1年を過ごす“感動”
皆さんは、お正月を何故“特別”に過ごしているのでしょうか?
おそらく、物心ついた時からそうして過ごしてきたからでしょう。
いにしえ
新年を迎えるという事は古より人々が、絶やす事無く自然に行ってきた伝統行事なのです。
太古の昔、人は大自然と共に生きていました。
野山に分け入り木の実を採り、狩をして生命を繋いでいました。
食べ物が手に入らなければ、飢えて死んでしまうしかないのです。
だから食べ物が沢山手に入れば人々は喜び、
暖かく明るい太陽や、安らぎを与えてくれる夜空、
大地に潤いをもたらす優しい水の流れ…
すべての美しい自然の恵みに感動し感謝の祈りを捧げ
実り乏しい時には大自然を畏怖し、祈りを捧げました。
いま
そして現代、1年間無事に過ごせた事に感動し感謝の祈りを捧げ、
新たにやって来る1年をまた無事に過ごせる様に願う気持ちが、お正月に受け継がれているのです。
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