NFB管理人二人が乗るバスボート、「スキーターボート」って、いったいどんな船なのか?


SKEETERボートのデザイン的な特徴的は、なんと言っても両サイドが後ろに張り出したトランサムデザインに尽きるでしょう。
メーカーのコメントでは、このデザインが1クラス上のボートの走破性につながっている・・・と有ります。
また、この張り出しの浮力があるおかげで、滑走からの停止時に追い波をかぶらない・・・とも有ります。
この特徴には、多くのSKEETERオーナーが?疑問符なはずです。

製造された年式によっても、ハル形状はかなり違って居ますが、この年代のハルデザインは、かなり薄い印象です。
Vの角度はフロント側にはまぁありますが、リア方向はフラットに近い状態になっており、この形状が走行に与える影響は、かなり大きいいようです。

走りの面では、まず波を切って走るというのが、苦手なボートです。
波を切って走る(そういう走りもある程度可能ですが)というより、波の頭に乗って飛んで走る感じでしょうか?!
波にぶつかる、波の頭から落ちる、そう言った時に受ける衝撃もそれなりに有りますが、他の船底がフラット系の船と比べると、柔らかい印象をうけます。

リア側のVが弱いので、コーナリング時に水の掴みが弱く、ドリフト状態とでもいいましょうか、スライドしながら曲がるイメージです。
思わずカウンターを当てたくなるような動きをしますが、別にリアが滑っている訳ではないので、くれぐれもカウンターを当てたりしないようにご注意ください。
(ハンドル切った方に船が行っちゃいますよ)
エンジンの方向変化だけで曲がるような感じなので、リア方向から曲がっていきます。
まぁフロントは水から高々と浮いてしまっているので、当然と言えば当然ですが・・・
ハル形状の影響なのか、デッドスロー時の小回りも苦手です。

ビームは広く、Vが弱いので、釣りをしてる時の静止安定性は、抜群の物があります。
多少の波・風では、サドルシートをまったく必要としません。
意外と、エレキを操作した時の動きは機敏です。矛盾した感想かもしれませんが、ある程度水に吸い付いている面積が大きいので、風に流されにくいですね。
ただ、18ftクラスのSKEETERですと、船体のサイズの影響か、流されるのが意外と早かったりします。

トリム操作とスロットルワークには、かなり敏感に反応します。
エンジン回転数、速度、トリム角度の三つの要素があっていないと、スピードも出ていないのにヨーイングや、荒れてもいないのにバウの上下動が激しく出たりします。
他の船体でも同じ事が言えますが、加速のさせ方が巧くないと、ある回転数で出るべきスピードが出なかったりします。
例えば、4000rpmで50mph(1mphは約1.6km)出るとしますと、これを数mph上げる事が出来れば、目的地に着くまでの時間短縮にもなりますし、同じ回転数で走行時間が短くなれば、当然燃費も良くなると言う訳です。

  
水を掴ませると言う操作は、プロペラによる部分も多々あるかと思いますが、履いているプロペラによっては、なかなか難しい場合もあります。
ちなみに、一般的なプロペラの乗り易い順番は、Trophy4枚−YAMAHA3枚−Tempest3枚となります。ちなみに乗り心地のいい順番も同じです。正しくは、水を掴む力が弱い順番という事にもなります。
注:Trophy4枚から、3枚系のプロペラにかえると、水の掴み方の特性が全く変わるため、船の走りは激変しますが、YAMAHAとTempestは形状や特性がかなり近いので、船体によっては変化が体験しにくいかもしれません。

まぁドライバーに相当の操船技術を要求してくるので、「乗りこなす」というイメージがかなり強い船でしょうかね。
大馬力エンジンも手伝って、高速側はかなりエグイ挙動をしますよ


最後にここは絶対負けないという所は、他の追従を許さないスタイリングの良さと、圧倒的な釣りのし易さではないでしょうか?
まぁここいら辺は好みの問題もあると思いますが・・・

 


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