Wristcut Syndrome T
傷つけずにはいらいれなかった
その意味する事も僕はまだ知らなかった
痛みは、傷つけた刹那る痛みは、
そのままでは僕に届かず、
容を変え、その色、鮮やかに
狂気の中へ溺れさせた
死にたいと願った日々と幻想の果て
見つけたのは間違えた答え
求めたのは死ではなく、傷と痛みと血だった現実・・・
その意味するところがかわり、
傷痕は深く、深く、心まで抉る
痛みが麻痺するまで、傷つけてきた
その傷痕は癒える事もない・・・
2001.3.11