欠けた言葉たち


自分の言葉が足りない

だから、いつも言葉を盗んでは、自分で創り出した錯覚に囚われる

だから、この想いはいつも欠けたまま、もどかしさに震えるの

そう・・・それは、この言葉にも・・・

だから、どこにもいないから、僕の言葉なんて

だから、わけもなく哀しいほどに、あの人の詩に惹かれるの

そう・・・それは、欠けている言葉・・・

2000.1.23

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