T.Kawata's Diary
〜Jul 8 1999

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Thu,Jul 8 1999

遂に、遂に、首位だぁ〜!!

1998年の7月7日は忘れたくても忘れられない日ですが、1999年の7月7日は忘れられない、忘れたくない日です。18年ぶりなんて言われても、まだオリオンズファンじゃなかったから、実質ファン歴15年目で始めての首位。

今日一日は、『心地よい余韻』に浸りましょう(byこーじ・やまもと)。明日からは『新しい挑戦』です。週末は札幌で怪物退治。そして来週は敵地にて今季2度目の首位決戦。『王者は驕らず勝ち進む』で行きたいモノです。


    マリーンズの成績(7/7/1999) 37勝29敗 1分 勝率.561 1位
            (7/7/1998) 23勝42敗   勝率.354 6位


Wed,Jul 7 1999

Remember 7/7 !!

今日負けてもまだ明日がある。明日負けてもまたその次がある。
野球なんてそんなもんだ。しかし、一ヶ月近くも負け続けたとしたら、・・・。

1年前に18連敗を喫したチームは、いまはどこかに消えてしまったらしい。勝利に向かって直向きに突き進む選手達と、サポートするスタッフ達、そして、スタンドの熱い想いだけがいまだに闘い続けている。

黒木知宏投手。

去年の今日、君が魅せた勇気と涙は一年がかりで大きな大きなうねりを作り上げた。
昨日は負けちまったけど、まだシーズンは半分だ。一試合、一試合、「直向き」に頑張って行こう!

    ※「直向き」と書いて“ひたむき”と読みます。たいへん良い言葉です。
     まさに黒木投手にぴったりです。


    マリーンズの成績(7/6/1999) 36勝29敗 1分 勝率.554 2位
            (7/6/1998) 23勝41敗   勝率.359 6位


Fri,Jul 2 1999

今日(7/1)も勝った。しかも延長サヨナラ。

首位ホークスを3タテして4連勝。
6月は遂に勝ち越しで貯金6。(今日で7!!)


嬉しいよ〜!!。
この嬉しさ、マリーンズファンしかわかるまい。
僕が応援しだした85年からでも、

 1985年 64勝60敗 6分 2位 落合 二度目の三冠王
 1986年 57勝64敗 9分 4位 落合 三度目の三冠王も、オフにトレード
 1987年 51勝65敗14分 5位 牛島、最優秀救援投手。(多分レロン・リー引退)
 1988年 54勝74敗 2分 6位 高沢、首位打者。
 1989年 48勝74敗 8分 6位 村田兆治、二百勝達成&最優秀防御率獲得
 1990年 57勝71敗 2分 5位 村田兆治、引退。西村、首位打者(86〜89年の盗塁王でもある。)
 1991年 48勝77敗 2分 6位 平井、首位打者
 1992年 54勝74敗 2分 6位 思い出すようなことは何もない。
 1993年 51勝77敗 2分 5位 伊良部 6年目にしてようやく使い物になる。8勝7敗 防御率3.10
 1994年 55勝73敗 2分 5位 伊良部 15勝10敗 防御率3.04 239奪三振で最多勝と合わせ二冠
 1995年 69勝58敗 3分 2位 伊良部 11勝11敗も防御率2.53 239奪三振で防御率&奪三振王
 1996年 60勝67敗 3分 5位 伊良部 12勝6敗 防御率2.40で防御率TOPもメジャーへ
 1997年 57勝76敗 2分 6位 小坂新人王、黒木の台頭
 1998年 61勝71敗 3分 6位 黒木最多勝、最優秀勝率獲得。新エースに。
 1999年 ??勝??敗??分 ?位 山本功児 様、監督に就任される。

と言う具合である。14年間で2位が2回、4位が1回。あとは5位が5回に最下位が6回。
間違いなくこの14年間で一番たくさん最下位になったチームである。

見て頂ければわかると思うが、打の落合&リー、投の村田&伊良部とスター選手が抜けていったわけだが、実際極端に弱くなったのは落合が抜けたとき。落合の後、古川なんてのを4番にしようとしたが、育てきれず。本来中距離打者の高沢あたりが頼りにされていた。村田兆治が最後の力を振り絞っていたが、他の投手は狭い川崎でバカスカとホームランを打たれて撃沈されていた。

落合と一緒に辞めた監督が稲尾。後任監督は、有藤−金田と続いたが、はっきり言って無能の一言に尽きる。落合抜きの打線を立て直すことは出来なかった。フランコ、ヒルマン&バレンタイン監督で2位に躍進した95年はともかく、江尻・近藤両監督の時代は獲得してきた外国人選手をことごとく外してしまう。80年代には、リー・レロンと言う球史に残る外国人選手もいたが確か87年迄で解雇。その後来た外国人もディアズ、ホールくらいは使い物になったが、あとは×。ミューレンなんてのもいたが、ヤクルトに移籍してから大活躍したりして、悔しい思いもした。

