この身体に何かいる

蝕み続けたのは、心を冒した狂気という癌

それは、甘く、緩やかに心を歪ませ

いつか・・・取り込まれてしまう意識

色も・・・容も・・・

すべてを正しく捉えられない世界で、

僕は尚も生きるしかない?

この体に纏わり憑いた濁った想い・・・

いくら拭っても、切り払っても、

削ぎ落とせはしない、

唯・・・、血が流れてゆくだけ・・・

2001.5.21

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