台湾出張3分アドバイス
1)基礎知識
人口:2200万人、 面積:九州程度、公用語:北京語、電圧:110V
時差:一時間 (日本の朝8時=台湾の朝7時、一時間お寝坊ができます)
一人当たりGDP: 13115米ドル(1999)、日本の約半分というこの公式数字はあてになりません。
十分に先進国です。生活実感としては、日本と同等か低くみても日本の8割程度の豊かさです。
2)出発前
a) リムジンの予約
できれば、出発前、ホテルに空港→ホテルのリムジンサービスを頼んでおきましょう。
b) 台湾の人へのお土産
台湾にはなんでもあるので、特にお勧めはありません。センベイは好き嫌いがあるので、こじゃれた洋菓子などが、安全なようなです。おじさんには、和服の女性のカレンダー、若い女性には、キティちゃんグッズなどもいいかもしれません。
c) 台湾在住日本人へのお土産
台湾では、日本の雑誌も含め殆ど何でも手に入るので、特に必要ありません。
強いてあげれば、日本の週刊誌でしょうか。台湾でも手に入りますが、日本の1.5倍程度の値段です。
d) タバコ
マイルドセブンが台湾で売られています。
3)台北空港についたら
a) 両替
日本では、NTドルを手に入れにくいので、台湾で通関をでてすぐ両脇にある両替所で、
NT$を入手しましょう。また、台湾のホテルなどでは、日本円からNTドルに両替できるので、わざわざ日本国内で米ドルに代えて持って行く必要はありません。NT$1=3.5 − 4.0円
b) ホテルリムジン受付
通関を出て右の方にホテルリムジン受付があります。予約をしてある場合は、そこに行き名前を告げると、車を呼び出してくれます。
4)市内
a) 言葉
台湾の人は、外国語を話せる人が多いですが、一に英語、二に日本語です。
日本人が接するような会社は、社員10名ほどの会社でも、大抵、一人か二人、英語で商談ができます。
b) 交通
市内の交通は、タクシーだけで十分です。市内の端から端まで行っても200元(NT$)ぐらいです。
英語は、通じません。漢字で住所と行先を紙に書いて見せるのが一番確実です。
英語のホテル名を言っても通じません。 漢字でホテル名を書いて見せましょう。
住所さえ分かれば、大抵、目的地に着きます。
c) クレジットカード
VISA, Masterは、通じます。日本人客の多いところならJCBも通じます。
d) チップ
不要と考えていいです。
e) コンビニ
日本よりたくさんあり便利です。意外と弁当、おにぎりがおいしくないです。
f) 簡単な食事
マクドナルド、モスバーガー、吉野家などが便利。
一度は、有名な「牛肉麺」を食べることを薦めます。
お客がたくさんいるところなら失敗はしません。客の少ない「日式(日本式)料理屋」はおいしくないことが多いです。
g) 日本へのお土産
カラスミが定番。最近日本では少しブームなので烏龍茶がお勧め。
輸入ブランド品は、Duty Free Shopで買ってもそれ程安くありません。
若い人には、日本のartistの音楽CDが安いので好評です。日本で発売されているのと全く同じもので、300元(1200円)程度。日本語の歌詞カードも付いていますし、音質も変わりません。ややいかがわしそうなもので、100元くらいで、
日本の最新ヒット曲集というのが、出ています。これは、イリーガル品のようです。いけませんねえ。
5)ホテルでのPC/インターネットの利用
日本のままの環境で動きます。
電話のモジュラージャック形状、コンセント形状とも日本と同じです。
電圧も110vで、普通の日本のPCの規格内ですので、変圧器無しで正常に動きます。
できれば例の三つ足のコンセントを持っていた方が安全です。
利用しているプロバイダーの台湾でのアクセスポイント/アクセス方法を事前に調べておきましょう。
最悪、国際電話で日本のアクセスポイントに電話することまで覚悟しておけば、大抵なんとかなります。
6)盛り上がる話題/気をつけるべき話題
20代、30代の台湾の人は、日本人と同じタイミングで、日本のマンガを読んできました。「ブラックジャック」などの話は、同世代では盛り上がります。
外省人、本省人の話題(省籍矛盾)をするときは、少し神経を使いましょう。1945年の日本の敗戦後、蒋介石率いる国民党と一緒に台湾に入ってきた人々を外省人と呼び、それ以前から台湾にいた人々を本省人と呼びます。歴史的に国民党が厳しい政治をした時代もあり、今は、お互い仲良くしようとしているようですが、人によっては、過剰な反応があります。
7)簡単な観光
半日空き時間ができれば、「故宮博物館」へ。夜なら、夜市。「華西街観光夜市」など。
最近の若者の様子を見たければ、「西門町」。