元気の素とは?
世の中には、本当に元気な人がいる。
なぜこの人は、こんなに元気いっぱいで
いられるのだろう?
と、しばしば思うことはないだろうか?
では、元気の素の正体を探ってみよう!
1・ 元気な人というのは、物事に執着してはいない。
こだわりはあっても、執着心が薄いということである。
それは、割り切りと言う言葉にも置き換えられる。
自分にとって、必要なもの、大切なものを知っている。
もちろん、普段からそれを意識している人ばかりではなく
自然とそのことを行動の中に、組み込んでしまっている。
だから、くよくよしたり、悩みすぎて落ち込むことは少ない。
たとえ、落ち込んでも回復が早い。
では、そんな元気な人になるには、どうすればいいのだろう?
そこで、必要なのが元気の素なのである。
そんなものがあるのだろうか?あれば手に入れたい!と
思う人が沢山いる筈である。
では、具体的に元気の素を探ってみよう!
★ 元気の素は自分自身の中に!
元気の素は実を言うと自分の中に内在する。
それは、発動する心を持つことで、増幅される。
例えば、あなたに好きな人がいるとしよう。
その時、あなたの心の中で募る気持ちはどんどん
大きくなっていく。
そこで、どうするかが大きな分かれ道。
行動しよう!と心に決め、実際に行動に移るか否か?
この行動しよう!と思う心が元気の素なのである。
そして、実際行動する人が想いを実現出来る権利を持つ。
どんな些細なことでも、この魂の発動が
元気の素なのである。
何々をやりたいな!と思うことがなければ
何も始まらないし、何も変わってゆけない。
因果応報。原因があり、結果がある。
それは、全ての出来事に言えることであり
すべての出来事は偶然ではない!
と言うことである。
「果報は寝て待て」と言うのは、やるべき事を
やった後に続く言葉である。
まずは、想いあり!
そして、行動!なのである。
★ 対象はあるのか?
まずはあなたに何かの対象があるかどうかだ!
何々をやりたい!とか何々が欲しいという対象があるか否か。
例えば、恋をすればどんどんパワーが沸いてくる
その対象に向けるパワーこそが、元気の素である。
元気の素にも種類がある。
恋に限らず、物でもいい。夢でもいい。
対象を見つけるのは、あなた自身であり
対象に向かうのもあなた自身なのだ!
殆どの人が何かの対象に向かって進んでいる。
その過程で、気力が萎えることもあるだろうし
対象に向かうことを止めたりすることもある。
それはそれでいいと思う。
大切なのは、対象がその人にとって
どれだけの意味をもつものなのか、ということである。
それが分かるのは本人だけだからだ。
そして、想いの強さによってその人の行動する範囲が決まる。
元気の素が何であるかが、分かった所で
元気になる方法を具体的に探ってみよう!
元気になる方法
1.よく、寝る!
睡眠は大切である。
睡眠不足になると、体力的な分野ではもちろんだが
思考力が落ちるし、集中力も落ちてしまう。
そして、イライラして、物事に向かえなくなってしまう。
もちろん人にもよるし、パワーの漲っている人の場合は
当てはまらないこともあるが、適度な睡眠はどうしても
必要になる。
ここでは、元気になりたい!ということを主題にしているので
元気のある人には必要ないかも知れない。
兎に角、元気になりたいと思ったら、とりあえず
眠り、体と脳を回復させてやることだ。
2.自分の目標の再確認!
自分という人間は何を必要としているのか?
それを再確認する必要がある。
これは大切なことである。
ただ、のんべんだらりと過ごしていても生まれ落ちた
意味がない。
(それでもいい人は、そのままで居てください。
自分が生きて、何かをやって、元気に楽しく過ごしたい人は
読み進んでみて下さい)
誰にでも、こうしたい、ああしたいという欲望があります。
欲の無い人間は向上しません。
例えば欲の無いとてもいい人!と本当に思える人がいますが
その人にとっては物欲よりも精神的なものが大切なのだと
思います。
では、その人に欲はないか?と言えば
あります!
立派な人というのは、他人にも幸せを与えたい!と
思っているのです。
つまり〜したいと思っている訳です。
それも欲なのです。
私は以前、自分が偽善者のように思えてしかたのない時が
ありましたが、間違った考え方をしていたんですね。
他人にいいことをすることで、自分も気持ちがいい!
そういうことを繰り返していると、自然とパワーが蓄積されて
きます。
そのパワーをまた使ってゆく。そして、また蓄積される。
その繰り返しです。
話が少しずれてしまいましたが、自分の目標というのは
人それぞれです。
大きなものもあれば、身近な小さなものまであります。
また、目標の数も三つの人もあれば、五十の人もある。
時期によっても違ってきます。
それらを明確に再確認しなければなりません!
漠然としたものでは、すぐに忘れてしまうし、のびのびに
なってしまう危険もあります。
次の方法は私のやり方ですが、参考になるかも知れません。
1.目標の箇条書き
自分の目標、希望などを箇条書きにします
それを枝分けして行きます。
枝分けしたものを更に枝分けし、一番小さな単位まで
もって行きます。
例
簿記で一級を取りたい---テキストが必要------------書店に行く
何時、何処で試験があるか--ネットで調べる、人に聞く
勉強時間はいつ-----------自分の日程の確認
こんな感じでどんどん枝分けして行きます。
そして、末端から片付けていくわけです。
末端からかかっていくと以外と簡単だから
次のステップにかかりやすい。
順番にやって行くと、最終的には目標に辿り着きます。
ただ、その目標によっては難度の高低差があるでしょうから
達成できるもの、そうでないものはあります。
上記の簿記のようなテスト、または才能、運に左右されるもの
様々ですが、目標に向かう人間は輝いているのです。
努力というものには、何一つ無駄はありませんから。
もうひとつの方法は、無差別ノート列記法です。
これは何かと言うと、自分のやりたいこと、やらねばならぬこと
欲しいものなどを思いつくまま列記し、出来そうなものから
どんどん片付けていく方法です。
例
虫歯を治したい、ノートパソコンが欲しい、あの娘とデートしたい、出世したい
メールの返事を書かなければならない、背広が欲しい、育毛剤を買う
ゴルフクラブが欲しい、本を出版したい、参観日に行かなければならない
靴下が欲しい、爪をきらないといけない、部屋の掃除、風呂洗い
仕事のスケジュールをたてる
このように〜したい、しなければならない、欲しいなど次々と列記し
出来るものから片付けるのです。
片付いたら、赤ペンで消してゆく。
大きな目標の場合は、1で示した枝分けする方法で
片付けていきます。
まだまだ方法はありますが、目標の再確認と実施方法は
これで十分だと思います。
ひとつひとつ片付いてゆけば、落ち着いてくるし
充実感も増してきます。
そうすると、心がシャキっとしてくるんですね。
これを机上の空論にするか否かは、実行するかどうかの問題です。
何もやらなければ、それまで。「よしっ!」とすぐさま行動する人が
元気になってゆけるんですね。