眩む光へ・・・
まだ・・・目覚めたくなんてないのに・・・
もう・・・目覚めたくなんてないのに・・・
儚い夢の終わりは残酷・・・
唯・・・一片の現実を噛み締めて
降り積もるように・・・想いは重なり
無意識に声となる
『ここは・・・僕の世界じゃない・・・』
その声に気付くのは僕独りで・・・
そして・・・その声が新しい日の始まりを告げる
残酷な世界を・・・絶望へと彷徨うだけ
唯いつか・・・終われる事だけを
心から祈って・・・
怯えたままで・・・その瞳を光に曝すの
2002.1.13