こうして振り返ってみると、やはりマリーンズ(オリオンズ)は打線が看板のチームなんである。そして、古くはアルトマン、ロペスに始まり、リー、レオンと外国人打者の猛打。別当、土井垣、張本、山本功児ら移籍選手の活躍。まさに、野球界の多民族国家であったと言えるし、落合にしろ、弘田や袴田、水上など、多士済々にしてくせ者揃いであることが、チームカラーであった。

そういう観点で今年のチームを見ると、なかなかどうして、多民族国家ぶりを顕わにしている。

  @ 監督は“準はえぬき”山本功児 様。
     元ジャイアンツ出身だけに、ときに師匠・長島茂雄ばりの迷采配も顔を覗かせるが、
     選手からの信望は厚い。
     何となく稲尾監督時代の雰囲気に近い(かも)。

  A ボーリックウォーレンの活躍
     外国人が二人も使い物になるのはいつ以来か?
     ボーリックは川崎より広いマリンでもディアズ並の活躍は期待できる。

  B 酒井、吉鶴、近藤など移籍選手の活躍。
     特に酒井掘り出し物だ。守備も上手いし、バッティングも進化中。
     吉鶴近藤も貴重なバイ・プレイヤーだ。

  C バランスの良い選手構成
     俊足好打のムードメーカー諸積兼司
     攻守の要、小坂誠
     勝負強い初芝清
     長打力のあるボーリック
     強肩好守に加えて意外性の打撃を誇る正捕手清水将海
     専守防衛から脱皮しつつある酒井忠晴
     そして、最もファンに愛されている男、大村巌

     ひとりひとりが似たような誰かではない、バラエティ溢れる野手陣。

一方、投手陣も最強を誇った95年に匹敵するメンバーになりつつある。

  @ 球界屈指のダブルエース
     何よりもその勇気男気が最大の武器、黒木知宏
     最高の技術と頭脳の持ち主、小宮山悟
     この二人に匹敵するのは西口&松坂の西武勢くらいでしょう。

  A ローテ争いも激しい
     チキンハートも克服か?栄光のドラ1投手武藤潤一郎
     特に武器になる球種はないが、安定感のある後藤利幸
     他に、小野川井などもテストされている。
       ※ 先発で新戦力を試しているのは最盛期の森ライオンズの様ですらある。
         采配としては疑問だが、はっきり言って凄いことだ。

  B 気合いのリリーバー
     昨季ほどではないが安定感のある左の中継ぎエース藤田宗一
     キレのある新人ストッパー、躍進の立て役者小林雅英
     今季絶好調、クローザーのウォーレン

  C ベテラン勢の頑張り
     敗戦処理からロングリリーフまでこなす近藤"ニク"芳久
     谷間の先発に、中継ぎにと大車輪園川一美
     河本育之も遂に復帰。145kmを越す速球で魅せる!!


こうして並べると、やや小粒ながらもオリオンズ(!)伝統のチーム構成=多士済々となりつつあり、ホークスやセのジャイアンツのような金に物言わせて集めたような選手では無いところが非常に好感が持てる。他がアマの有名・有力選手を買い集めてきたところを、マリーンズは小坂、黒木、初芝と言った無名か、少なくても新聞で騒がれない様な選手を集めて自家栽培してきた。さらに言えば、伊良部、武藤、後藤と言った入団後すぐに活躍出来なかった投手をじっくり育ててローテをまかせられるまでに育て上げている。

もし、今後も快進撃が続くようなら、とりもなおさずそれは山本元打撃コーチ&前二軍監督の成果だろう。山本現一軍監督は、どうにもよくわからない采配をすることもあるが、じっくり時を待つことに掛けては天下一品。初芝、武藤、後藤、サブロー(今日のさよならヒットは感動したぞ!!)らをじっくり育ててきたんだから。なあに、元々現役時代の王貞治の陰で8年間も二軍・控えに甘んじてきた男だ。何年待っても必ず目標を達成してくれるはずだ。このまま、育てながら勝つ!!で行って欲しい。

山本功児選手がオリオンズに入団したのが1984年。僕がオリオンズ→マリーンズファンになったのは1985年。遂に待ち続けたがかなう時が来るのでしょうか?


