羅津挙U世、リアル麻雀を語る...。
ここでは、私が唯一お気に入りなギャルゲー、
スーパーリアル麻雀PXを何故始めたか、網羅したいと思う。
第1章 95年5月26日
リアル麻雀がこの世に初めて登場したのは、1987年頃。
しかし、その頃は当然そんなモノ知る良しも無かった。
それどころか、PU、PV、PW共に私の記憶には当時、馴染みの無いモノだった。
そんな私が、初めて脱衣麻雀なるものに手を染めたのが、1995年の夏であった...。
1994年に、セガのセガサターンと、ソニーのプレイステーションが発売されたのは、
ゲーマーのみんななら、誰でも知っているだろう。
当時、買いたい!と思っていたのはプレステの方で、
CGのカッコ良さに当時惹かれていた..。
ただ、VFのデキの良さも認めていたから、どっちのハードにしようか
四六時中悩む毎日だった!
そんな折、大学の友人Sと、ロビーで話している所へ、もう一人の友人Fが
買ってばかりの「スーパーリアル麻雀PX」を持って自慢してきた。
F「これ、今日発売したんだぜ。初のX指定だぜ!高かったなぁ〜。女の子が服脱いじゃうんだぜ!」
俺「へ〜。そんなモノあるんだ。でも僕、麻雀できないし、力になれないよ。」
S「俺知ってる!!みづきちゃん、可愛いんだよなぁ〜。」
俺「???...。」
F「それじゃ、俺ん家来てやろうぜ!!」
とにもかくにも、早速プレイする事にした。私は見ているだけって事で参加した。
俺「おおっ、今のゲームって、アニメみたいなグラフィック出るんだな!!」
完全に出遅れている..。今までROMしかやった事ない分、当然と言える。
まず、一人目は遠野 みづき。
ちび黒さんぼみたいな肌をした娘だ。きっとガサツな奴なんだろう!
その思いはデモを見ている内に吹っ飛んだ!!
俺「かっ、かわいい...。」
彼女の意外な大胆な行動と、その可愛らしい性格に心打たれてしまった...。
最初のイメージが180°変化するような思いだった...。
しかし、これはほんの序章に過ぎなかった。
二人目、藤原 綾。
この子の登場で、俺の人生が変わった!(ウソ。)
おしとやかな性格で透き通った肌が魅力的な娘だ。
本当にこんな、かわいい娘が脱いじゃうんだろうか?
う、うぁっ、脱ぐ、ホントに脱いでるぅ〜!!
そして、4回目のデモの時は、幻でも見ているような幻想的な気分になった...。
俺「ゆ、夢を見ているのだろうか...。」
最後、バタッと倒れてしまう綾ちゃん。健気すぎる〜。
こんな、薄幸な美少女にこんな事させんなよ...。
どこだ、これ作ったメーカーはっ!?(当時は知らなかった。)
最後は、んっ、チュ○リー!!?(爆)
いや、早坂 晶という名前らしい。
F「橋本っ!!おまえやれよ。」
俺「僕がぁ〜!?出来ないよ、マジで...。」
F「社会人になって、麻雀出来ないと苦労すんぜ!レクチャーするからやってみろよ。」
仕方なく、初めてのギャルゲー及び、脱衣麻雀及び、麻雀をこんな形で
始める事となった私であった.....。
開始2時間半経過し、やっとゲームを終わらせた...。
ワケが分かんない...。なにを私は今までやってたんだか....?
こんなムズイゲームはもういいやと、ちょっと思いました。
晶ちゃんは確かに可愛いし、変身する。チビの癖に乳がデカイ!
