富坂キリスト教センター(基督教イースト・エイジャ・ミッション)紀要 第11号
2020年 財団法人基督教イースト・エイジャ・ミッション 富坂キリスト教センター
ISSN 2185-9108
A5判 210頁 頒布価格1000円(送料共)
○「北東アジアにおける平和思想史」研究会
《論文》
- 日中の歴史認識と歴史和解(謝志海)
- 戦後75年目に考える琉球・沖縄の平和思想の課題(大城尚子)
- 平和の思想と戦略としての地域形成ー「東アジア共同体」への課題(李鐘元)
○「日本におけるキリスト教フェミニズム運動史研究ー70年代から現代まで」研究会
《研究報告》
- キリスト教女性運動におけるそれぞれの経験ー聞き取り調査から(堀江有里・大嶋果織・工藤万里江・山下明子)
○兵役拒否・平和主義・エキュメニズム」研究会
《論文》
- エキュメニズムと平和主義ー兵役拒否を考える基本的視座(神田健次)
- 太平洋戦争前のアメリカの日本認識(原真由美)
《研究報告》
- アナバプティズムの平和主義とその展開(矢口洋生)
- 怒りと報復から和解へ:聖書解釈の可能性(石田学)
- イスラーム世界におけるジェンダー観ー男女分離を中心に(中西久枝)
○「スペイン風邪と日本の教会」研究会
《研究報告》
- スペイン風邪の流行と日本の教会 (戒能信生)
- 日本のキリスト教幼稚園におけるスペイン風邪の実態と影響‐J.K.U.年報の記録を中心に‐(熊田凡子)
- キリスト教学校とスペイン・インフルエンザ(辻直人)
- スペイン風邪と日本組合基督教会(原誠・李元重)
富坂キリスト教センター(基督教イースト・エイジャ・ミッション)紀要 第10号
2019年 財団法人基督教イースト・エイジャ・ミッション 富坂キリスト教センター
ISSN 2185-9108
A5判 226頁 頒布価格1000円(送料共)
○北東アジアにおける平和思想史研究会
《論文》
- 北朝鮮のキリスト教の現況とその見通し(金炳魯)
- 韓半島における和解の道(李贊洙)
- 日本の女性キリスト者が伝えてきた「平和」ー日韓プロテスタント・キリスト教関係史の一断面からー(神山美奈子)
- 近代日本の宗教ナショナリズムと平和構築の課題ーキリスト教の視点から(山本俊正)
- 東北アジアの融和に向けて 理論と実践 市民(宗教者)はどうかかわるか(松井ケティ)
○日本におけるキリスト教フェミニズム運動史ー70年代から現代まで研究会
《研究報告》
- 「キリスト教年鑑」(1968〜2018年)ならびに書籍出版状況から見えるキリスト教フェミニズム運動(大嶋果織・工藤万里江・藤原佐和子・水島祥子)
○人間関係とコミュニケーション研究会
《研究報告》
- 「和解の祝福を生きるコミュニケーション」を学ぶテキスト(岡田仁、小笠原春野、酒井麻里、白石多美出、田代万里江、三村修
)
○ Report on Study Time
- Sabbatical at Tomisaka Christian Center (Rev.Bernd Apel)
《講演》
- 「ヤマトの教会と沖縄の教会の交流の歴史」日本基督教団と沖縄キリスト教団との合同の検証を中心として(戒能信生)
- 琉球独立論と「神の国」宣言 植民地体制からの解放を求めて(神谷武宏)
- 応答@神谷牧師の発題を受けて 沖縄の福音宣教と独立(平良修)
- 応答A神谷牧師の発題を受けて(外間永二)
- 被爆者の証言(冨田芳子)
- 2.8 朝鮮独立宣言100周年と在日本韓国YMCA 独立運動の現場で和解と共生のために働く(田附和久)
富坂キリスト教センター(基督教イースト・エイジャ・ミッション)紀要 第9号
2018年 財団法人基督教イースト・エイジャ・ミッション 富坂キリスト教センター
ISSN 2185-9108
A5判 241頁 頒布価格1000円(送料共)
○「戦中・戦後の日本の教会 戦争協力と抵抗の内面史を探る」研究会
《論文》
- 在日大韓基督教会の戦争協力と抵抗(李 清一)
- 戦時期帝国日本における教会合同に関する試論的研究:台湾における日本人キリスト教徒の役割を中心に(高井ヘラー由紀)