Mon,Jun 21 1999

う〜す。
久しぶりに更新ざんす。
なんか、マリーンズ好調ですね。ホークスはその上を行っているわけですが、首位ホークスに唯一勝ち越しているのもMですから、あなどれませんね。六月を乗り越えて、貯金5もあったら夢を見ちゃいそうですね。

好調の原因は、ライオンズ、ブルーウェーブがもたもたしてるからに他ならないのですが、強いて挙げればエース黒木、中継ぎ小林雅、ストッパーウォーレンの好調と、諸積小坂初芝大村ボーリックの打線が以外とイケてる点でしょうか。いま思うとボーリックって言うのは良い買い物でしたね。守備はいけてませんが、それでも初芝と比べて遜色無いらしいですし(笑)。

全体にベテランを上手く使っている感のある山本采配ですが、ここはやはり、若手に活躍してもらって現在の好調をさらに続けたいところ。で、イチ押しなのは“こばまさ”こと小林雅英でしょうけど、自分としてはそろそろサブロー澤井渡辺正の高卒野手ドラ1組に出てきて欲しいところです。

ま、次にここを更新するときにはきっと借金生活に入っていると思いますよ。先発の駒不足はいかんともしがたい(武藤〜、藪田〜、何やってんだぁ〜!!)し、打線も選手層が薄くてケガ人が出た時にホークスのようにカバーできませんからね。予想では、オールスター前にもライオンズかブルーウェーブに抜かれてしまうのでは??と思います。

さて、今回はここまで。次回(いつになるのか?)にはデジカメ旅行記の方も更新したいところです。

ではでは〜。

Mon,May 10 1999

またもや、随分久しぶりの日記だす。
GWが終わって案の定、マリーンズは定位置へ・・・。(泣)まあ、まだ序盤だしこれからこれからっていつもこの時期言っている気がするぞちくしょうめ。
しかし、僕は最近けっこうご機嫌である。学生時代の同期と「出会って10周年記念」の山陽路の旅行に行ってきたからさっ!!
当然、デジカメも撮りまくりである。しかも、新らしい相棒"OLYMPUS CAMEDIA C-2000ZOOM"を購入。もう爆発的に強まりまくってGW中浮かれ放題浮かれてしまったぜい。
画像はそう遠くもなく近くもない未来に公開予定。しかし、画像がでかいのでかなりレートは落とす予定。480×360 24Bit-COLORでjpg(再)圧縮でしょうね。乞うご期待。

んじゃ、今日はこの辺で

ばいなら。


Mon,Feb 22 1999

随分久しぶりの日記だす。もう遅いので手短かに。

"てるちゃん"というのが可笑しい、と僕に言ってきた人がいます。まあ、親戚筋では昔からの愛称なんで笑ってお許し下さい。実際、ウケねらいってこともあるし。

最近、公私ともに忙しくホームページの更新もままなりませんが、来月中には"香港編"をUPしたいなぁと思っています。そろそろ記憶も薄れてきたので不安ですが。

そうそう、3月14日(日)に所属しているアマチュア・オーケストラの定期演奏会があります。場所はかつしかシンフォニーヒルズで14:00開演の予定です。曲は、『運命の力序曲』、『エネスク・交響曲第1番』、『ベートーベン・交響曲第7番』です。聴いてみたい、と言う方はt-kawata@mte.biglobe.ne.jpまでメール下さい。正価1,000円のチケットもしくは招待状を無料で差し上げます。

そろそろ、日記が肥大化してきているので、全体の整理をしなければなりませんね。
その辺も含めて、今後の成り行きに乞うご期待です。


Sat,Jan 30 1999

あぅぅ・・・。
もう、寝なければいけない時間。今日の所はほんの少しだけにしておきます。

今週一番心に残ったニュース。
立川談志の独演会で酒飲んで眠って会場を追い出された愉快な(笑)おじさんが追い出した主催者を訴えて、その第一回目の審理でのこと。

途中、原告と被告がエキサイトしてやりあって議事が滞った後で、裁判官の一言。

「規則にあるように、居眠り厳禁です」

くわしくは、ここをどうぞ。
いやぁ、こういうウィットのある裁判官がいるなんて、日本もまだまだ大丈夫だねぇ。(笑)

ではでは。

2/22追補:くわしくは・・・のリンク先、もう消滅しているようです。


Thu,Jan 21 1999

どうも。一週間ぶりの日記です。週記、もしくは週報と言っても良いかも知れません。

最近のニュースから

去年は唯一スポーツ界だけは良い話題が多かったのですが、昨年末〜今年にかけて、ひどいニュースばかりですね。ざっとあげても、

  【プロ野球】
    ホークスのスパイ疑惑
    BWスカウトマン自殺
  【サッカー】
    フリューゲルス消滅
  【NBA】
    MJ、ロドマン引退、ピペン移籍(ブルズ崩壊)
  【五輪】
    贈賄疑惑発覚
  【社会人野球】
    相次ぐ野球部解散、合併

う〜ん。まだまだありそうですが、こんなところでしょうか。

見るとわかりますが、これらは全部原因がお金がらみ、といっても良いんじゃないかと思うんですよね。唯一、スパイ疑惑だけは違いますけど・・・。(これは、はっきり言ってそれ以前の問題)

