く出来ない」ことを申し入れます。私たちのこの提言書を尊重し、受諾法人選考委員会が 保育園の運営経験のない法人を認めることのないよう、くれぐれも子ども部からの適切なご指導を願います。
(回答)
みなさまからいただいた提言は尊重し,法人の選考にあたるように保育園受諾法人選考委員会へ諮ってまいりますが,募集要領等に記載された選考基準を満たしていれば,保育園運営の経験の有無を問わずに選考することとなります。市といたしまして は,選考の際に公平・公正を期するために,中立の機関として,保育園受諾法人選考委員会を設置しており,選考委員会で話し合われた結果につきましては,最大限尊重 したいと考えております。

以上。

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