かつて『天国にいちばん近い島』として有名になったニューカレドニア。その島とは、正確にはニューカレドニアの本島・グランドテール島ではなく、離島のひとつ『ウベア』を指すらしい。その島は『イルデパン』と並び、美しい海と高級ホテルリゾートとして観光客の人気を集めている。
私ホセが訪れたのは、その『ウベア』と同じ『ロイアリティ諸島』の中にありながら未だ観光開発が進んでいない『リフー』という島。海の美しさは人気両島にも引けはとらないはず...そして、ここには『お決まりリゾート』にはない、現地の人と触れ合う感覚が確かに存在する。
| 現地時間・朝8時過ぎ、トントゥータ国際空港到着。自分とは関係ないツアーバスに便乗して首都ヌーメアの中心『ココティエ広場』に。 | ||
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真っ先に『ロイヤリティ諸島観光局』に駆け込み、リフー島での宿泊先とレンタカーを手配。
『南太平洋のパリ』と呼ばれる街、それなりにソレっぽいところはあるものの、なんか期待外れ。 行き交う人々がパリっぽくないのと、時々協調性のないショップがあったりするせいなのか。 |
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| カフェで一服した後、マジェンダ空港から飛行機でリフー島へ。思ったより大きい(60人乗り程度)飛行機で快適なフライト。
*写真を撮り損ねたのが残念だが、ニューカレドニアは、国際線より国内線のほうがフライトアテンダントのルックスがよろしい。 |
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ヌーメアで手配した『ロカ・ヴイ』のレンタカー〜普通はプジョーかルノーのはずなのだが...でも、それ以上に乗るチャンスがない韓国車ってことで、貴重な体験!! 左ハンドルのマニュアル車、右側通行ですヨ。
島の南北を結ぶ主要道は渋滞とは無縁の上、キレイに整備され、おまけに迷うような道もなく、あまりにも快適なドライブが楽しめる。
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| 島の中心地からちょっと南にある『オアシス・ド・キアム』というホテル。決して高級ではないけれど、白を基調にした清楚でセンスの良いインテリア、実にくつろげます。
15室あるゲストルーム...1泊めは他に宿泊客はいなかったような。メシもまずくはなく、いいホテルなのに。 |
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ホテルの目の前には、ごく小さなビーチ。この眺望は、ひょっとしたらニューカレドニアで一番かもしれない。
ホテルのおねえさんは、ちょっとだけ英語も話せ、とても感じのいい方でした。 |
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二日目の朝、島の西側では数少ないビーチ『ドゥルエル海岸』へ。波は高くないが、とても強く押し寄せる。ビーチではあるが結構岩があって、泳ぐ時には着地に注意が必要。 |
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リーダー的存在のアメリアは「コンニチハ」だけ日本語を知ってて、フランス語とごく僅かの英語で一生懸命私との会話を試みる。私がフランス語を話せたら楽しい展開が待ってたのだろうか...。妹分のマルーは、シャイで微笑んでいるだけ。 レネは物腰といい、カ細い声で内股歩きといい、オカマくん? |
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| 『ドゥルエル海岸』から島の中心『ウエ』に。昼食をとれるところが見当たらずウロウロしてると、近くに勤めるオネエさまたちが「旅の人!」と呼んで手招き。
行ってみるとローストチキンとバゲット、そして飲み物をごちそうしてくれた。なんとも嬉しい体験。チキンはほんとにウマかった。 |
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島で最も美しいと賞される『ロンガニビーチ』
曇っててもこの青さ。こちらの波はいたって穏やか。泳ぐのに何の支障もない...と思ったら、突然「ピシッ!!」と腕に刺すような痛み。糸のようなものが絡みついてたので、釣り針を引っ掛けたかと思ったら、どうやら虫だった。その後肌にブツブツと出て来たが、たいしたことなく治まった。 |
| 3日め朝、ロンガニビーチへ行ってみたものの、曇ってて海に入る気にもなれず、『観光』として島の北西部『エアソ』へ。何かの祭りが行われるらしい海岸など行ってみたが、たった2泊のヨソ者に理解できるはずもなく『記録』に留める。
道中ところどころにこの様なメラネシアン住居、実際に使われているのが多いそうだ。 |
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| リフーを後に、本島へ舞い戻る。 | ||
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一大リゾート地『アンスバタ』は人と車でいっぱい日本人もいっぱい。海は特にキレイでもなく、波打ち際は茶色い砂を巻き上げて、むしろ汚く映るぐらい。海はあきらめ、土産探しをすることに決めた。 | |
| 帰国当日、滞在中で一番天気が良い。この2枚の写真と島の写真を比べて、こちらがいいと思ったら大間違いなのでご注意を。 | ![]() |
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