後遺症
傷つけたいだけ、傷つけるだけ
嫌・・・なはずなのに、心はそれを求めずにはいられない
ナイフ・・・傷・・・血・・・
抑えられず、衝動にかられ
強く握り締めた、痛み・・・
身体に沈み込む冷たい光
紅い液体が巡る身体を壊して僕の心を救ってほしいだけ
それがおかしくなる事とわかっていても
消えない傷痕を悔やんだとしても
この心は・・・そうする事でしか護れないの・・・?
その痛みが滲ませる
心は歪んでいく
この痛みの世界で・・・僕は未だ眠れない・・・
2000.8.28