でも、それらを網羅するのには先ず麻雀を覚えなければならない...。
最初の障害がそこにあった...。
アニメーションの美麗さに加え、麻雀の難しさが同居しているなと...。
なんか、全てにおいて新鮮に感じられた..。
S「あ〜、でも面白かったぜ。初心者の麻雀ってのが見れて。」
F「橋本、時間かけすぎだぞ...。」
いろいろ言っていたみたいだが、私には何も聞こえなかった。
可愛い女の子と麻雀、一見縁の遠そうな組み合わせが
実際今後の私のゲームライフに変化をもたらせた事になろうとは、この時まだ気付いてなかった...。
第2章 特訓
それからというもの、よくPXの夢を見るようになった。
だけど、今までギャルゲーと聞いたら全くといっていい程、
疎遠していた私にとってとても複雑な心境でもあった。
そんな中、大学の講義終了時、Sに会った。
S「何、麻雀を覚えたい?あ〜、この前のPXの影響か!橋本もそういうの、やるようになったのか。」
なんか、ひっかかる言われ方だが、私に麻雀のマニュアルを貸してくれた。(公式のね。)
S「基本形は4面子1雀頭だ。
要するに、同じ種類の牌を3つ揃えたもの、
又は同じ種類の牌の2、3、4とか5、6、7とか、順列を揃えたものをそれぞれ合わせて4つずつ作り、
更に、2つ同じ牌を揃えればいいんだ。
それに、今度は役が絡んでくるんだけども、とりあえずそんなトコだ。」
それを聞いて麻雀の基本ルールは分かった...。
しかし、まだまだ麻雀は奥が深いと言う事を知らないでいた。
あらかた、4面子1雀頭は理解できた私。
ACで初めてPXをプレイし始めた。
当初はポンとかチーとか、しまくっていた。
相手から貰えるものは貰うってな心情でプレイしていたのだが....。
ここで大きな問題が!
俺「えっ、アガれない!?んな馬鹿な?4面子1雀頭揃えたのに〜。」
答えは単純。役が無かったのだ!
リーチをかける分には問題なかったのだが、
食った時に、役が成立しない場面が多々みられた。
知らなかった当時の私は、
俺「ボられた!!」
等と、勝手にボヤキまくっていた。
第3章 PX購入大作戦
ACでは、プレイする度に100円玉を投じなければならない為、
いっその事、ソフトの購入を考えた。
しかし、ソフトの値段が8820円と、SSソフトにしてはかなり高価だ。
サターンはVFやりたさに、当時6月頃購入していたのだが、
PXを買う勇気が出なかった。
そんな折、友人Sと再び出会った。
ゲームショップへ行く事となり、一緒に行くこととなった。
Sは一人で「鉄拳」に興じていた。
私は迷った。PXを買うか否か?
「入ろっか、やめよっか考え中!」
こんな、某英会話教室のCM状態な心境であった。
ふと、中古ソフトにも目が入った。
なんと6200円。新品より安い。
よっし、買いだ!!
しかし、売り切れていた...。(;;)
新品を買うしかない...。
迷って1時間考え、遂に購入に踏み切った。
その結果....。
S「あ〜あ、橋本もとうとうそーいう世界に足を踏み入れたか...。」
更に...、
S「橋本、遂に裏切ったな、任○堂を...。」
なんで、そこまで言われなきゃならないの...?(^^;
断っとくけど、N天堂とSタって、互いに縁が深い企業なんですけど...。(ロクヨンとかで..。)
だが、それからというもの、しばらくは麻雀漬けの毎日でした。
(要はハマってたという事....。)
麻雀って、ホント、おもろいなぁ〜。
(脱衣目当ての癖に..。素直になれよ!)

私が持っているリアル麻雀関連ソフトの数々...。
始めに購入したのが、下中央にあるPX。
他の商品はP7(WIN版)を除いて、全部P’s CLUB限定版。
「グラフィティ」、「海へ、サントラ版付き」は完売した為、現在は入手不可!
「PY」はわずかながら、在庫が残っているらしい...。
個人的にはやっぱり、PXが一番良かったなと思う。
右は、巷で噂の豆本。
入手条件がよく分かりにくい品だが、P’s SHOPを利用すると
たいてい付いてきた..。
PYに至っては、1巻しかないが、PYに付いてきたのがこれ一冊だけだった為。
今更、無理して全部集めようとは思わないけど...。(^^;
その横にあるのはSFC版のPX。
脱衣は当然なしだが、今は手に入りにくいプレミアもんなので、遂買っちゃった...。(^。^;
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