孤独症候群


息苦しさ、感じてる

この街で生きていくにはこの心は脆すぎて

必死で酸素を取り込んでみても

押し潰されそうになる日々

小さく震えて・・・消え入りそうな生命の灯

だからこんな夜が来る

呼吸が整わない、鼓動はただ、無意識に生命の鐘をかき鳴らす

痛む傷、それが耐えられなくなる独りの夜、心の痛み

人は皆、孤独の中で誰かと出会い生きている

そして、独りじゃないと装って、僅かな安らぎを手にする

ただ、それが人より下手なだけで

僕のための酸素が減ってゆく

2000.4.23

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