かわいいネズミ 〜J子の話〜 1999.10.25
 あれは、その子が小学校5年のときであった。少女の名は、(J子)。ある日、その子のお母さんが生まれたてのどぶネズミの赤ちゃんを5匹見つけました。J子は、普段からネズミは、だいっキライでしたが、その5匹のネズミは、生まれて間もない赤ちゃんで、口元などは愛くるしいほどでした。J子のお母さんは、そのネズミを川に流そうとしましたが、(お母さんも、かなり残酷!)
J子は、「かわいそうだから、止めて!」と泣き叫びました。それを見てお母さんは、しぶしぶ川に流すのを止めました。そのネズミたちをJ子は、何を思ったのか、「飼う!」と言い出し、お母さんもしばらく様子を見ることにしました。J子は、泣きやみ、早速飼育の準備に・・・煎餅の缶の蓋にティッシュを敷いて、(そんなのでいいの?)牛乳をやりながら、ミイちゃんなどと、名前を付けていました。
 その日の夜、ミイちゃんと他5匹のネズミたちは、J子と共に寝ることとなり、J子も又、うきうき気分で「おやすみ!ネズちゃん達・・・♪」などと言って、布団の枕元にそっと置いて布団の中に入りました。朝、夜が明けるとJ子は、ふと思ったらしい・・・「ん?なんでここで寝ているの?」そこは、たしか昨日の夜5匹のネズミちゃん達を寝かした場所のハズだけど・・・「ギャー!」みなさんのお察しの通り、飼育室が煎餅の蓋だけに・・・になってしまいました。それを見たお母さんは、「あんたが一番残酷やわ!」って思ったそうです。これは、実話です。チ〜ン!