秋風


冷たくなってゆく風と

色めき舞い散る木の葉と

低く傾き始めた日差し

木漏れ日は未だ強く、眩むほどの光を伝えてるけど

冷たく木々を揺らした風がその影をも揺らす

季節はまた巡りゆく

過ぎ去ろうとする秋を・・・

少しずつその色を強めていく冬を・・・

時は繰り返してゆく

鮮やかな色をなくしてゆく街並みは

何処か儚くて・・・切なくて・・・

胸を締め付ける痛みと共に

消える・・・秋の気配と

冬の訪れ

2001.11.21

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