ブルーウェーブのスカウトマン(実際は編成部長)、実はイチローを発掘した業界では超・超有名な方で、まぁ、スカウト界の第一人者だった方です。ドラゴンズ(イチローの地元ですね)のスカウト陣は彼のせいでだいぶ叱責されたそうです。フリューゲルス、正月は日本列島感動の嵐でしたよね。ファンも充分すぎるくらいフェアでしたし。これがヨーロッパ、南米での出来事だったらバスの2〜3台も燃やされているよな〜。まぁ、1998年の"横浜フィーバー"のトリをつとめた、と言えるでしょう。(決勝は年明けだったけど)ブルズ崩壊。ま、自業自得なんですけどね。MLBのストのとき以上にファンは離れるでしょうね。でも最強ブルズをどこがうち破り、誰がMJを超えていくのか見たかったかな。結局、神様には誰も敵わなかった、て所でしょうか?(来年あたり、また復帰したりして(笑))

こんな感じで、カネまみれのいやなニュースの多いスポーツ界ですが、しかし、希望の灯が無いわけではありません。特にプロ野球の新人選手。えっ?松坂くんだって?確かに"期待"してますけど。どうせマリーンズの選手でしょうって?(僕はマリーンズふぁんさ!!)いやいや、"希望"と言えるのはこの人でしょう。

スワローズのドラフト8位。丹波幹雄投手。24才。何が凄いって、もうプロ入り前から感動の嵐なんですよ。

丹波投手は松坂くんと同じ横浜高校の出身で将来を嘱望されるエースでしたが、2年生時に肘を故障。野球を断念します。以後、就職し、野球から離れていました。しかし、1995年夏、母校横浜高校で投手として活躍していた4才年下の弟さんが急性心不全で急死。弟のプロ入りの夢を叶えるべく、野球を再開します。肘にメスを入れて、クラブチームで腕を磨き、140km/hの速球も復活。晴れてドラフトで指名されました。

はっきり言って、クラブチームから指名された選手なんて数えるほどしかいない筈だし、さらに言えば怪我でブランクのある選手が指名される可能性なんて天文学的に低いんですよ。僕なら絶対指名しませんね。それを彼はひとり黙々と練習し、練習し、練習してスワローズのスカウトの目にとまった訳です。男の魂がスパークしまくりですよ。

契約金0円。年俸600万円。入団時のコメント「自分の力でお金は稼ぎます。死に物狂いでやります」(週間ベースボール1998・53号63ページから引用)

確かに、彼がそのまま活躍できるかわからないけど。それどころか、一軍に昇格する事も無く引退しちゃうかもしれないけど。でも、"夢"の為に頑張っているなぁ"ゼニカネ"じゃないなぁって思えるじゃないですか。

ま、僕は結構こういう話に弱いっていうのもありますけど(意外と涙もろい)、とにかく今年の新人で一番注目している選手です。みなさんもスワローズの背番号62の右腕を球場で、テレビで見かけたら応援しましょう!!

まあ、今回は長くなったし、こんなところで。
ではでは。


P.S. マリーンズの新人では3位の川井ってのが良いらしいよ。
   あと、セ・リーグでは横浜2位の矢野くんかな。

1/22追補:昨日、"ピペン引退"と書きましたが"移籍"の間違いです。ヒューストンらしいけど、たしかオラジュワンがいるチームでしたっけ?まぁ、それはそれで楽しみですが、年俸は●倍増だとか・・・。やれやれ。

Thu,Jan 14 1999

どうも。いきなり、日記を始めます。いま2:54。こんなことしている時間ではないんだが・・・。気が向いた時にちびちび書きますので、お好きな方は駄文にてお目汚しください。

目標、週に一回。(←無謀?)

さて、最近肩が痛くて困ります。年齢のせいでしょうか?風呂には毎日1時間近くは入っているのですが。症状としては特に左肩から首筋にかけて軽く痺れたような痛みがあります。と言っている内に右の肩胛骨の裏あたりも。こっちはつっぱている感じで仕事と夜更かしによる痛みの様ですが。
どなたか、東京都練馬区江古田近辺にて良い医者、マッサージ師がいたら教えてください。
mail:t-kawata@mte.biglobe.ne.jp

最近のもう一つの話題といえば、デジカメ。もう長いこと富士フィルムのCLIP−IT(DS−7)を使っているんだけど、そろそろ新しいのが欲しくて。
最近の売れ線はオリンパスのZOOM付きキャメディアですかね。製品名は忘れました。
いま実売がだいたい69,800円くらいらしいのですが、ちょっと衝動買いするには高い感じですね。

今日はこんなところで。ではでは〜。


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