〜物忌みの前日にふみを書く〜みなさんも、あの方の好きな紙に好きな花を添えて、恥じらいながらふみを出したのではないでしょうか?(*^v^*) ところが!もし、本当に平安時代の京に酷似した世界だとしたら…。 そうです。みなさん一度は古典文学、特に万葉集を読んだ事があると思うのですが、(記憶を手繰ってみて下さい〜)当時の書き言葉は“万葉仮名”よくて“漢字かな混じり文”ですよねぇ? 神子が書いた、下手したらマンガ文字のコギャル言葉…(笑)果たして八葉のみなさんは解読することが出来たのでしょうか??? 「…まったく神子は判らない事を書く。」 と、八葉の誰かさんにまたしても首をかしげられていそうです。 大体、藤姫から手渡される筆記用具は、きっと墨と筆。 神子!ぅ〜ん、頑張って!! …という訳で、試しに「万葉仮名」でお誘いを書くとどうなるのでしょう? 当時の和歌などを読むと、かなり今では親しみのない語句が出てきて、なかなか難解なのですが、当時恐らく、話し言葉と書き言葉は区別されていたと推測されます。 と、いう訳で、八葉とお話する事が出来るのだから話し言葉でお誘いをしてもいいかな? もちろん、縦書きでね。 さて。当時風に書いてみようと思ったのですが、縦書きでないとそれらしく書けない! それに、あんまり適当な事を書いてもいけないかな(笑)という事で、今回はこの辺で(逃げ)。 〜なぜ龍神だったのか〜何故龍神だったのかというと、それは古来からあった龍神信仰に基づくものと思われます。 もともと龍は、中国に生まれた架空の生き物でしたが、大陸からの文化の伝来と共に日本に やってきて、その架空性故に「森羅万象神宿る国」で神格を持ったものと思われます。 龍神と言えば雨を降らせる水神として祭られている事が多いようです。 余談ですが、神話の中では、「ヤマタノオロチ」が龍のモチーフになっていると思われます。 もちろん、龍神をお祭りした神社なども全国に沢山あり、日照りなどで食物の収穫が困難な 時には、雨乞いをして恵みを祈ったとされています。 ゲームの中でも、4神の呪詛を解かないと雨が降らないというのは、龍神の力が4神の呪詛 によって封じられていたから…という理屈がなりたちますよね? まあ、ビジュアル的にも龍神は、カッコイイし判りやすいですよね^^; 農耕民族であるこの国のこの時代、日照りで作物が不作になることは、非常に深刻な問題だったのです。 その事を考えれば、龍神=水神は、人々にとって非常に大切な力をもつ神様だった訳ですね。 [BACK] |