- 戦時下説教の実像 大連西広場教会月報『霊光』」を中心にして(戒能信生)
- 《研究報告》
- 日本統治末期朝鮮における信仰弾圧の「天皇崇拝強要」のケース−「朝鮮長老会」の孫良源(大村良源)治安維持法被疑事件を中心に−(徐 正敏)
- 「満州国」における教会合同について(渡辺祐子)
○「子どもの貧困とキリスト教」研究会
《論文》
- 子どもの貧困の実態と社会政策(宮本みち子)
- 教会教育と子ども−日本の教会は子どもたちを招いてきたのか−(小見のぞみ)
- 貧困の子どもがスピリチュアルペインを感じ得る可能性について(前田美和子)
○「人間関係とコミュニケーション」研究会
《研究報告》
- 和解の祝福を生きる「我」・「我と汝」・「コミュニティ」 〔岡田仁・小笠原春野・酒井麻里・白石多美出・田代麻里江・三村修〕
○「北東アジアにおける平和思想史」研究会
《研究報告》
- 「北東アジア平和思想史」研究会の発足とその意義(山本俊正)
《講演》
- ヘイトと「物語」の消失 〜〈世界〉にふれる「ことば」と「からだ」を練り上げる〜(金 迅野)
- 被爆者の証言(田戸サヨ子)
- 公開セミナ(教会と社会を考える)もうひとつの宗教改革 第1部 ワークショップ『スイスの宗教改革ハンドブック』に学ぶ(菊地純子)
- 公開セミナ(教会と社会を考える)もうひとつの宗教改革 第2部 講演「福島での活動から」(明石義信)
富坂キリスト教センター(基督教イースト・エイジャ・ミッション)紀要 第8号
2017年 財団法人基督教イースト・エイジャ・ミッション 富坂キリスト教センター
ISSN 2185-9108
A5判 289頁 頒布価格1000円(送料共)
○戦中・戦後の日本の教会 戦争協力と抵抗の内面史を探る研究会
《論文》
- 日本統治末期の朝鮮における末世信仰弾圧のケース分析−「朝鮮ホーリネス教会」信徒朴充相(岡村茂信)を中心に(徐 正敏)
- 植民地期朝鮮における「信教の自由」−「改正私立学校規則」と「神社参拝問題」を巡って(李省展)
- 《研究報告》
- 戦時下「日本的基督教」の内面史 今泉源吉に見る「みくに運動」への道程(大久保正禎)
○子どもの貧困とキリスト教研究会
《論文》
- マルコ福音書と子どもたちと貧困(今井誠二)
- 子どもシェルターの活動〜カリヨン子どもセンターの現場から〜(坪井節子)
《研究報告》
- 自立支援ホーム「あらんの家」の取り組みから(浜田進士)
- 社会のまとまりづくりに文化が果たす役割に関する教育社会学的考察(西島 央)
- 沖縄から見る子どもの人権と平和(糸洲理子)
○人間関係とコミュニケーション研究会
《研究報告》
- 和解の祝福を生きるコミュニケーションを目指して 共同執筆〔岡田・小笠原・酒井・白石・田代・三村〕
《講演》
- 沖縄の神学−沖縄独立論も含めて(饒平名長秀)
- 依存的体質からの脱却T(大倉一郎)
- 依存的体質からの脱却U(外間永二)
- 「県外移設」についての見解T(秋山眞兄)
- 「県外移設」についての見解U 1)神谷武宏 2)友寄隆治 3)平良修
- 世界史とキリスト教について思う(池 明観)
- 日本における多文化共生の可能性(G.ギッシュ)
- ドイツのインクルーシブ教育・モンテッソーリ教育から学ぶ−原点回帰から新たな歩み出しのために(勝間田万喜)
- ドイツ東アジアミッション(DOAM)について(金子恒一)
富坂キリスト教センター(基督教イースト・エイジャ・ミッション)紀要 第7号
2016年 財団法人基督教イースト・エイジャ・ミッション 富坂キリスト教センター
ISSN 2185-9108
A5判 225頁 頒布価格1000円(送料共)
《論文・研究報告》
○沖縄における性暴力と軍事主義研究会
《論文》
- 宗教・ナショナリズム・性暴力の関係〜日本とインドの場合の比較から〜(山下明子)
- 沖縄のフェミニズム運動(宮城晴美)
- 軍事主義と性暴力――韓国・「基地村」女性の闘い(秋林こずえ)
- 《研究報告》
- 基地の街の子どもたちとジェンダー(安次嶺美代子)
- 沖縄から考える〜性暴力と向き合うようになった女性たち(山城紀子)
