魚探の原理を知って、さらに使いこなそう!

実際に私らも使いこなせているのかは疑問ではありますが、HONDEXさんの2002年カタログに、ご機嫌な解説文がありましたので、そこいら辺を引用させてもらいながら、基本的な原理、使用方法などを解説していきます。

・なぜ魚探は、水深が分かるのか?
トランスデューサー(振動子)から水中へ超音波を発射すると、超音波は水中にあるものに当たって跳ね返って来まるので、その跳ね返りの音の強さ、時間を測定して、画面に出力するのが魚探の基本的な原理です。
水中では1秒間に1500mの速さで音波は進みますので、浅い場所なら跳ね返り戻ってくるまでの時間は短く、深い場所なら時間が長くかかります。
たとえば真下に向けて音波を発射し、戻ってくるまでの時間が1秒掛かったとすると、底へ着くまでに0.5秒、底から戻ってくるまでに0.5秒かかったことになります。 音波が0.5秒間で進む距離、750mがこのときの水深(750m)になると言う事です。

・実際の船の位置と魚探画面との関係は?
魚探の画面は今まで通ったところを表示しています。自分の船の真下を表示しているわけではありません。
画面の一番右側に、最新の水中の情報、いわゆる船の(正確にはトランスデューサーの)真下が表示されます。
画面に表示されている画像は進行している船の後方(正確にはトランスデューサーの後方)の様子を写しています。魚探は一定の速度で船が移動している時ほど正確な地形が表示されますが、船の速さと画面の動く速さは関係有りません。同じブレイクを写した場合、航行する速度が速いと、急な角度に写り、ゆっくり航行すると、緩やかに写ります。
魚探は船が走っていくところを横から見ていると考えればよいでしょう。ちょうど水槽を真横から見たような感じです。
魚探は動きながら使ってこそ地形など分かりますが、止まっていると周りがどんな地形をしていても、あたかも平らな場所であるかのように映し出されます。
  この図のように走行すると・・・
 
  魚探の画面にはこのように写ります。

・底質はいったいなに?
超音波の反射は底の状態によって違います。岩場などの固い所では反射が強く。砂地などの柔らかい所では反射が弱くなります。跳ね返りの強弱は画面の色の濃淡で表されます。

・トランスデューサーの周波数の選択
超音波は広がりながら進んでいきます、この広がりと言うのはトランスデューサーの形状や周波数によって違ってきます。
一般に広範囲を探るのは107khz、狭い範囲を探るのは200khzとなります。
ピンポイントでターゲットを探る400khzという高周波のトランスデューサーもあります。当然のごとく照射範囲が狭いので、魚探の画面上に何かが写っていれば、限りなくそのものの真上に船が位置していることになります。

  発射している周波数や照射角によって、探索できる範囲が違う

実際の魚探の使用例(HE-5600)
1.ゲイン(感度)
ゲインの調整で超音波を発射する強さを調整する。
あくまでも相対的な硬さを表示する物であると言うことを前提に考えると
泥<砂<岩盤
ご存知の通り、こういった順に硬くなっていくので、砂底の反射の強さ(一次反射の太さ)を覚えておけば、これより反射が強く(太く)なれば、そこは砂地より硬い岩盤か何かと判断できるし、反射が弱く(細く)なれば、泥などの柔らかいものだと判断できます。

2. クリーンライン(ホワイトライン)
超音波の反射の強い所から順番に、色を薄く表示する機能である。
上手く調整すれば、左の画像のように「ボトムの上にのっかっている何か」、「地形的に盛り上がって硬いのか」を判断することが出来ます。

3. 深度
何Mまでを魚探上に表示させるかであるが、2mだからと言って、2mに設定すればいいかと言うとそう言う訳ではない。 一次反射だけではボトムの硬さ等を判断できない場合は、二次反射を表示させて硬さの判断材料にする必要がある。そのため二次反射を表示させるには、水深の二倍以上の表示が必要になってくる。2mであれば4〜5mと言う具合である。二次反射が強く出るところは、他の所より当然硬いと言うことである。
他に三次反射やトランスデューサーの周波数などの違いでも映り方が変わってくるので、奥が深いものです。


実際にトランスデューサーがエレクトリックモーターに取り付けられている所です。
赤丸の中が、実際に超音波が発射、受信される所です。









※くれぐれも、魚探はオートでなんか使わないでくださいね

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