白い狂気


容はない・・・けれど、歪んでいくのがわかる

眩暈のように・・・唯、白く・・・

鋭い痛みをこの心に刻み込む

それは・・・光と錯覚するほどの

白い狂気・・・



視界からすべてを奪って・・・

その先に見たものは・・・唯、白いだけの狂気・・・

綺麗な色にふれて・・・心がふれて・・・

痛みの中でさえ笑っていられるの

そして・・・すべてを白く染めて・・・

狂気の終焉・・・生命の終わりまで

優しく抱きしめてくれているの・・・

2001.12.12

Back