- 「慰安婦」被害の最初の証言者・裴奉奇(ペ・ポンギ)さん( 川田文子)
- グローバル資本主義とヘイトスピーチ〜その心的外傷と回復〜(鄭 暎惠)
- キリスト教信仰と女性の人権擁護はどう結びつくのか―東海林路得子の矯風会時代の発言から考える―(大嶋果織)
○戦中・戦後の日本の教会 戦争協力と抵抗の内面史を探る研究会
《論文》
- H.E.テートの内面史研究―ボンヘッファー・ドナーニー・サークルの研究事例を手がかりに―(山崎和明)
- 回想資料から見えてくる戦時中の台湾人キリスト教徒(高井ヘラー由紀)
- キリスト教教育の自由と国民道徳 満洲国における孔子祭参拝強制をめぐって(渡辺祐子)
《研究報告》
- 戦時下を生きた牧師―廣野捨二郎(矢吹大吾)
- 内面史研究とホーリネス(上中栄)
○子どもの貧困とキリスト教研究会
《論文》
- キリスト教教育の課題としての子どもの権利擁護(小見のぞみ)
《講演》
- 米兵による性的暴行は沖縄でいつまで続くのか−3月13日の観光客レイプ事件から見えること(高里鈴代)
- ヨーロッパ共同体以降の北東アジアの状況をめぐって(池明観)
《センター 2016年度事業報告》
富坂キリスト教センター(基督教イースト・エイジャ・ミッション)紀要 第6号
2015年 財団法人基督教イースト・エイジャ・ミッション 富坂キリスト教センター
ISSN 2185-9108
A5判 269頁 頒布価格1000円(送料共)
【内容】
《論文・研究報告》
○脱原発社会と未来世代への責任研究会
- 新たな文化哲学へ向けて、シュペングラー以降 神学の究極課題としての原発問題(安田治夫)
- 原発と宗教と倫理(河合弘之)
- 宗教者として問う原発問題の深層(内藤新吾)
○沖縄における性暴力と軍事主義研究会
- 日本軍の慰安所制度とたま子さん(川田文子)
- 天皇制と軍事主義 沖縄の「慰安婦」問題から考える(山下明子)
- 日本キリスト教協議会と「慰安婦」問題、そして沖縄との連帯 第39回総会を検証する(大嶋果織)
- 沖縄戦から70年「辺野古新基地」問題と軍事主義(安次嶺美代子)
- 沖縄社会を拓く 戦後70年、女たちの活動と歩み(山城紀子)
○戦中・戦後の日本の教会 戦争協力と抵抗の内面史を探る研究会
- 内面史研究の課題と方法について(戒能信生)
《講 演》
- 第一回共同研修に参加して(荒瀬牧彦)
- 岐路に立つ沖縄―沖縄の歴史・文化・キリスト教―(饒平名長秀)
- 誰とともに立ち、祈り、行動するのか(村椿嘉信)
- 北東アジアの状況について語る(李泳采)
- 戦後70周年の東アジアについて(池明観)
- 行き詰まりの先にあるもの ディアコニアの現場から(山本光一)
- 日本の教会の社会への関わりの歴史・明治期プロテスタント史に遡って考える(戒能信生)
富坂キリスト教センター(基督教イースト・エイジャ・ミッション)紀要 第5号
2014年 財団法人基督教イースト・エイジャ・ミッション 富坂キリスト教センター
ISSN 2185-9108
A5判 149頁 頒布価格1000円(送料共)
【内容】
《論文》
○脱原発社会と未来世代への責任研究会
- 原爆・原発・再生可能エネルギー・・・(西岡由香)
- だまして進める高レベル放射性廃棄物処分場 ─ 岐阜県瑞浪超深地層研究所問題 ─・・・(兼松秀代)
- 福島原発事故の医学的な問題・・・(山田 真)
- 放射能汚染が未来世代に及ぼすもの ─ チェルノブイリから学ぶ・・・(吉田由布子)
《講演》
○沖縄における性暴力と軍事主義研究会
- 沖縄戦と日本軍慰安所と米軍の性暴力 沖縄から問う!・・・(里鈴代)
- 「集団自決」にみる軍隊と性 〜二分された女性たち〜・・・(宮城晴美)
- ヘイトスピーチと心的外傷 〜植民地支配、戦争、性暴力、グローバル化〜 ・・・(鄭 暎惠)
- 軍事主義を許さない国際女性ネットワーク・・・(秋林こずえ)
《特別寄稿》
- 韓国現代史における1970年代について ─民主主義へと向かう陣痛の10年─・・・(池 明観)
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